文学の道
唐詩選
中国、唐代の詩人の作品をあつめて分類した書物、「唐詩選」には西域の詩が多く、100編を越すものがあるという。その中から数首。
日本にも、井上靖「敦煌」「楼蘭」など、シルクロードに心を寄せる文学者は多い。(*12)
「ブドウ棚の下の玉座に座った王」のアラバスター
イラク・ニネベから出土したレリーフ。アラバスター(縞大理石) に描かれた浮彫。ブドウ棚の下の玉座に座った王が、将軍や武官を謁見している。紀元前7世紀の作品
=ロンドン、大英博物館蔵
葡萄の美酒 夜光の杯
飲まんと欲して琵琶馬上に催す
酔うて沙場に臥す 君笑うことなかれ
古来征戦 幾人か帰る
王翰(おうかん)・「涼州詞」
明日天山より出づ
蒼茫たり雲海の間
長風幾万里
吹き渡る玉門関...
李白・「関山月」
黄河遠く上がる白雲の間
一片の孤城 万仭の山
笛なんぞ用いん楊柳をうらむを
春光わたらず玉関門
王之渙・「涼州詞」
渭城の朝雨 軽塵をうるおし
客舎青青 柳色新たなり
君にすすむ さらにつくせ一杯の酒
西のかなた陽関を出づれば故人無からん
王維・「元二が安西に使するを送る」
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