文学の道
千夜一夜物語
  物語は、シャハリヤールの弟王が妻の不貞を発見し、死刑にしたところから始まる。やがてシャハリヤール自身の妃も不貞をはたらいていたことが分かり、王は彼女を殺害するが、それからというもの、王は世の中の女すべてを憎悪するあまり、毎日新しい妻を迎えては翌朝殺害していた。大臣の娘シェーラザードはこのことを知りながら、人々の命を救うために一計を案じ、王との結婚を承諾する。 
王に千夜一夜物語を聞かせるシュエラザード
         王に千夜一夜物語を聞かせるシュエラザード=イラスト上(*13)
@アラジンと魔法のランプ=中国
A船乗リシンドバッド=海のシルクロード
Bアリババと40人の盗賊=ペルシャ
C魔法の絨毯     その他
  婚礼の夜、彼女は王に物語を話して聞かせ、夜明け近くに話がちょうど佳境にかかったところで打ち切ってしまい、続きは翌日の夜に話すことにした。シェーラザードは毎夜、おもしろい物語を話しては、翌日も王が聞きたがるように仕向けた。そして最後には、王は残酷な考えを改め、シェーラザードと幸福に暮すことにしたという。
  物語の主なものは以下の話などで、改めて説明するまでもないが、これらは単なる話ではなく、何れもシルクロードの国々と関係ある話だ。商人たちが話したものを体系化したと思われる。
 すべてアラブの話と思っていたらシルクロードの産物だった。
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