ヒネモアとツタネカイの愛の物語

これを謳った「ポカレカレ・アナ」
マオリ伝説のひとつ。は、許されない恋の実りの歌だ。物語を謳った「ポカレカレ・アナ」はマオリの血を引くソプラノのキリ・テ・カナワがあるコンサートのアンコールでア・カペラで歌っている。
「ヒネモアとツタネカイの愛の物語」(*1)
  酋長の娘ヒネモアは湖のほとりで、湖上に浮かぶ小さな島から聞こえてくる美しい笛の調べに心焦がしていました。
  ある日、島の酋長が笛吹きを連れて湖畔にやって来ました。初めて会った二人は互いに引かれ合い、ヒネモアは笛の主が彼であると判ると、より一層、思いは募るのでした。
  でも、酋長の娘にとって笛吹きとの恋など許されぬ恋。会えない日が続き笛の調べだけが彼を感じる唯一の方法でした。日増しに想いが募るばかり。
  いつの日か、その美しい調べに誘われるまま、ヒネモアは暗い夜の湖を渡りました。笛吹きはヒネモアが無事泳ぎ着くことを祈りながら波打つ湖を鎮めようと愛の歌を奏でます。するとどうでしょう。月は雲間から顔を出し波ひとつなくなった湖上を明るく照らしします。それから二人は小さな島に愛の巣を作るのでした。
ポカレカレ・アナ歌詞(*2) 手紙も書いた。指輪も送った
わたしが辛い日々を送っていることを
いとしい人よ戻っておくれ
さざ波たつロトルアの水面
渡っておいで いとしい人よ
ここは穏やかだから
いとしい人よ戻っておくれ
君のためなら命も惜しくない
手紙も書いた。指輪も送った
君の家族は気づくだろう
わたしが辛い日々を送っていることを
いとしい人よ戻っておくれ
君のためなら命も惜しくない
キリ・テ・カナワ
キリ・テ・カナワ
The Super Concert 1996

のアンコール曲として歌う
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