川から引き上げられると石になるヒスイ
マオリにとって特別なもの
マオリの長老は「ヒスイは魚であり、
川から引き上げられるとヒスイに変わると伝えている。
  マオリはこの不思議な石をPOUNAMUと名づけている。鉄を知る以前は、それまでにマオリが知った最も硬い物質であった。この石から、南島の西岸に沿ったアルプスの麓で採れるこのヒスイを加工して武器や装飾、つり針などを作っていた。
  石、骨、羽飾りは昔からマオリの人々に個性的な装飾品として親しまれてきた。なかでもヘイティキというペンダントはグリーン・ストーン、正確には「ネフライト」または「ニュージーランド・ジェイド(ひすい)である。人を型取った奇妙な形は地位の高い人々に何代にも亘って受け継がれてきた。
  ネフライトは非常に硬いため、削り、磨き、そして最終的な形にするまでの加工に時間が掛かるので大変らしい。
 ヘイティキはかつて、女性だけが身に付けることが多かったし、現在でも変わらないという。自然の神タネが天地創造をしていた頃の伝説に基づき、地を造るメイドにされた男の妖精がティキだったことから付いた名前だ。
  ティキは値段を付けられないほどの貴重なものでティキを信じて肌身離さず持っている現代女性もいるという。
  グリーン・ストーンの他の素材には、イナンガ(真珠のような白みがかった緑色のグリーン・ストーン)、カワカワ(深く豊かな緑色を放つ)、そして、タンギワイ(涙のようなものが見える半透明のグリーン・ストーン)などがある。
  ロトルアの Jade Factory では店内工房で手作りしている。
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