ベジタリアン
宇宙のリズムで生きる
ベジタリアンという言葉はインドに関して必ず耳にする言葉。インド航空に乗ったときすぐに気づくことは、食事のときに「ベジタリアン?」と尋ねてくることだ。ベジタリアン向けの食事とそれ以外の食事(肉食)に二分されているもの。
  「ベジタリアン・ライフ・ノート」という本に出会ったら、サブ・タイトルに「地球のリズムで生きてみる」とあった。この話をインド人にしたら、「インド人は宇宙のリズムで生きているのだ」と笑われた。つまり、宇宙のリズムから外れたときに病気になったりのトラブルに遭うのだそうだ。
 そういえば、曼陀羅は宇宙から地球を見下ろした形だっけ?
 以上の定義は側面をみているにすぎない。巨視的にみるとこうなる。東洋の輪廻転生の思想からすると、動物も人間の仲間であり、その仲間を痛めつけることはできない。生きているものはすべて人間の仲間なのだ。
 また、動物は加工・料理して食べるのが一般的で、エネルギーを使う。計画的に食用として育てることは膨大なエネルギーの浪費にもつながる。
 ここまで意識していなくても、世界に広く分布するモンゴリアンは各地の先住民として現代文明のなかでは恵まれないが、自然を神とし必要のない殺生はせず、まさに地球の一員として理想的な生活をいているといえないだろうか。
 このまま、文明を推し進めていけば地球はいずれ破滅にいたる、といわれている。地球を、あるいは宇宙を破滅に導かないためにも、われわれは真剣に考える時期だと考える。
 日本人は欧米人よりも、腸が何割か長いといわれ、その理由は植物が食事の中心だから、といわれる。これは日本人が本質的にべジタリアンの素質をもっているともいえる。戦後、急速に肉食が普及したために消化器系の病気が増えたともきいた。
top