1993年、王朝転覆100周年記念
ハワイ人のアイデンティティを確認
白人36%、日本人22%、フィリピン人15%、先住民12%、残りはその他という他民族国家のハワイで王朝転覆100周年の集会の模様。*5
あなた方一人一人はもっと誇るべきものをもっている  イオラニ宮殿では王朝転覆時の寸劇が演じられた。
 「皆さん、この辛く苦しい時に私の言葉に耳を傾け、頭を高く上げ、自分自身に語るのです。
 あなた方一人一人はもっと誇るべきものをもっているからなのです。
 この国の遺産、国家への愛、プライドを保ちなさい。
 あなたの国家、民族のためです。しっかりするのです。
私たちは絶対にアメリカ人ではありません  私たちはアメリカ人ではありません。
こころの中で言いなさい。夢の中で言いなさい。
 ハワイ人として死ぬのです。
 絶対にアメリカ人ではありません。


 米国議会では、100年前のハワイは正式に米国の州になったのではなく、非合法的な手段によったのではないか、という反省の声も聞かれるという。
国旗は米国、州旗は英国?
この不思議
貿易風はためく英国旗ユニオンジャックをハワイで見かけて、不思議に感じたことはありませんか。ユニオンジャックに赤、自、水色の横縞を組み合わせたこの旗は、ハワイ州の州旗です。数えると8本ある横縞はハワイの主要な8つの島を象徴している。(*2)
米国旗と並んで掲揚される州旗には英国の影
米国旗と並んで掲揚される州旗には英国の影
 
  この旗の制定をめぐっては諸説があるが、有名なのはカメハメハ大王の自檀貿易に関わる説だ。王権樹立後、カメハメハ大王は外国との貿易活動を熱心に推進した。当時最大の輸出品は香木、白檀だった。1816年、王は16門の大砲を搭載した自らの戦艦フォレスター号に自檀を積み中国へ運ぶことを計画した。しかし建国間もない王はまだ船に揚げる国旗を製作していないことに気付いたのだ。
  カメハメハは政治顧問ジョン・ヤングとアイザック・デーヴィス、戦艦の船長、アレクサンダー・アダムスに国旗をデザインするよう命じた。できあがった旗には当時ハワイとの関係が深かった英国の旗が組み込まれていた。この旗が王朝時代から共和国、属領時代と受け継がれ、合衆国50番目の州となった1959年、州旗に昇格したのだ。
  州の紋章も州旗同様1959年に議会の承認を経て公式に採用された。この紋章には下半分を取り囲むようにハワイ語の文章が刻まれています。`Uamaukeeaokaainaikapono"(大地の生命は正義によって保たれる)
  この文章はハワイ州の理念を表す銘文で、1843年のカメハメハ3世の言葉から引用された。この時ハワイはジョージ・プレット率いる英国海軍に一時占領されたのだが、リチャード・トーマス提督の命令で軍は撤退、ハワイは即刻カメハメハ3世に返還された。この事件を受け、王が行った演説の一節がこの銘文となったのだ。
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