昔ばなし
中国
日本のたとえ話だと思っていたものが、実は中国がルーツだったという「たとえ話」
矛と盾(矛盾)
  往来で矛と盾を売っている男が言った。「この盾はどんな矛でも突き破ることはできませんぞ」  盾を下に置くと、今度は矛を持ち「この矛はどんな丈夫な盾でも突き破ってしまうのだ」一人の年寄りが尋ねた。「その矛で盾を突いたら、どうなるのかな?」男は顔を真っ赤にして答えることができなかった。
だんだんと不安な表情になる母
流言飛語
  費の国に、曾子と同姓同名の男がいて、人を殺した。国王は男を捕らえるおふれを出した。
  曾子の村人が、このおふれを見て「曾子が人を殺した」としゃべった。これを聞いた村人が曾子の母に「お宅の曾子が人殺しを」  「うちの子に限ってそんなことできません」
  別の村人が同じことを母親に言ったが母は信じなかった。しかし、3人目の村人が同じことを言った時、母はとうとう本気にして家を飛び出して行った
  ウソも繰り返されるとホントになるから恐ろしい。
蛇 足
  昔、一杯の酒徳利を何人かの人が取り合いを始めた。「みなで蛇の絵を描く競争をして早く描いた者がこの酒を飲むことにしよう」ということになった。
  木の枝で地面に早くも描き上げた一人が「出来たぞ。足まで描いてやろうと蛇に足を描き足した。
  次に描きあげた男が言った。「蛇には足なんかないさ。足のあるのは蛇じゃない」と徳利を飲み始めた。
  蛇に足を描き足した男は酒にありつけず、人の笑い者になってしまった。
top