インディオの神話
神話、伝説は沢山あるが、その中から面白そうなものを二つ。
「ブラジル・インディオの神話と伝説」
ヴァルデ=マル再話、永田銀子訳、福音館書店
アマゾンの 「ノアの方舟」
シナア−「世界を支える一本の木」
シナアは人を母とし、ジャガーを父として生まれた。何でも知っていたので一族を導き多くのことを教えた。ある時、シナアは大蛇がいる事に気づき人々に命じて殺させた。
すると雨が降り始めた。シナアは人々に言った。「森も野原も丘も川に覆われるだろう。すべてを覆うまで雨は止まないだろう。大きなカヌーを作って人々を乗せ、その中に動物を乗せ、作物を植えよう」。
舟に乗れない動物たちはみんな溺れてしまった。雨が止んで水も減ったのでシナアたちは家族で旅を始めた。行く先々で部族ができたが、みな、違う言葉を話すようになっていた。

右の乳房がない女族
イアムリクマの祭りで女たちが支度をしている間、男たちは狩に出かけていた。その男たちが帰ってこないので調べると動物に変えられていた。
女たちはこの村にはいられない、といって男の格好をして旅に出た。途中でいろいろな村で男たちを連れ去った。彼女たちは弓矢を引くのに邪魔な右の乳房がなかった。
最後の部分はギリシャ神話のアマゾネスに似ている。アマゾネスは黒海の辺りに実在し後で戦いが強く右の乳房が無かった。トルコのエフェソスへ移り住みアルテミス神殿に繋がったようだ。アルテミス女神はトルコでは豊穣の女神、ギリシャでは狩の神とされている。
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