エジプトの
女王たち

エジプトでは多くの女性が活躍している。
その中から紹介しよう。

右=上流階級の女性レリーフ
女性レリーフ イシス女神

ハトシェプスト女王     

ネフェルティティ

アンケセナーメン

クレオパトラ
イシス女神
(神話)
イシス ギリシャのデメテル女神(穀物神)、キリスト教のマリアに例えられる。
.....キリスト教は古代エジプトの影響を強く受けた。イシス女神の処女懐胎はマリアにそのまま引き継がれたし、エジプトの再生・復活の思想はキリストに受け継がれた。(「古代エジプト女王伝」新潮新書から)

.....ばらばらに殺された夫オシリスを縫い合わせて復活させたことからミイラの習慣が...

ハトシェプスト女王
(前1500年頃)
ハトシュプスト エジプトの歴史上、最初の女王
.....女王の葬祭殿には高床式の住居と帆船で着いた客人を歓迎する図が描かれている。ここから謎の大陸アトランティスはインドネシアではなかったか、と推測する。(「発光するアトランティス」)

.....付け髭が無く、胸の膨らみも認められる。

写真=メトロポリタン美術館蔵(「古代エジプト女王伝」新潮新書から)
ネフェルティティ
(前1350年頃)
ネフェルティティ アメンヘテプ三世、四世(イクナーテン)の妃
.....イクナーテン王の「アトン(太陽)賛歌」はユダヤ教に影響を及ぼした。(旧約聖書の詩編104に極似)=「古代女王ものがたり」酒井傳六・文春文庫
.....片目の胸像(左目が描かれていない)の理由。
(1)彫刻家トトメスがないがしろにされた恨みを目に現した。
(2)未完のままトトメスが死亡。
(3)発掘時に壊れたなど


=ドイツの調査隊が密かに持ち帰って未だに返還されない「胸像」(ベルリン美術館蔵
アンケセナーメン
(前1330年頃)
ツタンカーメン 謎の死を遂げ黄金のマスクを付けた夫のミイラに別れを告げた王妃は、棺の上に矢車菊を置いた。早産で死んだ長女の棺にも。そして次女の棺にも。

「さようなら、夫よ。私はこれからどうなるのでしょう。私を守ってください。そしてあの娘たちも。」

=「古代女王ものがたり」酒井傳六・文春文庫から
..え・長野恭子さん
クレオパトラ
(在位、前51〜30年)
クレオパトラ プトレマイオス王朝最後の女王。
.....アレクサンダー大王の将軍プトレマイオスは大王の死後、エジプト統治を任された後、独立し王朝は栄えた。
その最後の女王の物語はご存知のとおり。

.....シーザーとアントニウス、どちらの方を愛したのだろうか。
どちらでもない。真に愛したのはエジプトそのものだった。


写真=大英博物館蔵(「古代エジプト女王伝」新潮新書から) top