エジプトの
原理主義とは?
エジプトの原理主義といえば「ムスリム同胞団」しか知らなかった。
ルクソールのハトシェプスト女王葬祭殿での観光客襲撃事件で改めて認識を新たにしたので、簡単に紹介しよう。
朝日新聞に載ったイスラム過激派系譜
図=朝日新聞(97・11・22朝刊)から
イスラム集団
 観光業は売春と飲酒など多くの宗教上のタブーを破るとして攻撃をしている。
しかし、今回の凶悪な犯行で文化的な学生のサークルから始まった、この集団が武闘の果てに理念をも放棄した醜い末路をさらけ出した。
ジハード団
  ビデオ「サダト」にもなったサダト大統領の暗殺事件の裁判をニュースで見たが、法廷の檻の中で叫んでいたのが印象的だった。
「我々を裁けるのは、この法廷ではない。裁けるのはイスラム法だけだ!」
ムスリム同胞団
  穏健派に転向しているのに左図では過激派に入っているが、これは比較のため同じ枠に入れたのだろう。
医師、弁護士、教職などいわゆるインテリ層が中心。仕事を終えた後も社会の底辺層のために、独自のクリニックで患者を無料で診るなどの活躍をしており支持層は厚いようだ。
=「中東はどこへ行くのか」NHK平山解説委員                 top