夏の思い出づくりに行って来ました、夢の島。今日バイト先が棚卸しだったので、 いつもよりもメンバーが多かったので、誘ってみたら湘南サポーターのKくんが一緒に来てくれました多謝。 同じようにバイト先のヨーロッパサッカー大好き、ジャルデゥファンのYくんも誘ってみたが、こちらは失敗。 バイト後、俄然乗り気になったKくんと一緒にいろいろ説得してみたが、Yくんは疲れたと行って帰ってきました、無念。 やっぱJ2じゃだめですか〜、やっぱり。横浜FC対甲府だし。
夢の島競技場の最寄り駅はJR新木場。むう、こんな裏にグラウンドがあるとは気づかなかったよ。 いつもだとコミケ前でいろいろギラギラさせてるからのぅ。ちょっと暗くて一人だと危なそうな高架下を通って、 夢の島公園を目指すが、どこからグラウンドに入ったらいいかわからない。 うろうろしているうちに、試合はとっくに始まってる。Yくん説得で時間を割いたのも痛かったか。 いろいろ迷ったあげく、ようやくスタジアム到着。む、けっこうでかいですな、思ったより。 でもスタジアム入り口のガラスドアから、ピッチでパイプ椅子に座っている選手が見えるのはいかがなものか。 とにかくチケットを買って入るが、メインスタンドが当日券¥2800はきついっす。
横浜FC対ヴァンフォーレ甲府 1対1
けっこう海風が吹いていて、まぁ夏としては過ごしやすい。ただグラウンドでは風の影響でボールの軌道がかなり変化するようだ。
VFKは前半は風上から風下に攻めている。そのせいかCKがすごく曲がる。
今日はスタメンにいきなり大宮からレンタル移籍してきたFWジョルジーニョが。そのせいか、まだ大分戦後半で痛めた足のせいか藤田がベンチにも入っていない。
CK、FKはどうするのかと見ているとCKはすべてMF水越が蹴ってました。
前記した風のせいで前半の水越のCKは低く早く曲がって、甲府にもこんなすごいフリーキッカーが!って感じでした。
遅れて入場して、メインスタンド甲府よりに座席を決めてすぐに、MF水越が右サイドから中央へ入りこんで横浜ゴール前へ。
たまらずDFが倒していきなりPK。これをジョルジーニョが決めて、移籍後いきなり得点。
これはもしかして……とか思っていたら、横浜の猛烈なサイドアタックに耐えきれなくなったVFKのDFラインを
まずは左の突破からいいクロスを右にふり、それをさらに中に折り返しての強烈なゴールが。
5分もたたないうちに同点にされる。こっからどうなることかと思っていたが、横浜FCのものすごいプレッシングからサイドに長いパスを入れて
猛ダッシュという戦術になれてきたのか、その後何度か危ないシーンは作るも、徐々にVFKペースに。
前節の福岡戦で見られたサイドからの、何人もの選手がからんでの崩しで惜しいチャンスをVFKが作るも、あと一歩で決められず。
クロスバーをたたく惜しいヘディングもあったのだが。横浜FCもたまにするどいサイド突破から、左右にふっていいクロスをあげるが決められず。
このへんが横浜FCが低迷する原因か。ほんとVFKもそうだけど、あとは決めるひとだけですなぁ。
前半途中から前半終了まではVFKペースでこのままいけば……と思ったが、後半風下にたつとキーパーからのキックが途中で押し戻されたりして
なかなかリズムが作れず。ジョルジーニョと他の攻撃陣の連携も今ひとつ。お互いにミスが目立って、そのまま後半終了。
前半のお互いの攻撃的なサッカーが後半も続くと、ほんといいゲームだったんだけど。
夢の島競技場の売店は、どっかのビルの屋上みたいなとこに、つんとクーラーボックスとふつうの折り畳み机をおいただけのとこでした。 売り子のおっさんが二人しかいなくて、充分な照明もない暗闇で頑張って売ってました。しかも高かった。 あれは今まで見た中で一番キビシイ売店でした。学校の模擬店は巨大デパートか?って感じでしたよ。
後半になるとかなりだれた感じで、お子さまたちが飛び跳ねてました。Kくんは持参のカメラで、あっちいったりこっちいったりで撮りまくってました。 さらに試合後、スタンドへの挨拶が終わって他の選手がみんな中に引っ込んだのに、ひとり吉崎だけが大木監督にえんえんと甲府側スタンド前で注意されてました。 こんなさらし刑は初めてみました。吉崎もあんまりいいプレーができなかったせいか、悔しさからかじっと下を向いて聞いてました、きびしい。 試合後、ぼんやりしていたら遅くなったので、そのまま出待ちしてみる。何人かの選手が通り過ぎたあと、ぼそっとKくんが「横浜と甲府の選手って、一発で見分けられますねぇ」 たしかに。横浜FCの選手は黒のスーツでびしっと決まってるひとが多く、甲府はみんなかなりラフな感じ。 そのままどこかのショッピングセンターにいたら、大学生とまちがわれそうなアットホームな選手の多いVFKだけど、自分は親しみやすい感じが好きです。 あんまりアットホームすぎるのもアレですが。つうかいきなり携帯で話し始めて、誘導ロープ越えて、追っかけてくる子供をふりきって 走っていった某選手は無事逃げ切ったのでしょうか?得意のドリブル突破のようにふりきれるといいんですが。 あんまり疲れすぎて本業に支障をきたさないように。
暑い日が続く。ぼんやりしてるうちにコミケが始まってしまった。 こんな晴れの厳しい日が続くと、外の行列で何人も倒れそうだ。 死人がでちゃいそうな暑さ。今年はコミケにはほとんど参加せず、 本も作らないので昨日までコミケが始まる意識がなかった。 ほんとあっという間に時間がすぎるもんです。 参加される方、頑張ってください。
昼過ぎまでなかむくん宅で寝る。そのままぐうたらしつつも、3時過ぎの電車で東京に。 何駅か過ぎたところで、オレの座っている横のドアがしっかりしまらなくなり、駅員が走ってくる。 何度か調子を見ていたが、そのまま数駅すぎたところで、このドアは使用しないことに。 駅員が見ていた時間ぶんだけどんどん遅れが出て、けっきょく立川行が高尾どまりに。 トラブルは続くもんだなぁ。
朝起きると、夜からずっとかけっぱなしだった冷房の風がもろにあたって寒い。 ドライバーがひとりしかいなくて、しかもナビはすぐ間違えあせりまくるという悪条件。 それでも新潟甲府間をむりやり800キロを往復することに。 こんな無茶は、いつもどおりオレがおもしろ半分で提案。 初めはあっさりなかむくんに断られ、まぁ仕方ないとあきらめていたら、 急になかむくんがやる気になって実現した。
起き出したときは曇っていたが、外に出ると日ざしが出てくる。暑くなりそう。 カローラフィールダーのカーステレオから、いきなりもっちーが流れ出すなか、午前9時ごろなかむ宅出発。 すぐに中央自動車道に。土曜で夏休みだからか、けっこう車多し。 行程は中央道、長野道、上信越道、最後に北陸道で新潟スタジアムそばまで。全行程で380kmあるけど、ほとんど高速なので、時間はかかるが肉体的には以前の東京行よりは楽なはず。
午前9時30分ごろに双葉サービスエリア(以下SA)で初めて休憩。飲み物とパン購入。 なかむくん曰く「車は足先と腰。とくに腰が重要。腰に意識を集中してると路面状況がよく分かる」 なるほど知りませんでした。ふたたび出発。 順調に高速をとばして10時過ぎに長野県入り。そのまま中央道最高点を通過。 あまり実感わかず。なかむくんのカローラフィールダーは、 けっこう車体はでかいがエンジンが1500ccなので、ちょっと加速がきついときもある。 持ち主のこだわりで、マニュアルミッション。これが帰り道かなりひびいてくるのだが…… 午前10時30分ごろに岡谷ジャンクション(以下JCT)に。ここからは長野道。
麻績村(おみむら)という地名になかむくんが反応。声優で麻績村まゆ子というのがいるそうだ。 ここらへんの出身なんだろうか。ホームページには、東京出身て書いてあるけど。 午前11時20分すぎに更埴JCTに。ここからは上信越道。 たぶん高速のはずなのだが、けっこう頻繁に4車線が2車線になっていて、 うかつに追い越しもできず。さらに2車線で中央分離帯がないところもかなりあった。 ラインの上に申し訳程度に、軟質素材のポールが並んでいるだけで、 100km近い速度で対向車が走ってくる。なかなかスリリングでした。 帰りに夜中にここを走らないといけないのはつらそうだ。 午前11時30分ごろ松代パーキングエリア(以下PA)で、2度目の休憩。 アイス食って少しぼんやりする。なかむくんの体調は、昨日からちょっと頭痛ぎみらしく前回の東京行よりは 悪いがまだ大丈夫らしい。
午後12時10分すぎに新潟県入り。さらに午後12時30分には上越JCT到着。ここからは北陸道。 あとはひたすら新潟目指して北上。午後12時46分、はじめて日本海を見る。 高速わきの景色がとぎれたと思ったら、いきなり青い線がまっすぐ見えた。 まともに意識して日本海を見たのは、これが生まれてはじめてかも。うわぁとかあほな歓声をあげて見入る。 その後は順調に午後1時11分に長岡JCTをすぎて、午後1時42分には新潟中央インターチェンジに。 ほとんど問題なく午後1時50分すぎにビッグスワンに到着。 ビッグスワンの駐車場に入れるときに帰りのことを考えて、楽な場所を選ばないととか思っているうちに 道を通り過ぎそうになりナビ役の自分があわててしまった。まぁなんとかましなとこに駐車できたのでよし。 さすがに午後18時にキックオフだけあって、メイン駐車場も空いていた。
さすがに疲れたのか、ぼんやり休んでいるなかむくんを残して、スタジアム周辺をチェックしに行く。 スタジアムがそこに見えているのにかなりあるかないといけない。かなり中はだだっ広い。 人がいっぱいいればこの広さが役に立つのだが。さすがに見て回るには自転車がほしくなる。 強い日差しの中、午後2時過ぎなのにすでに入り口には、いい場所をとろうとアルビレックスサポーターの行列。 タフな人たちだ。今回はチケットを事前に入手できなかったので売り場を探すが、 当日券売り場はまだ開いてなかったので、車に戻ることに。さすがに早く着きすぎた。 駐車場に戻る途中、公園内の売店でかき氷を買っていく。売店の中はクーラーがかかっていた。 こんな広いスタジアムと公園なのに、こんな小さな売店がひとつで大丈夫なのかといらん心配をする。
車にもどって寝ていたなかむくんと試合までの時間のつぶし方を協議する。 さすがにぼんやりしてるだけだともったいないので、地図にのっているスタジアム周辺のコンビニまで歩いてみる。 スタジアムのある公園の周りは畑と、まばらに家があるだけ。けっこう細い道をふらふらと歩く。 なんか田舎に帰ってきた気分。しばらく歩くと新潟市内に入る幹線道路に出る。 けっこう車が多い道を新潟方面に歩く。目当てのコンビニは発見するも、入らずもう少しふらふらして見る。 新刊屋と古本屋を発見。郊外型の大きな駐車場のある新刊屋の看板に「なんでも手に入る」と書いてある。 なかむくんが「ほんとに何でもあるんだな。じゃあ探している島本和彦の初期作品集もあるんだな」と意気込む。 いや、それってすでに店頭在庫のみの本らしいんですが。案の定なし。でもなぜか荷物が増えている謎。 古本屋ものぞいてみたけど、おもてにDVDと書いてあるけど、エロとかが少しあるだけ。 ひたすら漫画がメインだった。カバーがかけてないので一生懸命立ち読みしてる子がけっこういた。 びっくりしたのは表のガラスから直射日光が、棚の本に直接当たっていること。 せめてブラインドぐらいはつけてほしかった。さっさとここは後にして、ここまでで発見した唯一の喫茶店を目指す。 ちょっと遅めの昼飯を喫茶店ですます。妙にこじゃれた内装の喫茶店だったが、値段はリーズナブルだった。 昼飯のあとゆっくりして、コンビニでメントスやガムを帰りの眠気防止に買い込んで、いざビッグスワンへ。
日もようやく沈みかけて、風も出てきて少しはすごしやすくなってくる。 土曜ということもあって、スタジアム周辺はかなり混んできている。 チケットを買おうと売り場に近づくと、そばで待っていたらしいお姉さんがよってくる。 お姉さんからチケットを1人500円で買うことに。うわさのビッグスワンばらまき作戦の余りチケットのようだ。 安く入れてうれしい。
中にはいると、外から思ったよりは少し狭い感じか。サッカー専用ではないがわりあいピッチが近く、 座席の配置もゴール裏なども角度がついていて見やすい。今回買ったチケットではメインスタンドには入れない。 甲府側のバックネット裏に座ることに。さすがにこっちのゴール裏はすいていた。反対側はびっちりとオレンジ色にそまっている。 はじめは少し空きがあったが、試合前になるとひとがどんどん増えてきて、2階席もかなりうまり、 甲府側も両サイドからオレンジ色の軍団に染まってゆく。うわさには聞いていたが、かなりの観客。 ここはほんとにJ2ですか?ビッグスワンの由来にもなった白い屋根がぐるりとスタジアムをおおっていて、 ピッチの上には屋根がないが、応援の声が反響してかなりの迫力。これだ、これがアウェイの雰囲気だよ。 ちょっと感動しつつも、新潟サポーターの多さに気後れする。
アルビレックス新潟対ヴァンフォーレ甲府 1対0
完全なアウェイの雰囲気、しかも大観衆のなかで、VFKはいきなり攻め込んでいく。
かなりアグレッシブにゴールを狙い、すばやい再度の崩しからのアーリークロスで、ワントップの松島に合わせようとする。
しかし新潟DFセルジオ、丸山のマークがきびしく、ペナルティーエリア内の厳しいところではほとんど自由になれず。
徐々に新潟ペースになるがVFKもDFがしっかり守って、新潟のマルクス、船越をなんとか押さえている。
何度か危ないチャンスもあったが、前半は0対0。これはうまくいくかもと期待する。
後半開始から新潟が攻勢を強める。新潟MF寺川がスピードある動きで自由自在に動くので
VFKの中盤の守備がついていけず何度もチャンスを作られる。さらに新潟ボランチの安がドリブルで中央突破。
VFKの選手もタックルにいくがするりとかわしてドリブル。
W杯ブラジル対イングランドでのロナウジーニョのようにやられるイメージがわく。
しかしここはなんとかVFKのDF陣ががんばって無得点。新潟の攻撃が続く。
そして、うまく前後に動いてマークをはずし始めていた新潟の大型FW船越にボールが渡る。
VFKのDFもゴール前を固める。船越はシュートコースがなくなって、左にドリブル。
それにDF仲田がついていく。一瞬の隙をついて船越が仲田の走る足の間からシュート。
これがゴールキーパーの手の先を通って、ゴール。盛り上がっていたスタジアムが、一瞬おいて大歓声に包まれる。
新潟先制。わき上がる相手サポーターの歓声がサラウンドで耳に届く。ぐわー、かなり悔しい。
その後、甲府はなんども藤田や影山がおしいチャンスを作るが、ペナルティーボックス内で松島があと少し届かない。
そして試合終了。アウェイでもかなり積極的に攻めたが、最後はFWの決定力の差が出てしまった。無念。
試合開始のころはかなり余裕があって、隣の座席に荷物をおいてゆっくり見ていたが、そのうち混みだして周りもひとが。 甲府サポーターからは少し離れた位置に陣取ったひねくれものの我々の周りには、かなり新潟よりのお客さんが増える。 レプリカユニフォームを着ていたのはオレだけだったが、後ろと隣に女連れの兄ちゃんたちが座ったので少し詰める。 後半は、ほとんどなかむくんの方に詰める感じに。力弱っ。
新潟スタジアムはかなり見やすくて、お客も多くていい感じだったが、オーロラビジョンがなぜか甲府側から見えない すぐ上の側でしかリプレイしない。新潟サポーターが陣取っているゴール裏側だとよく見えるのだが、 甲府側からだと観客席の最前列までいって後ろを振り返らないと見えない。 新潟サポーターの陣取っている上にも、少し小さめのオーロラビジョンがあるのだが、 新潟対甲府の表示だけで試合前から変化なし。こっちにもお客さんがいるんだから見せてほしい。せっかく設備あるんだから。 トイレも多くて通路も広くてかなりスタジアムはいい雰囲気。 ただ、客席と通路のあいだの吹き抜けに募金箱だけがぽつんと机の上に置いてあった。 豪華な最新スタジアムと対照的で味わい深かった。だれも人がいなくて募金箱大丈夫なんだろうか。
試合前に練習が終わるとうわさのアルビレックスチアリーダーズのお姉さんたちが登場。 片方の肩とおへそが露出したコスチュームだが、ちとあか抜けない感じが。ちなみにアンダースコートは青でした<オイ 演技はなかなか派手な感じだったけど、メインスタンド側正面でしか演技してくれなかったのでよく見えず。 試合中になにげにグラウンドわきのゲート入り口を見るとチアリーダーのお姉さんたちが、並んで試合を観戦中。 ちょっとほほえましい感じだったが、なんであんなとこで見てるんだろう?と不思議に思っていたがそのうち判明。 新潟の選手がゴールしたときに出てきて、ゴール裏サポーター前で踊るためでした。 ちなみにアウェイ側が決めたときに踊ってくれるかは不明。だって無得点だし。
試合がおわり帰ろうとする。後半途中からなかむくんは押し黙ってなにも語らない。 スタジアムから続々と出てくる人波をしばし呆気にとられて眺めたあと、駐車場をめざして歩き出す。 途中でなかむくんがトイレに。さいわいトイレは駐車場そばにあった。 けっこういろいろな施設が離れていてスタジアムを出るとトイレにも苦労する。 外でぼんやり待っていたがなかなかなかむくんが出てこない。20分近く待って不安になって携帯に電話。 なかむくんは結局30分以上トイレだった。どうやら腹の調子がいきなりおかしくなったようだ。
午後8時37分にようやく車を出す。だいぶ試合から時間がたっているので、駐車場からもわりとスムーズに出られた。 ちょっと走っているとなかむくんがまたうなりだす。腹痛だ。近くのコンビニに駆け込む。 かなりひどい腹痛のようだ。なかむくん曰く昼に食べたスパゲッティが怪しいとのこと。
ちょっと休んで、なかむくんが回復したので出発。 しかし暗くて、オレがナビを間違えてインターチェンジへの最短ルートに入れず。 大駐車場の出口からの合流ポイントに出てしまう。なかなか進まない車。 またもなかむくんがうなり出す。このまま進むべきか、いったん元のコンビニかスタジアムに戻るか悩む。 宏峰さんからいきなり電話。静岡平まで出撃して、清水エスパルス対東京ヴェルディ1969の試合を見に行かれたらしい。 電話をもらったときに必死でもとに戻るルートを探していたので、返事もそこそこに携帯を切ってしまった。宏峰さん、すみません。 なかむくんはこのまま高速にのって、PAを目指すらしい。あんた男だよ……つうか持つのか? なんだかんだで午後9時24分ようやく高速に乗る。コンビニを出てから30分ぐらいロスする。 ようやく落ち着いて宏峰さんに電話。バスツアーで静岡まで出撃されたらしい。 あいかわらずすごいパワーですなぁ。ほんとにヴェルディが好きなんですね。
高速にのってからはなかむくんが必死の形相でとばし、なんとかPAにまにあった。 その後は何度か休憩をまじえつつ、車が少ない時間なのでできるだけとばしていく。 途中で対向車線で発煙筒がたかれているのを見る。事故らしい。 上信越道の頻繁な車線の増減にもようやくなれる。 インターチェンジがあるたびに合流のときの安全確保のために車線が増えるようだ。 時間が時間だけに車が少ないぶん、まわりの車もどんどん飛ばしてくる。 車線が減ると速度を落とし、増えるととばす車の後ろについてしまい、なかなか抜けずに困る。 自分たちの後ろの車もイライラしてきたのか、パッシングされる。あんた1車線しかないのにいらいらすんなよ。
青ざめた顔をしながらなんとか車を走らせてきたなかむくんだが、途中左腕を触ったらかなり冷たくなっていた。 血行障害を起こしているようだ。熱もあるらしい。サービスエリアで休むときも座席でぐったりしていた。 ほんとに帰り着けるか心配だ。無理せず明け方になってもいいからゆっくり休みながら行ったほうがいいかもと、俺が提案。 なかむくんは何とか頑張って帰ることを主張。ドライバーにお任せする。 夜で景色が変わらず、スピードが出ているとだんだん眠くなってくる。ドライバーが運転中眠り始めたらおしまいだ。 車がちょっとでもふらついたらなかむくんに注意しようと、こちらも必死で目を開けてラインを見る。 「おれはできる、できる、できる……」なかむくんがハンドルにかじりつきながらつぶやく。 しかしなかなか甲府につかない。じりじりと時間がすすむ。 なかむくんは他の音楽を捨てて、望月久代の歌をずっとかけ続ける。
なんとか山梨に入る。とうとう出発点までくる。インターチェンジで速度を落とし始めるとほっと気が抜ける。 しかし、一般道に戻ってから、なかむくんが道がわからないと言う。 暗くて景色が見えないので、どちらに行くべきかわからない。 すっかり安心していて地図を見ていなかったので、あわてるオレ。 あせって適当なことをいって、どんどんなかむくん宅から離れていく。 今回はすぐかっとあがってしまう自分の悪い気性が、大事なところであせってまともにナビができず。 なかむくんに申し訳なかった。 なんだかんだでまた20分くらいかかって、ようやく帰り着く。 へろへろになってろくに言葉も交わさず、布団に倒れ込む。 なかむくんはまだ高ぶっているのか、寝ころんで昼間買った漫画を読み始める。 オレは眠かったので、さっさと電気を消して寝始める。なかむくんもしぶしぶ寝る。
バイト後、いったん家に帰って忘れ物をとってきたせいで、夜中の11時過ぎに山梨入り。 厳しい時間なのになかむくんに車で迎えに来てもらう。 明日のルートの軽い打ち合わせのあと、さっさと寝る。
ぼんやりと昼頃に起きると、なかむくんはすでに起きている。 「ぴたテン」には間に合うように1回起きてみたんだけど、眠すぎてオレは寝直してしまったのだった。 このまま、すぐに帰るのはちと寂しいので、なかむくんの車で近所のおいしい鰻を食べにいく。 鰻重をくってぼんやり話しているうちに、むりやり車で東京までオレを送る話になる。 なかむくんがうっかり「いい天気だからドライブでもしようかな」と言ったのが運の尽き。 さらに面白さとイベント性を追求して、中央道をつかわず下の国道20号線をつかうことをオレが主張。 たいていこんな面白さと勢いで決めたときは、毎回エライ目に会うことになっているんだけど今回はどうなることやら。
満腹のまま、ぼんやりと国道20号を走り始める。はじめのうちは何の問題もなく、コンビニによったり、
MP3にあわせて歌ったり(なかむ車にはMP3もOKなプレーヤーがついてるのだ)しているうちに、
道がだんだん細く曲がりくねってくる。おお、いよいよイベント発生か?
山の中に入るとほぼすべてのコーナーがブラインドコーナーだったり、走り屋対策にコーナーに細かい段差がついている。
運転しているなかむくんもだんだんだまってくる。いつもの集中した例の表情になってくる。
まだそんなにスピードを出さずになかむくんが走っていたせいで、コーナーでやばかったことはなかった。
しかし、相模湖付近の上野原で思わぬ難所に出くわす。それまで比較的まっすぐだった道が、
町の中心部を通るためにぐるっと大きく曲がり、かなり長い坂道になる。
しかも信号がずっとないくせに、他の道から車がどんどん合流してくるので、狭い坂道で車が渋滞することに。
なかむくんはこだわってマニュアル車にしたので、坂道での渋滞はかなりつらい様子だった。
さらに油断しているとオートバイがひょっと横から飛び出してくる。
いくら高速があるとはいっても、国道なんだからもうちょっと信号増やすなり、
バイパス作るなり考えてほしいんだけど、お金ないんだろうなぁ。
環境破壊のことも考えると、そんなにばんばん道増やせないだろうし。
なぜか革ブーツで来てしまったなかむくん、途中からずっと足がイテェとうなってました。
ほんとにお疲れさまでした。
さて、上野原の町なかを20号は通っているのだが、商店街のどまん中で国道をせき止めて工事するわけにもいかないので、
センターラインはかすれているし、脇のほうはぼろぼろくずれたり、ひび入っていたりしてなかなかイカス感じでしたよ。
町中を昔から走ってる道らしく2車線しかないし。拡張はさすがに無理か。
これがほんとに国道か〜〜。町も道路もちょっとさびれた感じが痛かったです。
町をいくつか抜けて、山の中の道で後ろからあおられたりしながらも頑張ってすすむうちに、ようやく高尾山に到着。
ほっとするのもつかの間、山からの下りの道に入るとなぜかいきなりバイクが多数出現。
これがほとんどマナーがひどくて、渋滞や信号で止まっている車の間をぐいぐいすり抜けてゆく。
「バイクも車なんだぞ」なかむくんが怒るが、とうぜん効き目なし。
しょうがないから、バイクが入ってこないように路肩までみっちりはばよせしちゃいました、てへ。
さすがに高尾山まで来ると道が4車線以上にひろがって、すいすい進めるように。
こっからは楽勝かなと思っていたら次のワナが!
車線が増えたのはいいが、うまく車線選択しないと行きたいところにいけなくなってしまったのだ。
これがぼんやりしてると次々と交差点がせまってくる。
道路地図持ってればいいんだけど、なかむくんの山梨県用があるだけ。
ちょっと気を抜いてると20号から離れてしまいそうなので、周りをよく見て標識や前の車の動きを手がかりに、
どんどん次の車線を選んばないといけない。
なかむくんだけではさすがに無理なので、助手席のオレも一生懸命見てました。
そんなこんなでようやく調布に到着。たしか3時半に山梨を出たけど、調布到着は7時ぐらいでした。
ばて気味のなかむくんに別れをつげて、オレは調布から電車で帰宅。
なかむくんはさすがに帰りは中央道を使用。のぼりの混雑を後目にすいすい帰られたそうだ。
あとで聞いたら、坂道で何度もクラッチを踏みなおしていたから、足の筋肉痛がひどかったらしい。
面白がって、無茶な提案してすまぬ。ほんとお疲れさまでした。
しかしこれでまた運転スキルが上がったからよしとしません?あ、ごめんごめん。怒らないで〜〜。
帰ってTVをつけると稲城の緑チームが苦戦している。横浜の茸頭が大活躍したらしい。 それにしてもほんとヴェルディはエジムンドまかせだけだよ。 真ん中で誰かがボール持ったら、サイドでオーバーラップするなりして開かないと、 代表ずらりとそろえた横浜のDFは崩せないって。 とにかく困ったら、サイドを広くつかってDFを左右に振るっていうのが、サッカーの基本だと思うんですが。 こりゃエジムンドが怪我でもしたら、ほんと来年小瀬で緑が見られそうですな。 そうなったらただでさえ少ないヴェルディサポーターはどうなることやら。南無。
朝まで騒いでいたのでかなり眠いが、なんとか10時半過ぎに起き出し、秋葉へ。 なかむくんの買い出しは比較的順調に終わる。さらに自分は昨日壊れたHDを修理に出す。 これで荷物がだいぶ減ったよ。
当初の予定よりだいぶ遅れていたので、特急を使って甲府へ。ああ、こりゃほんと楽だわ。 値段を気にしないならずっとこれ使いたいわぁ。広いし、静かだし。
なんとか時間に間に合わせてグラウンドにつくと、まだ結構明るい。すっかり夏ですな。 そのせいでかなり蒸し暑い。最後まで気力が持つかしらん。
ヴァンフォーレ甲府対横浜FC 1対0
試合は、甲府が前半30分過ぎに水越がゴール前でつめてチャンスになるもシュートできず。
しかしボールをなんとか左サイドで回して、横浜FCの注意をそらし、ひそかに右からPA内にあがっていた土橋がGKの股抜きシュート。
怪我で去年をほとんど棒に振った土橋の復帰後初ゴールに、スタンドは盛り上がる。
いい時間帯に点がとれたので、後半もうまいこと相手の攻撃をいなしながら、なんとかカウンターをねらってほしいと思う。
訂正
水越が惜しかったのは得点チャンスの前のときでした。
さらに土橋が股間を抜いてシュートしたのはGKではなく、横浜のディフェンス選手でした。
31分ごろ、左サイドのスローインから藤田へ。藤田が松島へスルーパス。
オフサイドぎりぎりで抜け出した松島が、水越とのパス交換でチャンスを作るも
うまく攻め込めず、石原、倉貫と何度か左サイドでパス交換して、
GKを引きつけて松島がシュート。これはゴールライン際で横浜選手がクリア。
そこへ走り込んでいた土橋が、横浜選手の股間を抜いてゴール。
スカパーで確認したら、こんな感じでした。けっこう記憶いいかげんですみませんでした。
後半が始まると、横浜FCの怒濤の攻めが開始される。甲府もなんとか攻めの形を作ろうとするが、
MF藤田にDFからのフィードを集め、なんとかキープして時間を作ってFWにパスという形でしか攻められず。
しかも横浜の攻めに比べると攻めの形を作れた数が圧倒的に少なかった。
まぁ、この展開では仕方なしか。甲府もDFに仲田と池端が戻ったので、PA内でのぎりぎりの守備ができるようになっている。
このまま、なんとかいってくれと祈っていたが、ボランチの鶴見がイエロー2枚で退場に。
1枚目は中盤で抜け出されてしまった選手に、やむなく後ろからいったからしょうがないかもしれない。
でも、2枚目はこちらがよくわからないうちにもらってしまっていたのが、無念だった。
10人となった甲府はFW松島も必死に後ろに戻って守備をして、なんとか横浜の攻撃をかわす。
何度もこりゃだめだ!というシーンがあったが、いつも1試合に1回はつまらないキャッチングミスをしている印象のGK鶴田が
ナイスセービングを連発。さらにDF陣も相手のシュートに体をはった守備で、何度もクリアする。
いつの間にVFKがこんな気迫ある守備ができるようになったのかと思うようなプレーが随所に。
ただ、相手のシュートがなぜか少しそれたり、クロスバーにあたったり運もかなり味方していたかも。
後半45分がすぎて、ロスタイムがなんと5分。そんなに試合が止まっていたとも思えないのに。
これにはお客さんからも不満の声が。しかし、そんなことはお構いなしに横浜の攻撃は続く。
後半30分過ぎからは、ずっと「ひっ」とか「うっ」とかしか言ってませんでした。
長い時間が過ぎて、ようやく終了したときも、始めはまだあまり実感がわいてこなかったが、
じわじわとうれしくなって、選手にスタンディングオベイションしてました。
試合後、なかむくんとしみじみと勝利の余韻を楽しむ。山梨のなかむくん宅でビールをあけて、祝杯をあげる。 次の水曜のホーム大分戦に、中盤のかなめの鶴見がいないのは痛いが、まぁとりあえず勝てたことにほっとする。
明日の甲府ホームでの横浜FC戦に備えて、バイトから帰ったら休もうかなと思っていたら 山梨のなかむくんから電話。いまからこちらに来るらしい。明日、秋葉で買い物したいらしい。 で、そのまま昼頃山梨に戻るらしい。けっこう無茶ですな。
家に帰るとPCから異音が!どうやら新しく追加したHDから。 いやな気分になるが、まだ大丈夫だろうと判断して、そのまま使用。
夜中にきたなかむくんにPCを見せると、「この音はまずすぎです」と言われ、あせる。 しかしデータの救出に失敗。せっかく録画したアニメがすべてパーになってしまった。 新しく増えたHDがうれしくて、アニメデータをほとんど移してしまったのが、痛かったよ…… その後、「最終兵器彼女」の話題で落ち込んだり、気分を盛り上げるために「ギャラクシーエンジェル」を見たりしていると 午前4時過ぎ。今日のスケジュールは大丈夫か?
ブラジルおめでとう。開幕時はまさか優勝するとは思わなかったよ。 ドイツ無念なり。カーンの試合後の表情、コメント、かっこよかったです。 なんかそのまま戦記ものに使えてしまいそうです。
あああ……お祭りは終わってしまったのですねぃ。 ぐわぁ、次のやつまでコールドスリープしていてぇ。 ぼくの夏への扉はどこですか?ママン? 4年とはいわず、次のヨーロッパ選手権までの2年でもいいです。 ああ、これからまた生きていかなくてはならないのですねぃ。 それにしても、もっともっとずっと長く試合を見ていたかった。 なんだかんだ言ってもワールドカップに引き込まれてしまった1ヶ月でした。
素早く頭をアニメモードに切り換えて、いろいろCD購入。 また無駄遣い。あ、あと某戦車食玩も箱買い。
生きております。とりあえず。 最近は某戦車チョコにはまっていて、大人買いしてもなかなか虎がでないのに悔しがったり。 あ、決勝予想は2−1でブラジル。得点はリバウド1、ルッシオ1、ノイビル1ってことで。 ああ、W杯が終わってしまふ。今回ぐらい予想が外れるといっそ、すがすがしかったり。 こんなにどこも主力が不調や負傷で出られないW杯って初めてかもしんない。
モバイル中尉くんと朝一で映画。「少林サッカー」を見る。以前から話題になっていたので楽しみにしていた。 一緒に見に行く予定だったさかなくんは、予定が厳しかったかキャンセル。
少林サッカー
2001年中国映画。
八百長試合に手を貸して、罠にはめられて足を折られたサッカーの元名選手ファンが、
少林拳を世に知らしめたいと願う不思議な青年シンと出会い、彼の濃い兄弟弟子たちを集めてサッカーチームを結成する。
賞金目当てに参加した全国大会で、彼らはそれぞれの特殊能力を使ってつぎつぎと難敵を倒していく。
少林サッカーチームの監督となったファンは仲間たちと、やがて彼を罠にはめた真の敵と戦うことになるのだった。
かなりおもしろかった。随所に日本の漫画やハリウッド映画からの影響が見られて、それをCGで実写と強引に合成。
さらにお家芸のワイヤーアクションと体をはったギャグ、カンフーをとり混ぜ、楽しくスカッとした映画になっていた。
もうちょっと細かい構成や演出をすれば大傑作だったかもしれない。あそこまでコテコテのギャグはたぶん香港でしかできないだろう。
細かいところで通貨が元になっていたりして、ああ香港は中国に返還されたんだと妙に実感。
急いで帰って、部屋でワールドカップをTVで観戦する。 部屋で先に待っていて、一緒にTV観戦する予定だったうしぴーくんも、炎天下の秋葉巡りでダウンしてしまった。 しかし、アルゼンチン対ナイジェリア戦の途中でおみやげのワインと共にかめ兄さん登場。 競馬が見たいというかめ兄さんの願いもむなしく、サッカー観戦は続く。
アルゼンチン対ナイジェリア 1対0
いきなり初戦で得点は、さすがはバティストゥータ。ただ両チームとも後半ばててた模様。
あの日差しの下では仕方ないか。ナイジェリアはカヌ退場が痛い。ただテクニックと突破力は見せていた。
以外とナイジェリアの守備が組織的だった。攻撃はあいかわらず個人技頼りだったけど。
パラグアイ対南アフリカ 2対2
HD録画中に操作をミスし、前半途中からしか保存できず。
チラベルトがいないせいか、パラグアイは終了間際にGKがPKを与えてしまったのは痛かった。
パラグアイの攻撃はFWサンタクルスがいないと、彼目当てのカウンター&放り込みがメインなのでちときびしいかも。
イングランド対スウェーデン 1対1
怪我人だらけでまともなスタメンが組めなかったイングランドはつらかった。
もともとはFWのヘスキーを左MFで起用しないといけなかったり。ベッカムは途中で退いたが、復帰初戦としてはまぁまぁ。
ちょっと接触プレーをおそれて物足りなかったか。ただ彼がいなくなるとイングランドはパサーがいなくなって厳しそうだった。
日本代表に入れなかった某選手とか某選手とかがいたらなぁと妄想。
スウェーデンは前半は押されっぱなしだったが、中盤を立て直した後半は善戦。同点に追いついた迫力の攻撃はお見事。
ただ、どちらのチームもやはり後半にかなりばててた。蒸し暑い中ではさすがに長時間プレッシングサッカーは無理か。
F組は実力差が小さいので、連戦の疲労が少ないチームが有利か。
スペイン対スロベニア 3対1
かなりスロベニアが善戦。スロベニア並みに日本も粘って戦えるといいんだけど。
スロベニアがPA内でスペインDFに囲まれながらも、高速ワンツーで決めた得点はお見事。
ただ今回のスペインはFWが充実しているのが強みか。
ラウールの得点は、これが決定力ってやつか!と納得させられるものでした。
たいした食事もとらずにワインでよっぱらって蒸し暑い部屋で、3人で大騒ぎしてしまった。 さすがに1日4試合も続けて、こんなTV観戦をするとへたる。