ふるぼんつらつら日記

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9月30日 曇りのち雨

 今朝までのアニメマラソンでくたばり、コメットさんまで眠る。コメットさんを見た後また眠る。3時ごろ起きだし、サークルの部室に遊びに行くという、うしぴーくんについて部屋を出る。食事の後に、『サクラ大戦3』をはじめたうしぴーくんをおいて、部室にいたおくにょくん、kobaくんと雨の中を秋葉へ。いやはや、あいかわらずいっぱいエロゲーが出てますなぁ。部室へびしょ濡れになって戻り、うしぴーくんと合流し、晩飯を食べる。

 その後、おくにょくんがうちに忘れていたノートPCのアダプタをとりに来る。今日、でかけるときにオレが忘れてしまっていたのだ、すまぬ。さらにいっしょについてきたkobaくんが、「アルジュナってどうでしたかぁ?」と自ら罠にはまりにきたので、そのまま鑑賞会に突入する。徹夜明けか、何度も眠りそうになるkobaくんをつっつきつつ、ふたたび全部見る。きびしいですのぉ、とりあえず「ありがたい教え」はなんとかしてほしいっす。「アルジュナ」でふらふらになった2人を帰した後は、ぼんやりとネットをまわってこんなとことかをぼへーっと見ているうちにすっかり夜中になってました。いやはや、もともと虫系はかなり苦手なんですが、ついつい見ちゃいますなぁ。ああ、夢に出そうですわ。


9月29日

 バイトでいけなかった昨日の試合、ヴァンフォーレ甲府がホームで横浜FCに1−3と、はでに負けたので、夕方までふて寝。

 夜にうしぴーくんがやって来る。そこで、いつもの感じでアニメビデオを借りに行く。そのまま徹夜で『R.O.D2』、『おいら宇宙の炭坑夫 RV−1』、『地球少女アルジュナ ディレクターズエディション1』、『ダロス 全』を見る。『R.O.D2』は1よりも良くなっていて、かなり面白かったです。『ダロス 全』は……忘れましょうや、うん。


9月27日 晴れ

 またひさしぶりに蒸し暑い日々。今日のようないい天気の日が続くと、バイト先の店の中はかなり暑くなる。しかし、店の中はエアコンの送風口の位置が悪く、ちょっとかけると冷えすぎ、かけないと蒸す。困ったもんです。

 このごろ、起き抜けに鼻血がよく出る。今日も朝になんか変な感じがしたので、鼻をぬぐうと血が出てました。季節の大きな変わり目はよくこうなるんですが。体温の調節が難しいからでしょうかねぇ。ずっと窓空けて寝ると風邪ひきそうだし。あと、ここのところ3、4日腹の調子も悪い。買ってきたプラモも部品足りないし。なかなかバイト休めないし。なんかいろいろ具合悪くてどうにかなりそうです。

 あ、でもちょっといいことが。帰ってきたとき、あやしい郵便小包が部屋の前にあったので、おそるおそる空けてみると……先日のプラモの足りない部品でした。Eメールでクレームつけてから、2日とたたず到着。いやぁ、いい時代になったもんですね。寝るか。


9月24日 晴れ

 みんなが帰った後、まだ元気が残っているうちに、洗濯してビデオを返しに行く。そのついでにさかなくんに紹介してもらったおすすめAVを探してみる。秋晴れのさわやかな朝っぱらから、ここ3日風呂に入ってなくて汗臭いうえに、目を激しく充血させた男が、AVコーナーをうろうろするのは激しくあやしかったに違いない。ビデオを見た後、くたばって寝る。


9月23日 晴れ

 うしぴーくんとふぢーさんが帰った後、残りのメンバーでさらにだらだらと過ごすうちに夜に。TVで神宮球場のナイター戦ヤクルト−巨人を見ていたら、帰るのがめんどくさくなったおくにょくん、kobaくん、モバイル中尉殿がさらに泊まっていくことに。おくにょくん、明日、仕事があるんじゃ……え、遅番だからいいんですか。自分で言うんだから、まぁほっとくよ。で、晩飯を食った後は、レンタルビデオで『エイリアン9 2巻』、『TAXI2』を見る。『TAXI2』は1よりも面白くなっていて、うれしい誤算だった。いやぁ、続編でもこういうことがあるんだねぇ。アレぐらい、バカに徹することができるのはすばらしい。


9月22日 晴れ

 いつもは土曜はバイト休みで、J2の土曜開催試合にはいけたのだが、今日は先日の病欠の埋め合わせもあって、ひさびさの土曜出勤。ここ2、3日、朝も寒くなってめっきり秋らしくなってきたなぁと思っていたら、お客さんも読書の秋を思い出したのか、それともまさに秋晴れで天気がよかったせいか、かなりの人出でレジがひさしぶりに混んだ。すっかりそんな感覚を忘れはてていて、一苦労。

 夜はひさしぶりにみんなで飲みに。ふぢーさん、おくにょくん、kobaくん、さかなくん、うしぴーくん、オレの六人で居酒屋に出撃、さらにモバイル中尉殿も途中参加。懐かしいメンバーがそろって、気ままで愉快な飲みでした。その後はこれまたひさびさのカラオケに。声がぜんぜん出なくなった自分にびっくりしましたよ。カラオケ後、水道橋に打ちに行ったさかなくん以外が、うちに来襲。コメットさんを初回から6話まで見て、はにゃ〜とか奇声をあげたりしてました。ひさびさの大人数に寝る場所も、寝るとき上にかけるものもなく、自分はひさしぶりにダウンジャケットを出して羽織って寝ることに。


9月20日

 で、今日も風邪で薬飲んで1日寝る。その合間に『ハリー・ポッターとアズガバンの囚人』、『霧のむこうのふしぎな町』読了。さらに寝る。


9月19日

 今日は自分のXX回目の誕生日。で、いきなりバイト遅刻。さらにバイト途中で、どんどん熱っぽくなったので早退。傍若無人すぎ。今日は等々力で川崎フロンターレ対ヴァンフォーレ甲府戦があったのだが、もちろん薬飲んで寝てたんで行ってません。


9月16日

 今朝、甲府から急行アルプスで新宿に到着。自宅で昼まで寝て、ふたたび新宿に出撃。かっしーくん、うっしーくんとカウボーイビバップ劇場版を見に行くためだ。その模様はうしぴーくんの日記にも書いてあるので、そちらも参照してください。

カウボーイビバップ 天国の扉
 2001年日本映画。サンライズ作品。
 位相差空間ゲート技術によって、各惑星間の移動が簡単になり太陽系開発がすすんだ時代を舞台に、賞金のかけられた犯罪者を追う賞金稼ぎカウボーイたちの活躍を描くアニメ。途中でうち切られたTV放送後、衛星放送で完全版が放映され、見事な映像と音楽の融合、独特なムードでカルトな人気を誇る『カウボーイビバップ』の劇場オリジナル新作。
 アニメのルパン三世を現代風にアレンジしてSFにしたらこんな感じ、というそのマニアな作風にやられて以来(いや、あのオープニングを見て以来か)すっかり「ビバップ」のファンになってしまったので、今回の劇場版もかなり楽しみにしてました。途中のアクションシーン、とくにラストの空戦シーンは文句なくかっこいいです。音楽と画面のマッチングもばっちりでした。画面を見ながら手を握って興奮したのは、いったいいつ以来だろう?ただ、映画全体のバランスとしてみると、今回のお話は2時間分のネタとしてはきつかったかも。TV放映される30分ものとしては、全てにおいてやりすぎなくらいの高密度をほこったTV版と比較すると、どうしても今回の劇場版は密度が薄く感じられて残念でした。キャラクター描写とか、ストーリーとか。


9月15日 曇り

 昼頃にぼんやり起きだす。今日はヴァンフォーレ戦を見に甲府へ行く予定だが、普通を乗り継いでいくのが面倒で、家でうだうだと三峯徹非公式ファンクラブ(本人も掲示板に書き込んでいるのでもうすでに……)を見たりしているうちに遅くなる。で、やはり、あずさを使ってしまいました。いや楽ですわ。高いけど。

 なんとか試合前にスタジアムに到着。もう9月なのに土曜のせいか、かなりの人出。湘南のサポーターもけっこう入っていて、今日も観客数3000人突破は確実。うれしいことです。今回はなかむくんが休日出勤で来られずに、オレ一人でした。試合が延長戦にならなければ、なんとか東京に今日中に帰られるんだけど、だめならなかむくんの実家に泊めてもらえないので、またアルプスを使わないといけない。なんとか早く終わるといいけど。

ヴァンフォーレ甲府対湘南ベルマーレ 1対1
 あいかわらず湘南DFパラシオスにやられる。ヘッドでは甲府選手よりも確実に頭1つ以上高く飛び、もう届かないと思ったところから足が伸びてくる。DFラインやや前で、インターセプトしたボールをそのまま自分でドリブルしてあがり、ミドルシュートをしたりと今節も大活躍でした。はっきり言うとパラシオス以外の湘南DFは怖くはなかったが、彼がリベロの位置できちっと守っているので、甲府は苦労した。とくにここ何試合か、活躍しているFW松田はパラシオスにしっかり封じ込まれてしまった。得意のポストプレーも不発。中盤では互角の甲府も、最後のつめのFWが封じ込まれると、いつもの感じでセンタリングやパスは通れども決められない。
 対して湘南は、サイドからスピードあるドリブル突破で、1対1に不安を抱える甲府DF陣を何度も慌てさせる。そのせいで攻撃的なサイドバック・ウイングバックの藤田も攻撃参加できなかった。しかし湘南もサイドを突破しセンタリングを上げても最後のつめが甘くてゴールならず。
 どちらのチームも似たような展開だったが、前半終了間際にサイドからスピードに載ったドリブルで、中央に切れ込んできた湘南坂本を止められずに、甲府は湘南に先制されてしまった。

 前半の甲府。試合開始直後の布陣。

    松田 太田

  アレックス 石原克

 美尾        藤田

      加納

   谷奥 谷川  仲田

 前半途中。湘南のサイド攻撃のケアに藤田下げる。

    松田 太田

    アレックス

 美尾       石原克

      加納

 谷奥 谷川  仲田 藤田

 後半開始後も甲府は、湘南のサイドからのドリブル突破に苦しめられる。さらに試合開始前からかなり荒れていたピッチに、足を取られる選手が目立ってくる。甲府・湘南どちらの選手も、むき出しの地面に足を取られ痛める選手が出始める。藤田が足を引きずり始めたときは嫌な雰囲気になってしまった。すぐに走り出してよかったけど。パラシオスも何度も痛そうにピッチに転がっていた。なかなか主導権をとれない甲府は、後半20分にひさしぶりにMF金子誠をアレックスに替えて投入。

    松田 太田

 美尾       石原克

    金子  加納

 谷奥        藤田

    谷川  仲田

 交替した金子が、いきなり左サイドからすごいオーバーラップで、FWも抜き去り湘南ゴールにせまって湘南DFと2対2のチャンスになるが、惜しくもクリアされてしまった。 その後、疲れとピッチ状態の悪さからイエローカードがどちらにも出始める。なかなかチャンスが作れない甲府は、後半34分に疲れの見えたFW松田に替えて同じく長身のFW寶示戸を投入。しかし、湘南に相変わらずサイドを支配され何度も危うい場面が続く。GK吾妻の好セーブとポストと湘南のシュートミスに助けられ、追加点はなんとか免れる。
 後半もロスタイムになり、もう時間もなくなりかけたころ、右サイドでフリーキックを得た甲府。もう後がない。蹴るのはもちろん藤田。スタンドでそれまで勝手にやじってたファンの応援がどんどんひとつに高まっていく。藤田のキックは早めにやや低く湘南ゴール前に吸い込まれていく。湘南DFと一緒に甲府の選手もヘッドで競り合う。一瞬のできごとで何人も飛び込んだので、誰が入れたか分からなかったが、ボールは湘南ゴールのファーサイドに突き刺さった。(谷奥のゴールだった)その瞬間、FK直前まで不満たらたらでばらばらだったメインスタンドがひとつになって、わっと盛り上がった。自分も大声で叫びながら、拍手し続けた。この瞬間のスタンドの一体感は、やはりスタジアムじゃないと味わえない。ほとんどこれのために甲府まで来ているようなものだ。
 さて、ロスタイムの残り時間、湘南はこれまでよりもさらに激しく甲府ゴールを攻めるが、吾妻がキャッチして防いだ。

 延長に入り、甲府は延長前半開始からDF谷奥に替えてMF水越、さらに延長後半11分にFW寶示戸に替えて、ほんとお久しぶりのFW松島を投入。そのせいか、延長まであまり目立たなかったFW太田が、持ち味のライン裏側への飛び出しを何度も見せるようになり、何度もチャンスを作るも決められず。湘南も何度も、CKやサイド攻撃で甲府ゴールにせまるも、甲府選手も一丸となって必死のクリアでなんとか逃れる。延長後半ロスタイムにパスに反応した松島が、併走する太田にパスするも湘南GKにセーブされてしまう。さらに最後の最後の、藤田の右コーナーキックもクリアされてしまい、試合終了。

 甲府の最終的な布陣。

    太田  松島

     石原克

 美尾        藤田

    金子  水越

  加納  谷川  仲田

 延長戦も湘南にかなりサイドでペースも握られるも、何度か決定的な場面で湘南がシュートをはずしてくれたり、ボールがポストに跳ね返ったりで、甲府は助けられた。甲府も少ないながらも何度かあった決定的なチャンスを決められれば、勝利もあったかもしれない。まぁ引き分けにできただけでも上出来だが。

 今節の入場者数は4009人だった。これでなんとか、今期のチーム存続最低条件で一番難しいと思われてきた、ホームで毎試合3000人以上は達成できそうだ、一安心。しかし、試合が延長に突入した時点で、東京に当日のうちに戻れる可能性は潰える、とほ。しかたないので、時間つぶしにぷらぷらと再び歩いてスタジアムを後にする。駅へ向かう商店街では、呼び込みのにーちゃんがすり寄ってくるが、わき目もふらずに歩き去る。そして、駅前にたむろする「族」のにーちゃんたちにちょっとおびえつつ、なんとか甲府駅に無事到着する。着いて駅の構内に入ると、今回はホームにけっこう人がいる。やはり夏休みが終わって、みんななんとか旅行期間を減らそうとするためなのだろうか?などとぼんやり考えつつ、ベンチで『ハリー・ポッターとアズガバンの囚人』を読みつつ、急行アルプスを待つ。ふらふらになりつつ到着したアルプスに乗り込むと、検札を受けた後は気絶したように眠ってしまった。


9月11日 台風のち曇り

 昨日のうちに通り過ぎるものと思っていた台風が、どうやら昼頃に東京にやってくるらしい。朝から雨が強いなぁとか思いながら、バイトに出て初めて知った。小学生の頃は台風が来るというと興奮してはしゃぎまわったものだが、今は準備や後始末がめんどくせぇとか考えるようになってしまったよ。なんとか夕方には雨風もおさまり、無事帰宅できてホッと一安心。ぼんやりする。

 そろそろ時間だと思い、ニュース・ステーションにチャンネルを合わせる。今日の台風情報を見ていると、突然、画面にインサートされる煙を上げる超高層ビル。ニューヨークの国際貿易センタービルに飛行機がつっこんだらしい。すごい事故だと思っていると、しかしビルに2機も飛行機がつっこむのは事故としては確率的におかしい。テロの可能性もあるが、まさかそんな映画みたいなことが現実に起こるはずはないといったん思考停止してしまった。しかしホワイトハウス周辺やペンタゴンでも火災発生。初めはぼんやりしていたが、もうテロの可能性が否定できなくなってきた。今は混乱しているが、アメリカがこのまま黙っているとは思えず、もし報復攻撃に出るとするなら、第三次世界大戦勃発の可能性も大きくなってくる。いざここまで考えが進んで、ぼんやりと思い出したのは、太平洋戦争開戦となった真珠湾攻撃を知った当時の一般の日本人が抱いた印象についてだった。海の向こうで戦争が始まる。明日もぼんやり平和な日々が続くと思っていたが、それがいきなり崩れるときの恐怖感がじわじわとやってきた。これまで抱いてきたぼんやりとした不安感が、実体化しつつある恐怖も感じた。ただでさえ明日もわからぬ自分の境遇だが、こうなってしまっては本当に生きていけるのかもわからなくなってしまった。来年はどうしているやら。願わくは来年も生きていられるように。


9月9日 雨ときどき曇り

 昼過ぎになかむくん帰る。今回もドライブ接続でずいぶん手伝ってもらいました。どうもありがとう。夕方からは台風接近中でかなり激しい雨が断続的に降るなか、ワーナーマイカル板橋まで映画を見に行く。この機会に見とかないと暇がなさそうなので。

ジュラシックパーク3
 2001年アメリカ映画。
 第1作で命からがら恐竜の島から逃げ出したグラント博士のもとに、ある富豪から新婚旅行の案内役として再び恐竜の島に渡って欲しいとの依頼が。研究資金獲得のためにやむなく引き受けた博士とその助手だったが、依頼主には秘密があった。彼らはじつは富豪でもなんでもなく、旅行中に遭難した息子を探すために恐竜の島までやってきたのだった。大型肉食恐竜に襲われ、交通手段の飛行機を破壊されてしまった博士一行は、生きて恐竜の島から抜け出されるのか。また遭難した息子を救出できるのか。
 前回の2のあまりのデキの悪さにがっくりしていたが、もともと恐竜好きなのと『遠い空の向こうに』のジョー=ジョンストンが監督をすると聞いて見に行った。始めからシリーズ続編ものにはあまり期待してなかったんだけど、手慣れた感じのCG特撮の恐竜造形とうまい演出で、各恐竜の特徴が生かされていてなかなか楽しかったです。のっけからT=レックス対スピノサウルスという大型肉食恐竜どうしの対決から始まり、群で狩りをする知能の高いヴェロキラプトル、プテラノドンの群れの空からの襲撃など最後まで見せ場が多く、ストーリー進行の手際も見事で楽しかった。ただ、ラストの対決はちょっとアレですが。しかし、お金を払った観客をきちんと楽しませようとするプロの心意気とその手腕を感じられて、ひさしぶりにお金を払ったぶんの満足感が得られた。

 映画館から帰って、北海道旅行から今日帰京したうしぴーくんと晩飯を食べ、そのままビデオレンタルへ。うしぴーくん泊まってゆく。

最終教師
 1988年日本。
 山本貴嗣原作、芦田豊雄総監督のアニメ。一応劇場用となっているが記憶に残っていない。60分なので何かと併映だったのかもしれない。しかし、とにかくきびしかった。
 実験でゴキブリの遺伝子を組み込まれた男が研究所から逃げ出し、東京一治安の悪い高校に教師として赴任してくる。自分の欲望のために学校を支配しようとする教師に、ブルマの女番長が戦いを挑む。
 とストーリーを書くと割とまともそう?だが、かなりナンセンスなギャグアニメです。しかし、そのギャグのすべてが、ことごとくはずれていて、もうどうしたらいいのかさっぱりわからず。しかも60分もあるので拷問です。作画はわりとまともな部分もあるのに、音楽と演出がすべてをぶちこわしていた。また舞台は五日市らしい。けっこう背景はリアルで見慣れた風景が多く登場していたらしい(現地に詳しいうしぴーくん曰く)が、かなりめちゃくちゃやってるので、地元から文句は出なかったんだろうか?と余計な心配もしたくなった、まぁどうでもいいんですが。主役の声が竹中直人だったり、主題歌が米米CLUBだったりといろいろイタイです。あと女の子のキャラデザインがいま見るとかなり痛かったです。


9月8日 曇りときどき雨

 朝の9時半からkobaくんとなかむくんとオレの三人で、秋葉原に水出しコーヒーを飲みに行く。なかむくんに教えられていった喫茶店は、秋葉でも知る人ぞ知る名店らしい。そのうわさの店でも、12時間以上かけてほんの少ししか作られない、限定品の水出しコーヒーをさっそく頼んでみる。なかむくんとkobaくんは水出しコーヒーにご満悦だったが、オレには酸味と香りが強すぎてちょっとだめでした。その後、うまいと評判のチーズケーキも食べる。これは甘みが少なかったけどうまかったです。そしてぼんやりと部品屋が開くまでそのままだべる。あとは物欲に支配されるまま、だらだらと6時間以上秋葉原を歩き回る。疲れました。オレはCDR/Wドライブを購入してしまった。ちょっとお金があるとすぐこれだ。まぁずっと欲しかったからいいんですが。


9月5日 曇りときどき晴れ

 バイトが休みなので遅くまで寝ていたら、電話でたたき起こされる。だいたい朝の電話は新聞の勧誘やらお墓のセールスなど、ろくでもないものが多いので留守電になるまでほっとく。しかし今回はバイト先からの呼び出しだった。風邪でバイト2人が欠勤なので出てほしいとのこと。とほほ、リザーブはつらいよ。でも、今日の大宮対甲府戦のチケットをすでに買っていたので、早退けさせてもらうことでバイトに出る。

 あわててバイトに出たせいか、筆記用具を忘れて困った。これがあとで効いてきたりする。さて、昨日無理して神保町〜板橋間を歩いた反動からか、なんとなく体が重いがてきとーに流しつつなんとかバイト時間を終了する。他の店員の眼を気にしつつも、さっさとバイトをあがる。

 バイト後、かなり余裕を持って大宮へ。早くつきすぎメシを食いつつ時間をつぶし、駅からぷらぷら歩いてスタジアムに着くとちょうどいい時間に。今日は甲府とのタイアップ企画で山梨の東八代郡のPR活動だそうで、葡萄がメインスタンド側で配られていた。みんなに配っているようでかなり豪気だ。ありがたくいただく。今日の試合会場は大宮サッカー場だが、ここの芝生はきれいで、サッカー専用なのでメインスタンド側だと、ほんとに選手の息づかいが聞こえてくるぐらい臨場感がある。なんてことない雑談まで聞こえてしまうほどだ。おかげで普段よく見えない各選手の表情が見られて満足だった。しかし、今日は試合観戦ノートは持ってきたのに、肝心の筆記用具を忘れてしまった。バイト先で気づいたのに、来る途中のコンビニでペンを買うのを忘れてしまったのだ。ショック。仕方ないので、各選手を印象に残そうといつもより一生懸命に試合を見ることにする。

大宮アルディージャ対ヴァンフォーレ甲府 1対2
 試合前半は、甲府が何度かパスをつないでチャンスを作ろうとするが、大宮も各ラインがほぼフラットな4−4−2の陣形をコンパクトにまとめてラインを押し上げてくるので、なかなかチャンスを作れず。甲府のDFがボールをもらって、さて前に出そうとするも大宮のポジショニングが見事なので、出しどころがないシーンにそれがよく現れていた。

     太田圭 松田

   アレックス 石原克

 美尾          藤田

       加納

   谷奥  谷川  仲田

 前半の甲府はこんな感じで、アレックスと石原克のパスとドリブルで作ったチャンスに、松田がそつのないポストプレーでおとし、太田圭が走り込むという感じだ。ここに左の美尾がからむ。いつもは激しく攻撃参加する藤田のあがりは、今日は控えめでアウェーを意識していたのかもしれない。ほぼ互角のうちに前半31分にゴール前での素速いパスから左に出たボールを石原克哉がセンタリングし、FW松田が混戦から押し込み、甲府が先制する。ちょっとうれしいが前回も先制し追加点もあげてから、逆転をくらっているので安心できない。
 後半に入って、サイドを突破した石原克哉を右ペナルティーエリア外ぎりぎりで、大宮選手が倒して甲府FK。キッカーはもちろん藤田。誰に合わせるかと思っていたら、ゴールファーサイドにうまく曲げて直接ゴール。後半14分だった。ああ、やっぱ藤田のキックはいいですなぁ。
 さて、甲府に2得点が入ってしまった。対する大宮はまだ無得点。ふつうならいけると思うが前節の大分戦の悪夢がまたよみがえる。あのときは後半に2点差をひっくり返され、終了まぎわにやられたんだっけ。

    太田圭 松田

 美尾  アレックス

    加納  石原克

 谷奥  谷川 仲田  藤田

 しかし、今回の甲府は違った。後半2得点目から上のようにフォーメーションが変わり、しぶとくゴールを守った。後半36分にゴール前の混戦で、甲府DF陣が何とかクリアしようとしたのを大宮に決められ1点を返される。2点差をひっくり返された前節の記憶がよみがえり、かなり嫌な気分になる。大宮選手のドリブル突破で何度もピンチを招く。しかしその後、何度もあったピンチを大宮FWバレーがふかしたり、甲府GK吾妻が止めて、なんとか時間を甲府は稼ぐ。40分過ぎからの時間が長く感じられるのは、毎度のパターンなのか。あわや大宮ゴールもポストに当たってなんとかセーフ。そのまま守りきって今回はなんとか逃げ切った。終わった瞬間に甲府の選手は疲れて倒れ込む。今期初のアウェーでの90分勝利だ。甲府の監督とコーチが抱き合って喜んでいた。いやいやほんとにいいものを見せてもらいました。

 さて今回、甲府で目に付いた選手を何人か。まずは前半は攻撃に、後半は守備に活躍したMF石原克哉だ。ボランチ起用されてまだ日は浅いのに、今節はもうすっかりなじんでいて、激しい運動量でどんどん敵のパスをインターセプトしたのがよかった。さらにせまい場所や自陣ゴール前でのディフェンスを磨けば文句無しか?
 それからFW松田。前回よりもさらに良かった。今回は初めてスタメンで登場したが、ハイボールをうまく前につないだり、良いポジショニングでパスを受けチャンスを作ったりと活躍。さらに1得点と、2点目にからむ動きを見せ、リードした後はコーナーでのボールキープで時間稼ぎとほぼ文句のないデキだった。とにかく松田の頭を狙えば何とかしてくれるから、ずいぶん攻撃が楽になった。欲を言えば、後半厳しいときに前からの守備をもっときつくして、敵DFからのFWの頭を狙ったロングボールを制限できるとさらにいいのだが。でもそんなことが全部できたら、まるで絶好調のアントラーズFW陣ですな。とにかく185cmと甲府では2番目に大きく、体もがっちりしていてDFとボールを競っても負けず、うまいポジショニングでオフサイドにかからず、ドリブル突破もできるといういままでの甲府FWにはできなかったことをきちんとこなせてしまうのは素晴らしい。しかし、こんないいFWをレンタルで出してしまうなんて、FC東京もたいしたもんだよ。と思っていたら、名古屋の福田がFC東京に。ああ……オリンピック代表候補の時は期待してたのに。それにしても名古屋はいい選手が育ちにくいなぁ。ピクシーもいないし、ますます名古屋からオレの気は遠ざかるよ。
 あとボランチの加納昌弘はあいかわらずのハードなディフェンスが良かった。石原克哉が読みと運動量で敵のパスをインターセプトするのに対し、加納はまさに守備的MFという感じで、ボールを持った敵をハードにマークし、うまくつぶしていた。後半の大宮の猛攻中にはDFラインに吸収されてしまったのと、オレの席とは甲府ゴールが逆だったためによく見えなかったが、前半途中から後半あたまにかけて、甲府の中盤での優勢をひそかに加納が支えていた。
 いつも期待している藤田健は、今日は上がりをかなり控えめにしておとなしい感じでした。しかしチャンスと見るや前方に進出して、何度か攻撃にからんでました、さすが。あとCK、FKの見事さはもう言うこと無し。ゴールライン沿いの角度のない右ペナルティーエリア外から、直接ゴールしてしまった今日のFKは……ほんと素晴らしい。んん〜っ、スタイリッシュ!後半はさらに抑えめでほとんどDFラインにいたけど、いつも狙われる藤田のあがった後のスペースを、今回ばっちり消していて文句無しでした。でも、あのものすごいオーバーラップが見られないのはちと残念(欲張りすぎ?)
 アレックスはもう少し丁寧にプレーしてほしかった。たしかに前を向いて敵陣でボールをもらうといいけど、センターサークルぐらいでパスを出そうとしてあっさり敵にカットされることが何回かあったので、そこは改善してもらいたい。まぁ周囲との連携不足もあるのだろうけど。
 太田圭輔は、今回はちょっと控えめ。何度か大宮DFとのスピード勝負になったけど、長身の大宮DFトニーニョにうまく押さえられてしまった感じ。ゴール前でチャンスになったら多少押されても、倒れてファールを狙わずに前に強引にいけるようになれば、ほぼ文句のない選手なんだけど。あとシュート練習ももう少しよろしく。今日はオーバーヘッドで狙ったりしてたけど(惜しかった)セレッソの森島みたいに神出鬼没で前線で走り回る選手になってほしい。疲れはたまってるかもしれないけど頑張って走り回ってください。
 大宮はずっと言われていることだが、やはりバルデスとジョルジーニョがいないのが痛かった。DFはけっこう堅く、奪ったボールをサイドから素速く前にセンタリングするのだが、それを決めてくれるFWが今日はいなかった。売り出し中のバレーも飛び出しや、ドリブル突破は見事だが、いざペナルティーエリアに入るとふかしてしまったり、横にそれてしまったり、DFに止められたり。前節活躍の外池は今日はうまくからめず。いやはや大宮はこれからちと大変ですな。
 先月ホームで鳥栖に負けたときに、ベンチからずっと立てなかった甲府のヘイス監督は、今日は試合後半からずっと立ちっぱなしで、選手に指示を送っていた。前節の2点差をひっくり返された試合の反省点を生かし、リードを奪った後は無理をせず守りを固めてカウンターを狙ったのが今節うまくいった。ただ後半、大宮の猛攻を受けているときに、うまくいってるのに下手にいじってバランスが崩れるのを恐れたのか今回は選手交代をしなかった。まぁ、今日は涼しかったので問題はなかったのだが、これからのことを考えると動くときは早めに動けるようになってほしい。試合後、今日はうって変わってほめたたえるゴール裏サポーターと握手をかわすヘイス監督を見ていると、監督のきびしさ大変さ喜びがちょっとわかった気がした。

 試合後、気づくとかなり気温が下がっていた。もう半袖だとちょっと寒いくらい。もう秋なのね。なんにせよ甲府が勝てて良かった。今日は電車賃も安かったし、チケットも安く手に入ったし、葡萄ももらえたし、毎回こんな感じだと気楽でいいのになぁ。


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