ふるぼんつらつら日記

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5月31日 雨のち曇り

 今日はコンフェデレーションカップの初日、カナダ戦だ。たぶん勝つだろうが、もしかすると……という不安もあった。家まで帰っていると間に合わないかもしれないので、部室で見る。

コンフェデレーションカップ予選 日本対カナダ 3対0
 予想以上の得点差で日本の勝利。前半は日本の動きが堅く、カナダのあわやというチャンスも何度もあった。後半に小野のフリーキックで先制。あれっ入っちゃったの?て感じであっけなかった。その後、中山投入で一気にこちらも盛り上がる。見事な中山のサイドからのセンタリングを森島折り返し2点目。小野のスルーパスから森島が決めて3点目。トルシエの采配も早く的確で満足だった。

R・O・D リード・オア・ダイ 1
 けっこう評判がいいので見てみる。それぞれ特殊な能力をもった工作員が、稀覯本をめぐってクローンニング再生された偉人たちと対決するアニメ。オープニングは、テーマと画像がうまくマッチしてなかなかかっこいい。しかし、本編はOVAとしては力が入っているのだろうが、どうもすべっている気がした。クライマックスのテーマ曲にのって展開されるアクションシーンは、いいところもあったんだけど。


5月30日 曇り

 ひさしぶりに平日休み。昨日の飲みと朝まで騒いだせいで、昼過ぎまで眠る。起き出してぼんやり雑事を片づけたあと、読みかけの『ドッグファイト』を読了する。面白かった。

『ドッグファイト』(谷口裕貴著・徳間書店)
 第2回日本SF新人賞を『ペロー・ザ・キャット全仕事』と同時受賞した作品。
 人類が超高速航法で銀河に散らばっていった未来が舞台。辺境の植民惑星がある日突然 、地球統合府に侵略される。侵略者の攻撃マシンに対抗できるのは、その惑星上で独自に発展した、犬飼いと呼ばれる犬の群と意識を交わせる人々だけだった。この基本設定をもとに、侵略者とパルチザンの戦いを中心に描く。
 はじめは、いきなり説明無しで特殊用語がたくさん登場し混乱させられるが、物語の進展にともなって、徐々ににそれらの輪郭がはっきりして行くさまは楽しい。そうした設定が無駄にならず、きちんとストーリーに織り込まれ、クライマックスの盛り上がりに貢献している。主人公の犬飼いとその群の犬の描写がみごとで、読み進めてゆくうちにそれぞれの犬にも感情移入してしまった。とくに主人公の身を守るために、つぎつぎと犬たちが死んでゆく場面では、かなり熱くなってしまった。やや古風にすら見えるほど、まじめに作られたSFと言えるだろう。
 ただ、ちょっと残念なのは、犬たちにくらべると、他の人間の描写が薄く感じられてしまったところだ。またラストが大団円で終わるのはいいのだが、ちょっと安易な部分も感じてしまった。しかし、こうした弱点も全体をつらぬく見事なストーリーテリングとSF設定の面白さの前では、微々たるものだった。次回作にも期待してます。


5月29日 曇りときどき雨

 一日曇り空が続く。雨がときたまかなり激しく降り、やんだかなと思うとまた降るというパターンを午後一杯繰り返す。

 昨日の飲みの後に約束していた飲みに参加する。たてうちくん、ちゃちゃくん、kobaくん、和泉弥生くん、そーいちくん、オレというめずらしい面子で飲みに行く。スタートが遅かったせいで、飲み終わると帰られない面子がでる。kobaくん、そーいちくん、和泉弥生くんの3人。その面子がうちに遊びに来ることになる。

 せっかくだからクソアニメを借りる。鑑賞後、酔っぱらいながらうちのホコリをかぶっていたタブレットで和泉弥生くんがCGを直に描き始める。できたのがこれ。いや作業手順に迷いがなくて、つぎつぎと絵ができあがっていくさまはすごかったです。あの多作はこのスピードが支えていたんですなぁとちょっと納得。その後、そーいちくんも直描きで描いてくれたのがこれ。彼も初めはとまどっていたけど、みるみる慣れていったのにはびっくり。いやはや刺激になりましたわ。

それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコU STAGE:3 桜月夜のシンデレラ
 ヤマモト・ヨーコらぶのkobaくんの提案で借りる。ストーリーは、なんかTVシリーズで見たような巻でした。同じ原作の回だったらしい。こちらはさすがOVAだけあって、さくさく進み、絵もそれなりでまぁ見られた。つまんないのはいつものことでしたが。

暗黒神話 餓鬼の章 天の章
 諸星大二郎の漫画のアニメ化。かなりできがいいと聞いていたが、なかなか見る機会がなくようやく見る。原作をかなり忠実にアニメ化してあるのに、テンポよくアニメらしい見せ場も付け加えてあって見事でした。ただ、絵がこわかった。原作もあんな感じなんですが。ただ、むやみやたらとスプラッタするのはちょっとなぁ。餓鬼が人間を食い破るシーンでは、あまりに簡単に人間に穴が開くので、まるで布袋のようでした。
 始まったころは興味なさそうに話をしていた、kobaくんと和泉弥生くんがクライマックスになるとずっと画面を見ていたのが面白かった。やはりうまく作ってある作品は興味のないひともひきつけるのでしょうか?


5月28日 晴れ

 バイト後、kobaくんと秋葉原に行く。帰ってきて部室によってみると、日本酒とワインで酒盛りが始まっていた。なにがなんだかわからないうちに参加する。酔って、後輩のそーいちくんと顔の描き方について、いろいろ話す。えらそうに一席ぶってしまった。あああ、もうそういうことはしないどこうと思ってたのに。その後、そーいちくんの落描きにピグマでペン入れしてみる。酔っていたので、なかなかいいできに思えた。


5月27日 雨のち曇りときどき雨

 夕方にうしぴーくんとおちあって、西台にあるビアガーデンに行く。馬鹿家元氏からの情報で、昨日から店開きをして、今日まで一部メニューが半額サービスだと聞いたからだ。西台で馬鹿家元氏とも合流。まだちょっと肌寒い曇った空と、店のすぐ向こうは団地というナイスなビアガーデンのロケーションも気にならない。じつはビアガーデンは初体験なのだった。ちょっと高いメニューにめげず飲んでいると、だんだん良い気分になってくる。3人で馬鹿話に盛り上げっていると、いきなり雨が降ってくる。あわてて屋根のあるところに移動する。他のお客も屋根のあるところに非難してきたが、我々も含めて4組ぐらいしかいない。きびしいね。追い打ちをかけるように、店の早じまいを店員に告げられる。

 なにか飲み足りないので、盛り上がった気分のまま、神保町のカラオケに出撃する。途中でみず兄さんが合流する。仕事中に電話してすみませんでした。そこで明日は全員仕事なのに2時間歌う。その後、みず兄さんがうちに泊まっていくことになる。『BLOOD』と『人狼』を見る。『人狼』を見てふたりとも嫌な気分になる。

BLOOD THE LAST VAMPIRE
 2000年日本映画。
 寺田克也のキャラクターが動くってことで、話題になったアニメ。40分ぐらいの中編。ベトナム戦争中の在日アメリカ軍基地を舞台に、現代によみがえった鬼と、セーラー服と武器日本刀の吸血鬼少女の対決を描く。
 全体の少し暗めの画面がかっこよかったです。ただ、シーンによってはもろポリゴンってわかるメカが出てきたのは残念。ほかの手描きのキャラクターが良かっただけに、ちょっと浮いてしまっていた。ただ、フルデジタルのはずだけど、背景など微塵もそんな感じがしなかったのはすごかった。まぁ、話はアレなんですが。ちと物足りない気がした。主役の声優をやった工藤夕貴の英語のうまさにちょっとびっくり。

人狼
 1999年日本映画。
 押井守原作のアニメ化。第二次大戦後のパラレルワールドの日本が舞台。治安維持のための特殊部隊の隊員を主人公に、彼が巻き込まれる陰謀を描く。
 映像はすごかった。ただ、あまりにキャラがリアルでこわかったです。なにもここまでやらなくてもってところまで手で作画してあるのは、ただ執念と呼ぶしかない。話はいつものどくらい方向に進んでいき、見終わったあとはかなり落ち込んだ。しぶい話でかっこいいとこはあるんだけど。


5月26日 曇りのち晴れ

 部室にいた人々とメシに行く。澤倫さん、ビールと餃子ごちそうさまでした。

 その後、いえに戻って、たぬたぬ氏とビールを飲みまくる。いやよくもまぁ、ふたりであんだけ飲んだもんです。


5月25日 晴れ

 バイト後に部室によって、そこにいたうしぴくん、しみけんくんと飲みに行く。さすがに金曜の夜とあって、駅のそばの飲み屋は満員で全滅。やけでかなり歩いて、ようやく座れた。はじめは固かったけど、酔いが回ると周りの目も気にせず、アニソンと昔話で盛り上がる。しかし、アニメの主題歌で、ようやくそれぞれの年度を認識できるようになるのは問題なり。


5月24日

 バイト帰りの電車の中で、通勤中にちょこちょこ読んでいた『ペロー・ザ・キャット全仕事』をようやく読み終わる。その後、今朝録画したヨーロッパ・チャンピオンズリーグ決勝を見る。今年はバイエルン対バレンシア。期待していたが、つまらん試合でがっくし。目についた選手はバイエルンDFクフォーぐらいか?どちらもカウンター主体のチームだったけど、攻撃の切れ味がどちらも悪かったような。しかしPKの多い試合だったよ。最後に一生懸命見てたのに、延長前半途中でうち切ったT○S許すまじ。

『ペロー・ザ・キャット全仕事』(吉川良太郎著・徳間書店)
 非核大戦の終わった近未来のフランスが舞台。ふとしたきっかけで手に入れたエジプト秘密警察のテクノロジーで、サイボーグ猫に憑依することが可能になった人間嫌いの主人公がギャングの陰謀に巻き込まれてゆく。
 かなり面白かった。さくさく読めたし。でも、徳間のSF新人賞の審査員たちが言ってたほどではないような気がする。どっかで見たようなシーンやガジェットがけっこう消化されずにそのまま使われてたし。ただ、それをうまく組み合わせて一気に読ませてしまう技量はさすが。はしばしで、ふっとでてくる哲学がもっとこなれて深くストーリーに絡み合ってくると、ほんとうに大化けするかもしれない。今後も楽しみです。


5月23日

 朝から雨がはでに降ったり、ちょっと止んだりの繰り返し。今日はバイトがあって、甲府の小瀬で午後7時開始のヴァンフォーレの応援には行けそうにないが、その代わりに西が丘サッカー場で横浜FC対大分トリニータの試合がある。午後7時キックオフなので、バイトを早退けすれば余裕で間に合う。数日前にバイト先で早退けの了承に成功する。そんなわけで今日は、朝からなんとなく気がせいてしまって、掃除中に売り物の本をバケツに落っことす大失態。なんてこった、長いこと働いていたがこんなギャグをやらかすとは……。さらに早退けの時間が迫って来るにつれて、なぜか仕事は山積みになってゆく。上司の冷たい目線におびえつつ、そそくさとバイトを後にする。

 なんとなく後ろめたさもあったが、グラウンドに着くとそんな気分もふっとぶ。やっぱ生でサッカーを見るのはいいなぁ。ところが到着するのを待ちかねたように、それまで小降りだった雨が、俄然勢いを増す。やはりオレの行いが悪いのですかぁ〜。とか言ってるうちにキックオフ。なんとか試合までに合流したい、と言っていた宏峰さんとはあえず。激しくなる雨の中で、開き直ってメモを取り出す。

横浜FC対大分トリニータ 1対3
 雨の中でなんとか見ていると、どちらも4−4−2の形。序盤の成績不振で、石崎監督を更迭した大分は、小林監督代行になって2試合目。この前は水戸になんとか勝利したが、今回の相手、横浜FCは水戸にくらべると、サイドアタックをしつこくやって来る嫌な相手だ。その相手とどう戦うかと、ベルギーからやってきた噂の元代表おぢさん(なんと37歳!)スターレンス選手の動きが気になって注目していた。以前ボランチの位置に入って活躍したので、今回もそうかと思ったら、リベロだった。
 試合が始まるとまずは大分ペース。大分のDFラインはかなり高い。プレッシャーも積極的に前からいっていて、横浜FCはかなり押し込まれていた。スターレンスもセンターバックの位置から、何度も攻め上がっていった。大分は何度も攻め込むが、フィニッシュがまずくて決められない。そんなうちに徐々にサイド攻撃の形ができてきた横浜FCが、スターレンスを振りきって突破し、ゴールする。そのまま前半は終了。なにかいやぁな感じが大分にただよい始める。
 しかし、後半15分に横浜FCのDFのトラップミスから、大分が同点。さらに畳みかけるように大分FW吉田が、ワンツーで抜け出しゴール。後半になってからは吉田の動きがめざましく良くなった。サイドに流れたり、瞬間的にDFの裏をついたり、中盤にもどってリズムを作ったりの大活躍だった。さらに横浜FCのGKが、あせったか大分の選手にゴールキックをあててしまい、すかさず反応した吉田が追加点。ここで勝負あり。あとは大分が、横浜FCのサイドアタックを軽くいなしつつ、ボールキープで試合終了。
 今回も前回に続き、それまでの主力外人2人をはずすという思い切った采配の大分だったが、前半は良くなかったが後半は圧倒的になり、やはり選手層が厚く、しぶとく勝ってくるチームだと思った。横浜FCはサイドアタックで何度かいい形を作ったが、やはり中盤で徐々に劣勢になってしまったことと、FWの差が出てしまった感じだった。

 雨の平日、さらに夜の試合でひとがくるのかしらん?と思っていたが、予想外に(失礼)横浜FCのサポーターが詰めかけ、バックスタンドはけっこう埋まっていた。鳴り物入りで派手な応援を繰り広げる横浜FCサポーターに較べ、さすがに少数(20人くらいか?)の大分サポーターは、監督解任騒動などもあってか、試合前はかなり元気がなさそうに見えた。しかし試合が終わってみると、まるで勢いが逆になっていたのは面白かった。西が丘での試合運営になれてないのか、はたまた急な強い雨のせいか、場内アナウンスの手際が悪く、聞き取りにくかったのが残念だった。

 ハーフタイムにようやく宏峰さんと合流でき、びしょ濡れになって食事に行く。焼き肉屋で、宏峰さんのおごりで、はやくもビールを飲み始める。試合終了直後から、なかむくんから送られてきたメールで、小瀬での甲府対仙台の途中結果を知る。延長に入ったと知ってかなり期待したのだが、Vゴールで仙台の勝ち。無念なり。


5月22日 曇り一時雨

 昼飯をたまには気分を変えようと思い、ちょっと遠くのハワイ風ハンバーガーショップに足を運んでみる。前に行ったときは焼き方の指定に失敗して、ハンバーグが消し炭のようだったが今回はそれはなかった。ただ、やたらと大きいので食べにくかった。どうしてもトマトがこぼれるのよ。あとパンのビーンズもね。しかし値段が高すぎる気がするなり。


5月21日 晴れ

 昼間、暑いので部室でぼんやりする。現役生にサークルの近況とかを聞いてみる。話が一段落して、ぼんやりしていると暑かったからか、女の子は上のシャツを脱いだ。キャミソールの肩ひものよこにずれたブラのひもを見て、すこしドキリとしたわたしであったよ。


5月20日 晴れ

 今日もいい天気だったらしい。昨日は酔っぱらってさっさと寝てしまったので、ビデオ録画も忘れ日曜朝のアニメタイムをすべて見逃してしまった。無念。アギト皆勤賞が……

 昼頃にアニメタイムを見逃したくやしさに、昨日みんなが借りてきたらしい『ぷにぷにぽえみぃ』を見る。ナベシン、ほんとに好き勝手やってるわ。なかなかキテました。つうか版権キャラがけっこうでてくるんだけど、同人じゃないのにだいじょうぶかしら?

 夕方もそもそと起き出して、『バンパイアハンターD』を見に行く。ワーナーマイカルでしかやってないので、なかなかやっかいかも。果たして最寄り駅を覚えているか不安で、さらに道に迷って時間に間に合うかどうか心配だったが、無事到着。

バンパイアハンターD
 2001年日本映画。
 もとになった原作(第3作『D−妖殺行』)よりもかなり面白くなってる気がする。線が多い華麗なキャラクターもよく動いていて気持ちよかった。ただセリフはすべて英語。なぜ?日本映画なのに。はじめは違和感あったけど(とくに女性キャラ)慣れてくれば、まぁこれもいいかと思えてきた。
 冒頭から飛ばしまくりで、なるほどDをアニメ化するならこうだよなとすんなり認めるほど、世界観と各キャラクターがマッチしてました。文句を言うとするなら、気合いを入れて動かしているアクションシーンのできがいいので、止まった芝居の中で口パクだけで長時間、キャラクターの顔が大写しになるシーンがあると目立ってしまうこと。口以外にもほんのちょっとだけでもいいから、他の部分を動かすとよかったんだけど。あと、前半が派手なだけに後半のクライマックスはもっと派手だろうと過剰な期待を抱いてしまったぶん、少し物足りなかった気も。いや十分盛り上がってたんですが。このスタッフだったらもっとできるだろうって期待してしまったもので。
 ラストはけっこう好きです。少し涙ぐんでしまった。こういうのに弱いなり。


5月19日 晴れ

 今日は早めに起きて、秋葉原によってから、平塚競技場で湘南対甲府を見ようと思っていたが、飲み過ぎでいきなり寝坊する。(ほぼ確信犯。)11時に起きたなかむくんに文句を言われつつ、たぬたぬ氏を後に残して、なんとか秋葉原に出発する。

 秋葉原でなかむくんの用事を終了し、まだ時間があったのでラオックスの書籍売り場に行く。なかむくんがデータベース関連書籍をあさっているあいだ、いろいろ雑誌を立ち読みする。ふと思い立ってCG関係のコーナーに行くと、罠のように『美少女CGテクニックガイドVol.2 コンプティーク特別編集』(角川書店刊)が置いてある。むわーっどこかで見たような絵のひとがいっぱいだ!しかもかなり細かい解説つき。これを参考にオタクに大受けの絵をオレも描くなり〜とか妄想が始まってしまう。もうすでに似たような本を持っているのにまたも散財。

 ちょっと余裕を持たして、秋葉原からなぜかJR山手線で東京駅へ。ここで東海道線に乗り換えてあとは平塚まで乗り換え無し。のはずだったが、東海道線のホームに行くとなぜか普通列車なのに、グリーン車がついている。さらに2階建て車両も!「ほんとにこれに乗っていいんですかね?」なかむくんが聞いてくる。ちょっと不安だったが、普通の車両を見つけてほっとする。キオスクで飲み物を買って座る。電車が動き出す。あとは終点まで1時間はぼんやりしていればいい。先日買った『ペロー・ザ・キャット全仕事』を読み始めようとすると、なかむくんがさっき秋葉原で買った本を見せてほしいと言ってくる。渡すと他の客の視線もあまり気にせず、大きく広げて読み出す。買ってしまったオレが言うのは何だけど、かなりはずかしい表紙なのに。そして読み終わったあとに「ああ、はずかしかった!」の捨てぜりふ。むわ〜っ、オレもはずかしかったわ。

 そんなことをやっているうちに平塚に到着する。けっこう時間のたつのが早かった。移動はかなり楽だった。平塚の駅前は思っていたよりずっと開発されていて、かなり大きなデパートや商店街があった。すんません、平塚をもっと田舎だと思ってました。その後、試合の行われる競技場までてろてろ歩いていくと、そこら中に公園があって道路も広いし、なかなか住みやすそうなとこでした。かなり古そうなプラモ屋などをひやかしているうちに、平塚競技場に到着。

 さて、チケットを買おうとすると、なんとバックスタンドで2500円。サポーター席は、スタジアムのバックスタンド側すみっこで2000円。ネット裏は解放されていない。いくら当日券とはいえ、ボリ過ぎでは?と思うも、せっかく来たからバックスタンドに入る。風がけっこう強くて巻いていて、なにやら波乱の予感がする。

湘南ベルマーレ対ヴァンフォーレ甲府 4対1
 なかなかあっぱれな負けっぷりだった。開始早々にフリーキックのチャンスで、甲府の希望の星MF藤田(元ジュビロ)が直接決めて甲府が先制したときは、今日はいける!とまたも淡い希望を抱いてしまったのに。その直後に藤田が負傷で退場してからは、ほとんど甲府にいいとこなし。今回もスタメンのMF倉貫がペナルティーエリアまで突破するも、そこからもたついて決められず。あれよあれよという間に、前半2失点、後半2失点とぼろぼろになってしまった。
 とくに湘南の4点目はくやしかった。左サイドからの緩いセンタリングが上がったときは、これは甲府GKがキャッチして終わりだなと思ったのに、右サイドから走り込んできた湘南MF鈴木良和(身長164cm!)がヘッドでゴール。このときは、なかむくんとふたりで呆然としてしまった。バックスタンドから見たときは、湘南選手がヘッドする前に甲府の選手がついていたように見えたからだ。あとで、速報J2で確認すると甲府の選手の左後ろから、鈴木が走り込んできていたのだが。
 今回の対戦では、以前の甲府ホームの湘南戦のときに、まるで歯が立たなかった湘南のDFリーダー、パラシオスが欠場し、さらに湘南は本職のDFが何人も怪我で戦列を離れている状態だった。甲府は、いままでの4バックから5バックぎみにして、守りをさらに重視して臨んでいた。DFラインの整わない湘南に、きびしい守りからカウンターで得点を狙っていた甲府だったが、返り討ちにあってしまった。風がかなり強く、押し流されてハイボールがうまく使えなかったのも痛かった。風上の前半のうちに甲府は、もっと頑張っておきたかった。
 さらに失点を細かく見ていると、甲府は不用意なバックパスやDFの連携ミスなどから失点していた。さらにセンタリングやフリーキックで甲府の攻撃の、ほぼ唯一の基点と言ってもいい右サイドの藤田がいきなり負傷退場したのが痛かった。代わりに入ったベルマーレ湘南ユース出身で、ユース代表にも選ばれたMF美尾は、ぱっとせずに終わってしまった。

 前回のホームでの新潟戦とは違いかなりの点差の負けで、試合が終わった後もなかむくんとオレは、むしろさばさばしたような気がした。しかし悔しかった。試合が終わった後、サポーターにあいさつに来た甲府イレブンが帰っていくときに、MF倉貫がFW松島にやさしく肩に手を置いたのを、これはネタになると思うぐらいしか甲府に良いことはなかった。しかし気を取り直して、スタジアムに入る前に連絡を取っておいた、サークルの後輩で湘南サポーターのほそやくんとくろかわくんと合流する。

 ふたりの案内で湘南の養老の滝で飲みはじめる。メニューを湘南組にまかせると、いきなり乾杯の生ビールの後に、日本酒を頼みだした。これにはなかむくんとオレはやられた気がした。しかし日本酒は、げそ煮と刺身にうまくあってとてもおいしかった。会話もサッカーと野球でかなり盛り上がって楽しかったです。かなり食べた気がしたのに、値段もひとり2300円と安かったのはうれしかった。さらに帰りに近くの平塚ブックオフによってまたも散財。『最新版Jリーグ大百科』(ケイブンシャ刊)は大受けでした。まだJが始まった年の本で、なかなかイタイ面子がほろにがくて良かった。

 かなりよっぱらいつつも、なんとか最寄りのJR駅に到着し、やれやれと思っていると、なかむくんがラーメンを食べたいと言い出す。むう、あんだけ飲んで良く入りますな。近くのラーメン屋に入り、食い終わるとかなり腹一杯。オレはもう少しでバックファイヤーを起こしそうだったよ。いえにつくと、たぬたぬ氏とうしぴーくんがけだるそうにTVを見ている。みんなのひまつぶしにと自分のレンタルビデオの会員カードをテーブルに出した後、くずれるように寝た。


5月18日 晴れ

 甲府から秋葉原に行くために上京してきたなかむくんと、いつものたぬたぬ?氏が夜にやって来た。先日みんなが買ってくれたレミーマルタンをちびちびと、それにビールも一緒に飲んで、けっこう酔っぱらう。で、そのままビデオでキャプテンフューチャーとはいからさんを見る。明日はサッカー見る前に秋葉原に行く予定になったが、かなり盛大に酔ってしまったので、朝起きられるか不安。


5月17日 晴れ

 モバイル少尉から、もうここ3年くらいずっと借りていた『砂漠のキツネ』を読了する。かなりボリュームのある本で、読み始めると面白いんだけどなかなか進まず、ほったらかしにしていた。今年ひさしぶりに読み始めたが、はじめのほうはすっかり忘れてました。電車の中とかで、ちょびちょび読みながらようやく読了。読み終わって本を閉じたとき、なにかやり遂げてほっとする。時計を見るとちょうど午後8時だった。

『砂漠のキツネ』(パウル=カレル著・松谷健二訳・中央公論社)
 第2次世界大戦アフリカ戦を、ドイツアフリカ軍団の活躍を中心に描く。当然、大胆で素速い用兵で有名なロンメル将軍の描写にかなりのページを割いている。イギリス軍には当時おそれられたロンメルだが、彼も天才の常勝将軍などではなく、なかなか入ってこない補給に頭を悩まし、常にイギリス軍に対し劣勢を強いられたドイツ・イタリア連合軍をなんとかしようと必死だったことがわかる。
 砂漠での大胆な迂回とその後の敵戦線後方への包囲戦をロンメルは得意とした。(もっとも兵力で劣勢な枢軸側にはあまり選択肢はなかったのだが)この本を読むとこうした作戦を常に敵よりも1歩も2歩も早く行い、さらに深追いでは?と思うほど大胆に攻めあがっていたことが分かる。戦いではバクチ的要素が大きいときもあるが、かなり無茶な進撃をしている。しかし、強引な進撃を兵に強いながらも、自分とその幕僚も共に前線に立って指揮していたことはさすがだ。
 もう少しでエジプトのカイロにたどり着けそうだった枢軸側も、地中海でのマルタ島の占領に失敗したせいで、とうとう確実な補給線を確保できず負けてしまったことは興味深かった。結局、戦争は巨大な消費機械なので、それにどれだけ効率よく補給できたかで勝利者が決まったことが、ここでもはっきりと示されていた。
 タイガー1型戦車はアフリカ戦でかなり活躍していたと思っていたが、今回この本を読んで、アフリカでドイツ軍の敗色がかなり濃厚になってからようやく到着したということを知った。それでも少ないわりには頑張ったようだが。イギリス戦車に対して使われ、ほぼ無敵をほこった有名な88mm対空砲も、結局、圧倒的な兵力差の前ではどうしようもなかった。あたりまえだがどんな新兵器でも、補給がしっかりしていなければ動けない。つくづく補給線の確保の大切さが分かるエピソードが多かった。
 ロンメルのアフリカ以降の戦歴はぱっとしなかった。最後はヒトラーの暗殺に関与 した疑いをかけられ、負傷中の病院で服毒自殺。かつての名将も最後はさびしかった。


5月16日 曇り一時雨

 朝から空はどんよりしてて、雨が降ったり止んだりしていた。昼頃にかなり本格的な雨になる。傘を持ってこなかったので困ったなぁ、とか思っていると止んだ。

 横断歩道を渡ろうとして、ふと前を見ると、やたら足が長くて細い女の子を発見する。たぶん高校生だろうがスカートをかなり思い切り短くしていて、あと3cmでパンツも見えてしまいそうなくらいだ。スカートは膝下何cmとかいう校則があったと思うが、これは股下何cmってくらいで、ちょっとびっくりする。へ〜、現実にいるんだこんな短いスカートの子って、と思いつつふらふらとその後ろをついていってしまった。ああ、変なおぢさん。しかし短いスカートでも足が細い子がやるときまるもんだ。よく見かけたのは、あなたサッカー選手?ってくらい太いももの女の子。ロベルト・カルロスもびっくり。そういう子は無理に短くしないほうがいいです。はい。


5月15日 晴れ

 バイト後にふらーっと本屋に入ると、徳間の『SFJapan』で日本SF大賞 新人賞を同時受賞した2作品が、なんともう出ているではありませんか!『ペロー・ザ・キャット全仕事』(吉川良太郎著)と『ドッグファイト』(谷口裕貴著)どちらも徳間書店刊。すっかり忘れてましたよ。しかし、どちらも本体1600円の単行本。GW中に遊びすぎてきびしい経済状況のオレには……ここはぐっとこらえて食事に行く。今日もカレー。ほんと好きねぇ。もぐもぐ食べていると、どんどんさっきの2作品がほしくなってきて、店を出た後、そのまま銀行に走る。いやぁ、どちらも買ってしまいましたよ。てへ。


5月14日 晴れ

 晴れたけど湿度が高いのか、かなり日中蒸す。土日の疲れからか、かなりばてばてだった。

 夜はかなり腹が減っていたし、なにか思い切り食べたかったので、むかしその値段の高さに昼飯に行って痛い目にあった、カレーで有名なボンディにのりこむ。いやぁ、やっぱ高かったです。ビーフカレー大盛りで1500円。いつか毎日ここで腹一杯食えるぐらい ビッグになりたいもんですな。


5月13日 快晴

 徹カラが終わって外に出てみると、もうかなり明るい。うわぁ〜い、夏はもうすぐそこですね!と、かなりハイな気分になる。ここでオレの所持金がほぼ0円だというショッキングな事実に気づく。小銭はあるが電車にも乗れないぐらい少ない。みんなに泣きつくと馬鹿家元氏が200円くれた。やぁ〜、あんたいいひとだよぉ〜、ほんと。

 ああ、もう少し計画性を持ってお金を使わんとなぁと、小学生のような反省をしつつ、とりあえずJR高田馬場駅に行ってみると、さすがに早すぎて、まだシャッターも開いていない。金も無いし板橋までいっそ歩いて帰ろうかと、ハイな頭で愚かなプランを立てたりする。お金をもってるひとたちは近くのファミレスで休むそうで、その人たちと別れ、高田馬場が家のそばで歩いて帰るふぢーさんと、一緒に歩き出す。さすがに昨日からのハードスケジュールがたたって、あ〜っとかう〜っとか体をきしませうなりながら歩いていると、ふぢーさんも心配して、部屋に泊まっていくかと言ってもらったけど、いや大丈夫ですとノリだけで断る。しかし初めは歩く気満々だったが、体中が痛くなってきたのであきらめて最寄り駅でJRを使うことにする。かなり心配してるふぢーさんに道を聞き、駅に向かって歩く。けっこうな距離で道まちがえたか?と思ったころにようやく駅にたどり着く。

 その後もいろいろプラン変更もあったが、新たに発見された100円のおかげでJR・地下鉄と乗り継いで無事ゴールイン。ようやく部屋にたどり着いてみると、たぬたぬ?氏・おくの氏・なかむ氏・モバイル少尉が、レミーを中心にぼんやりと寝転がっている。ただれてますな。セーラームーンを見始めたひとびとを無視して、日曜朝のアニメのビデオ録画をセットする。怒号とほこりの飛び交うなか、なんとかセット完了。そのまま横になるとずぶずぶと眠りの海へ。

 起き出すと昼の2時。だれもいない。どうやらみんな帰ったようだ。まったく気づかず。不用心すぎ。ぼんやりしていると夕方に。昨日撮ってもらったサッカーのビデオを見る。こら〜、TBS、せっかくのいいところで終わるなぁ〜。サッカー枠とったなら延長戦もやらんかい!気を取り直して、ビデオでさらに速報サッカー21を見る。あ、ジュビロ負けた。やはり名波の欠場は大きかったか?しかしなかなかtoto当たらんですなぁ。

 ところで徹カラの後、「これからコミックレボリューションに行って来ますよぉ」と元気に言っていたらいくんは、もし実行してたらほんとにすごい運動量だよ。日本代表の中盤にほしいぐらい(?)


5月12日 晴れ

 昨日は天気も悪かったのでかなり心配だったが、みごとな晴れ空だ。ああ、これで眠くなかったらなぁ。昨日やりすぎましたか?とりあえずドライバーのおくのくんが、居眠りしないことを祈ろう。たぬたぬ?氏はこのまま残ってTVでコンサドーレ観戦、kobaくんはうちに帰るそうだ。お疲れさまでした。

 さて今回は「もう何度も甲府に行っているオレがいるから、ナビはなくてもおっけーだよ、がははは!」とえらい強気なオレ。まぁなんかあるかもしれないけど、そのときはいぢめて楽しもうと、あきらめ顔のおくのくんとモバイル少尉。かなり不安げな3人で、おくのくん車で出撃。

 けっこう予定としては、G.W中の経験を生かして時間に余裕を持たせたつもりだったが、いきなり首都高速でつまる。むわー、土曜の朝だってのにこんなに混むんですかー。しかし首都高の渋滞ポイントを通り抜ければ、中央道はかなり流れていて遅れは取り戻せそう。さて、今回は案内人として助手席に座ったオレだったが、途中で昨日の眠気と尿意に襲われだまりこくってしまった。ドライバーのおくのくんも睡眠不足だから、本来は助手席が話し相手となって居眠り防止をしなければならない。しかし黙りこくるオレ。後部座席のモバイル少尉に言われるまで、すっかり役割を忘れていたよ。とりあえず、なんとかサービスエリアに到着して問題は解決した。しかしまずとびこんだサービスエリアは、かなり狭く駐車スペースはもうすべて埋まっていた。連休中はどうしてたんだろう?

 いろいろ問題はあったが、なんとか山梨に入る。「どのインターチェンジで降りたらいいんですか?」とおくのくんに言われ、途端に慌てるオレ。すっかり前回うしぴーくんと車で行った経験を忘れてしまっていた。やはり……とあきらめ顔のふたりの前で、懸命に地図と格闘するオレ。なんとか高速からは降りられたが、そこから甲府駅までがまた一苦労。地図をひっくり返したりして大格闘のオレを見て、「あなたってほんとに地図も読めないんですねぇ」とモバイル少尉。む、悔しいがそのとおり。でもなんとかなるでしょー、っとカンと度胸で、なんとか待ち合わせの甲府駅にナビゲート成功。

 駅でオレたちが遅れて、かなり待たされたなかむくんと合流。食事をしてから試合に見に行こうと思ったが、なかなかうまい具合に店がなく、仕方なくまっすぐヴァンフォーレの試合会場、小瀬に向かう。

ヴァンフォーレ甲府対アルビレックス新潟 0対2
 なんか知らぬ間に点をとられた感じだった。前半は新潟の攻めもたいしたことなくて、これなら勝てるかもと思うも、甲府の攻撃はさらになさけなくスコアレス。
 今日は期待の甲府のMF倉貫がスタメンでかなりうれしい。しかし、今年はかなり調子が悪そうだ。とにかくあたりが弱く、囲まれると途端にきびしくなったのは無念。まずは筋力アップからか?今期好調の右SB藤田もなにか生彩を欠いていたのが残念だった。いつもならここぞってときにオーバーラップして、強引な突破から見事なセンタリングを見せてくれたのに、今回はそんな場面はほとんどなしだった。しかし、今回左SBに入った谷奥選手は、いつもボランチだから慣れないポジションでかなり苦労していた。とりあえずサイドバックとしてはかなりきびしかった。良かったのは甲府DFフレイタスが、かなりなじんできたこと。はじめのうちはやたら後ろから突っかかっていって、イエローもらってたけど、今回はハイボールにヘッドで競り合っても勝ってたし、カバーも良くなってきた。このままDFラインが落ち着くといいんだけど。
 後半に入っていきなり甲府は失点して、さらに終了前に失点。なんかほんとに集中しなきゃいけないときに必ず失点するのはきびしい。
 新潟の選手で今回期待してたのは、FW黒崎。むかしアントラーズにいたときに較べるとずいぶん迫力も落ちて、運動量とスピードが悲しいくらい落ちたけど、ときたま見せる細かいプレーとシュートはすごかったよ。新潟DFセルジオもすごかった。甲府が1点を取り返そうとかなり攻めまくったのに、ほとんど止めてしまった。もうすこしでゴールだったセンタリングをオーバーヘッドでクリアされたら、もう意欲もしぼむよ。

 試合が終わってもやもやした気持ちのまま、甲府のサイゼリアに移動。そこで昼飯を食しつつ、どうしたら甲府が強くなるかをえんえんと話し合った。さて、食事もすんだしこれからどうするかという話になる。実は今日は、以前所属していたサークルの新歓コンパ だったのだ。とりあえずオレは無理にでも(電車とかで)帰るつもりだったが、おくのくんも日帰りに同意してくれたので、そのまま、おくの車で東京に帰ることに。なぜかなかむくんもそのまま東京に行くことになる。ノリで。

 帰りはほとんど渋滞もなく、すいすいと東京まで行けた。おくのくん、ご苦労様でした。コンパ会場は新宿だったので、途中で車をおり、コンパに参加しない3人と別れ、ひとり京王線に乗る。すでに時間はちょっとオーバーしていたが、なんとか乾杯に間にあって結果オーライ。たしか去年参加したときはあまりOBは来ていなかったが、今回はけっこういたのであまり肩身のせまい思いをせず楽しかった。ただ例年に較べると新入生の数が少なかった気も。まぁ今までが多すぎたんだけど。さて、何人残ることやら。しかし今年の新入生はみんな妙に落ちつていて、しかも独特の雰囲気を持っていたので、なんか2年や3年いたベテランズのように見えてしまったよ。

 そんな感じで、かなりまともな新歓コンパ1次会のあと、2次会には参加せずOB7人で高田馬場に移動して焼き肉。わがままですまぬ。その後は朝までカラオケ。しかもアニソン。ふぢーさんが「ああ、アニソンはいいねぇ」としみじみ言いつつ、すごい歌を入れまくるので、こちらも負けじとだめな歌を次々と投入。こうして馬場の夜は更けてゆくのだった。


5月11日 曇り一時雨

 明日は甲府へ出撃するので、早めにメシを食べて準備しとこ〜と、某所でカレーを食していると携帯が鳴り出す。昼に部室へ顔を出した時にいたkobaくんからだった。どうやらオレを部室でずっと待っていた模様。すまね〜。

 kobaくんと合流してうちに帰る。眠い眠いと連発していたkobaくんは、メシも食ってないのに爆睡。そうこうしているうちに、たぬたぬ?氏、モバイル少尉、自分の車でおくのくんと続々と到着。むわ〜、さすがにやろー5人もいると寝る場所もねぇ。明日はけっこう早いのに遅くまで飲んで騒いでしまった。


5月10日 曇りときどき雨

 また雨模様の天気。うん、梅雨?週末には晴れてほしいです。

 さかなくんとエロ漫画談義。彼はエロ漫画にはセリフがいらないと主張。シチュエーションを具体化するためには、セリフが必要と主張するオレとまっこうから対立する。この話題は最近、ずっと議論しているがお互い譲らず平行線のまま。結局は実作で証明しないとだめですな。

 夜は自宅でパスタ。なんだかんだで茹でて片づけると2時間経過。ああ〜めんどくさい。自炊はお金は安いけどなぁ。


5月9日 曇り

 バイト代を使って、さっそくたくさんのエロ漫画雑誌を購入。その他無駄遣い多数。GW後できびしかったはずなのに。ああ。


5月8日

 かなりの雨。もう梅雨か?かなり蒸す。


5月7日 晴れ

 なんかゴールデンウィーク疲れ。バイトでぼんやりミスしまくってるうちに、1日が終わる。はぁ。


5月6日 晴れ

 ぐたぐたとして朝アニメを見て、JリーグをTVで見ながら、またぐたぐたしてるうちに夜中になる。あ〜磐田強いですねぇ〜、美しい〜。名古屋力弱ぇ〜、もうちょっとなんとかして。あ、甲府が京都に4−0で負けてる。とほ。


5月5日 晴れときどき曇り

 オレもとうとうアレ持ちに……昼頃もそもそ起き出してTVをぼんやり見る。

そのうちに、秋葉原に行くというおくのくんについて行く。彼はGT3用ハンドルを探 しまくるが、結局品切れ中。やはり連休中の秋葉ではきびしかったなりよ。ちょうど新聞をやめて、ちょっとお金持ち気分のオレはとうとう買ってしまったよ、携帯。G'zOne。あーGショック好き〜。つうかはじめは別の会社にしようとしてたけど、なんかお姉さんの定価の半額近い値引きに負けて、おもわず衝動買い。む〜、いつもどおり。しかも中途半端に高い値段がオレちっく。


5月4日 晴れ

 夕方に部室でひさしぶりにOB連で集まって、新宿に移動。げぢくんの案内でタイ料理を食う。前回タイ料理を食ったときは、翌日に腹がひどいことになってしまった。今回も少々不安。ひさしぶりのメンバーが多かったのでなかなかユカイだった。ただ自分はタイ料理のあのミントのような香草がちょっと苦手なのが残念。でもその他の料理がおいしかった。タイのシンハビールが飲みやすく、がんがん飲む。そのまま1次会でお開きになる。

 おくのくんだけうちに来る。澤倫さんから今日借りたアニメDVDをさっそく見ることにする。『アルジェントソーマ』は良かったんだけど、そのあと見た『イケてる2人』はかなりイケてなくて痛かったので、途中でやめて寝る。

アルジェントソーマ 1〜3
 かなり面白かった。TVでは途中からしか見てなかったので、画はかなり頑張ってるけど、かなり展開がたるいなぁと思ってたけど、初めのほうはかなり面白かった。いきなり1話目でばたばたキャラも死んでくし。無理に長くしないで、13話くらいでまとめると良かったかも。あと、主要キャラの女の子が「ようせいくぅ〜ん」とよく言うんだけど、TVで見たころはくらくらしてたのに、初めから見てるとだんだん良くなってきたよ。ただ、各巻に2話しか入ってないのは痛い。いくらオタクが金を持ってるからって、2話で6000円はなぁ。


5月3日 雨のち晴れときどき曇り

 今日はホームでヴァンフォーレ甲府の試合がある。いつもなら高速バスを使うが、今回はGW中で渋滞がいやなので(前回うしぴーくんの車で行ったときにこりた)、電車を使うことにする。普通を乗り継いで甲府まで行く予定だ。いつもよりかなり早く午前6時半に起きて用意していると、たぬたぬ氏が来る。北海道が地元のたぬたぬ?氏は、日本代表の試合よりも札幌の勝ち負けが気になる(らしい)ほどの、かなり熱烈なコンサドーレ札幌のファンである。清水対札幌を見たいので来たそうだ。彼に後事をまかせて出かける。

 JR最寄り駅まで行くと、改札前が女子高生で占領されていた。傘も差しているので封鎖に等しい。なんとか間をわって切符を買う。高尾までは、快速で待ち合わせもほとんど気にせず行けた。その後も心配された乗り継ぎの不安もなくかなり楽に座れた。大月を越えたあたりから、すこし肌寒くなってくる。今日は朝から雨が降っていたが、さすがにもう5月だから上に羽織るものはいらないだろうと思ってトレーナーぐらいしか着てこなかった。試合までに雨が止んでくれるといいのだが。なんだかんだで甲府まで2時間40分ほどかかる。甲府が地元のなかむくんによれば、待ち合わせを考えると甲府までは、普通で3時間くらいを見越しておくほうがいいらしい。今回はそれから較べるとかなり早くついたことになるが、それでもちょっとした時間だ。

 駅でまずなかむくんと、つぎに宏峰さんとおちあう。そのまま小瀬陸上競技場へ。だんだん雨がやんで、グラウンドにつくと青空が見えるようになる。ラッキーだ。グッズ売り場に行くと、選手の名前入りTシャツが売っていた。倉貫選手(ここ最近スタメンから落ちている、さらには控えにもはいれず、無念)・土橋選手・谷奥選手の3人だ。しぶいラインナップだ。現在、甲府で活躍中の選手は今期移籍してきた選手が多いので、まだグッズ開発が間に合ってないらしい。無念である。

ヴァンフォーレ甲府対サガン鳥栖 2対0
 前回見た水戸戦よりは攻め込まれていたが、鳥栖はセットプレー以外はほとんど甲府のペナルティーエリアに進入できず、シュートもほとんど枠に飛ばなかったのでそんなに怖くなかった。甲府の2得点は、1点目が甲府選手のマイナスセンタリングに、鳥栖の選手がナイスな自殺点、2点目は鳥栖のクリアミスから途中出場の甲府FW松島選手がGKとの1対1を決めたものだった。今回は鳥栖のミスに助けられた感じだったが、甲府はひさびさの完封勝利だったのがうれしい。
 いつもはかなりオーバーラップや突破をしかけようとする甲府右サイドバックの藤田選手が、今回はお疲れからかあまり目立たなかったのが残念。彼の突破やセンタリングは甲府の貴重な攻め手なので、連戦できびしいだろうがなんとか頑張ってほしい。

 試合中に甲府選手の得点が決まるたびに周りは大騒ぎとなるが、今回は天気がよくなったせいかかなりのお客さんが入っていて(4000人ほど)かなり盛り上がった。とくに松島選手のだめ押しの得点では、かなりのひとが飛び上がって喜んでいた。スタンドが一緒にうわっと盛り上がると、これを味わうためにスタンドにまた来たくなる。

 試合が終わると、7時に国立競技場で行われる浦和対磐田の試合に間に合いそうだ。ここのところの磐田はかなりいいサッカーをしていて見たい気がする。しかしとりあえずはなかむくんの案内で、山梨名物のほうとうを食べに行く。おいしゅうございました。ほうとうを食べたあとのんびりしていると、次の試合にあわてて移動するのがめんどくさくなってくる。今日のJリーグはしご観戦はやめて、信玄神社にいくことになる。信玄神社までの道はまっすぐでしたが、ゆるいのぼり坂がえんえんと続いてまいった。ぶーぶー文句を言っていると地元民のなかむーくんにバカにされる。ようやくたどり着いて、お参りした後に他に何か無いのかと、探したら宝物殿は閉まっていて入れず。無念。おみやげを買って、また鈍行にゆられて東京に帰る宏峰さんとオレ。ふたりとも車中でなんども気絶したように眠ってしまったらしい。

 途中で宏峰さんと別れ、部屋に戻るとたぬたぬ?氏が沈没中。期待していた札幌は清水に5対0と粉砕された模様。ご愁傷様でした。


5月2日 曇りときどき晴れ

 明日からまた休みが続く。今回はtotoの締め切りが一週間に2回ある過密スケジュールなので、忘れないようにtotoを買っておく。


5月1日 曇りときどき晴れ

 もう五月だというのにかなり寒かった。トレーナーを着てこなかったことを後悔。まわりを見ると半袖のひともいた、タフですな。晩ご飯はひさしぶりのパスタ。さすがに慣れてきて失敗はしなくなったが、やっぱ自分で作るのはめんどくさいっす。ぼんやりテレビ見ながら食事して片づけると、もう12時だし。


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