ふるぼんつらつら日記

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3月31日 みぞれ雨ときどき雪のち雨

 昨日の深酒で朝がつらい。今日は昔の知り合いと旅行に行く予定である。 あいかわらずいきあたりばったりだ。あわてて洗濯をしているうちに、待ち合わせの時間は過ぎてゆく。 たぬたぬ?氏と家を出るとみぞれ混じりの雨。羽田だと気温3度らしい。明日から4月だってのに。 たぬたぬ?氏と別れ、待ち合わせ場所に急ごうとするも、電車の切符がどこかにいってしまう。駅員さんがいい人で見逃してもらう。

 かなり遅れながらも、なんとか待ち合わせ場所に到着する。旅行の目的地修善寺まで、まれ夫妻の車に同乗することになっていた。 朝からの雨が雪になってきた。「これじゃスタッドレスじゃないとなー」とか軽い気持ちで言っていたら、東名高速の御殿場で吹雪になる。ふつうのタイヤでかなりこわかった。

 渋滞や道のまちがいでかなり遅れつつもなんとか無事につくと、すでに到着していたかね氏、かゆ氏、かわ夫妻と無事に合流。そのまま体育館で卓球になる。ひさしぶりの運動でちょっと不安だったが体は覚えているものだった。かわ氏とはもう10年ぐらいあってなかったが、ひさしぶりに卓球をしてみると(中学のころ、同じ卓球部だった)あのころと変わってない感じがした。なつかしさと一緒に、昔は気付かなかったお互いの特徴も見えてきて楽しかった。 その後は温泉、食事の後、酒を飲みつつウノをする。なんか学生の時のようですな。ひさしぶりにしこたま飲んで抱きついたり歌ったりして暴れる。すまぬ。


3月30日 曇りときどき雨のち晴れ

 金曜なので明日のtotoの予想を、バイト仲間のさかなくんとする。 昼休みに神保町のルノアールで、ふかふかシートに座って、スポーツ紙をひろげ、 ああでもないこうでもないと議論する。 なかなか楽しかった。代金は高くついたけど。コーヒー1杯500円は高いっす。

 バイトは今週はこれで終わり。明日から1泊2日で古い友達と旅行に出かける予定。楽しみだ。 バイト代ももらって気分が大きくなり、たぶん今晩、襲撃しにくるであろうたぬたぬ?氏を迎え撃つべく、ビールなど酒とつまみをかなり買う。 予想通りやってきたたぬたぬ?氏と、明日は旅行だって言うのに、酒を飲みまくる。

 夜中から、そろそろさすがにまずくなってきたので、トップCGを更新する。


3月29日

 雨が日ずっとふり続く中を、またも昼休みに九段まで15分ほど歩く。 雨にうたれる桜もなかなか、とえせ風流人を気取ってみる。 雨の中、またデジカメで何枚か撮影。 よし、これで桜を描くときの資料はばっちりだ!っていつ?


皇居の桜画像 3月28日 曇りのち晴れ

 今日も昼休みにぼへーっと歩く。今回は九段方面に進路をとってみる。 てろてろ歩いてると、皇居周りのお堀端の桜がいきなり目に入ってくる。 他の散歩中らしき人々も、立ち止まって見ていたのでかなりの混雑だった。 さらにお堀の石垣に、菜の花も咲いていました。 なんとかいい写真を撮ろうとする素人(らしい)カメラマンに混じって、 オレも安デジカメでなんとか撮影。 背景のビル群をのぞけば、ここが東京のど真ん中とは誰も気付きませんな。





3月27日 晴れ

 サークルの部室棟が、改装工事をするために閉鎖されてしまったので、 バイトの昼休みにふらふらと歩き回る。 バイト先から遠いので、敬遠していたブックマーケットまで行ってみた。 前回の時は棚が枯れていたのか、かなり寂しげなラインナップでがっかりした。 まぁ今回もあんまりたいしたことなかろうと、ぼんやり見ていると…… 『赤い涙 マルチタスクVOL.1』(東野司・早川文庫JA)を発見。しかも100円。 なかなか無いなーと、えせサイバーパンク好きとして気になっていたので、素直にうれしい。 ところで表紙にある「マルチタスクVOL.1」って……続いたのかしらん?


3月26日 雨のち晴れ

 昼間、バイト休みに部室でぼんやりしてると、いきなりスーツ姿のひとびとがやって来る。どうやら今日が卒業式だったらしい。おめでとうございます。

 バイト後にまた部室によると、さらに人数が増えている。で、6人でメシを食いに行く。 途中でさらにふたりふえる。なかなか楽しいお話を聞かせてもらって満足でした。以外と安かったし。あ、でも人数分のピザを食い過ぎたのはオレ。わがままですまぬ。あと、今回の参加者で卒業後の進路未定が多すぎ。まぁ自分も含めて何ですが、やっぱこのサークル居心地良すぎてまずいわ。ダメ先輩見習っちゃだめよ〜。もう遅いけど。


3月25日 曇りのち雨

 昨日はほとんど徹夜状態だったが、なんとかフランス対日本戦に起きる。昨日から泊まりこみのふぢーさん、たぬたぬ?氏、さらに途中からうしぴーくんと、現役大学4年生のそーいちくんが加わる。

フランス対日本戦 5対0

 早く忘れたいです。つうかこれほど力の差があるとは思わなかったよ。前回フランスとハッサン2世杯で戦ったときは、2対2でPK負け。うん、日本も強くなったねぇと力強く思ったもんだよ……はぁ(遠い目)しかし、ほんとに日本選手は全く通用しなかった。ただひとり中田をのぞいて。さすが控えにも入れず苦しんでいるとはいえ、セリエAで現在首位を走るチームにいるだけはあるよ。かなりすきだった明神がまったく通用しなかったのは痛かった。稲本も。「うっかりプレーヤー」としてオレ評価かなりマイナスの松田は、さらにその地位を安泰にしました。しかし、楢崎があんなミスをしまくるとは……きびしい。評判の高い日本選手を一目見ようと、ヨーロッパ各国のスカウトが集結したらしいけど、あれじゃ誰もスカウトされないかも。中田をのぞいて。彼はもうヨーロッパにいるので関係ないけど。ショックでした。結構、海外志向の選手が多いらしいけど、とりあえずまだまだ海外へ行きたがる前に、やることはいっぱいあることが分かっただけでも良かったかもしれない。

 フランスはすごいチームでした。世界一になっただけのことはあるわ。あんなにひどいグラウンド状態なのに、シンプルで力強い調和したプレーができるのはたいしたものです。着実に「ここだ」というポイントに、ひとが走り込んでくるのは見事でした。うーん、現時点では、このチームに対抗できるチームは地球上にはないかも。(現在のアルゼンチンが好調ならなんとかなるか?)まぁ、それはともかく3対0になった後でも、手を抜かず戦ってくれたことは、これからのことを考えると日本は感謝すべきでしょう。しかし、ワールドカップまで、あと1年ちょっとしかないのはきびしい。むぅ。

 あまりのきびしい負けっぷりに、やけくそで『デジモン02』を見る。最終回だったがやっぱりひどかった。すごいよ。毎回、期待を裏切り続けるこのひどさは。『デジモン02』でさらに激しくすさんだ心をいやすために、録画しておいた『もっ〜と、おジャ魔女どれみ』を見る。ああ、あいちゃんはええのう。みんなで、ポイントポイントで「ああ〜っ」とか「むぅ〜っ」とか言ってるさまは、親には見せられませんな。これまでは前シリーズにくらべて評価の低かった今シリーズも、ようやく落ちついてきたようで一安心。さらに『アギト』を見る。なかなかこれも良くなってきた。

 ブックオフツアーへ出かけるふぢーさん、うしぴーくん、そーいちくんと別れ、熱心なコンサドーレ札幌ファンのたぬたぬ?氏と『ジャパンユースカップ2001』に駒場に出撃する。

 今回の日本U−20代表には、なんと札幌から3人も選ばれている。しかも全員、ほぼレギュラーというポジションだ。これではたぬたぬ?氏が黙ってはいない。彼から金曜日に誘われたときには、もう今日行われる仙台対甲府戦には行かないことにしていたので、オレもついていくことになったのだ。こんな機会でもないと熱心なレッズファンに占領される駒場に入れないからね。

「ごめんよ、ヴァンフォーレ、でも僕には仙台までは遠くて高すぎたんだよ〜」と心でさけびつつ、浦和駅からてろてろと駒場スタジアムまで狭い道を歩く。ようやくたどりついたときには、息があがってしまっていた。運動不足ですな。しかし、もう今にも雨が降り出しそうな、どよ〜んとした天候だ。こんな日にわざわざユースを見に来る我々は、ほんとに物好きですなぁ。

 今回のジャパンユースカップには4カ国のチームが参加した。すでに4チームを2組に分けた予選はすでに終わっていて、まずは各組で敗れたもの同士の3位決定戦である。

3位決定戦 チリU−20代表対ウクライナU−20代表 2対0

 ひとことでいって凡戦。ほぼ徹夜状態のうえに、発泡酒まで飲んだのでいい感じで眠くなってくる。たいくつさに隣のたぬたぬ?氏はうつらうつらしていた。前半はまだましだったが、チリの激しいあたりに切れたウクライナの選手が、チリのDFをぶん殴って一発退場。それまではテクニックでは劣るが、前線への素早いパスと飛び出しのスピードと高さでチリを押していたウクライナが、がたがたになってしまった。後半はお互いにてろてろとボールを回しているように感じる。チリの選手では、同国フル代表のサラスをさらに横に太くしたようなFWが目をひいた。ウクライナではかなりの長身のFWがちょっと良かった気もするが、後半は目立たなかった。

決勝 日本U−20代表対メキシコU−20代表 1対1 PK4対2

 前回ワールドユース準優勝のときほど派手ではないが、今回の日本U−20代表もJリーグの有望な若手で構成されていて、なかなかレベルが高いそうだ。さらに今回の代表では、攻撃的な3−4−3というフォーメーションを貫いているのも楽しみだ。クラブレベルでも難しく、さらに現在の世界の主流の1トップ相手だとかなりつらい3−4−3を、各クラブの寄せ集めのユース代表でやろうとするのはいかがなものか?でも、ひたすら守ってカウンターよりは見ていて面白そうだ。まぁ、カウンター主体でも結果が出れば面白いんだけど。

 試合はメキシコの中盤でのすばやいプレスとするどいカウンターに、濡れた芝もあってかちょっと弱気で不安定なDFラインをつかれて、日本が苦戦する。前半で日本も何度かチャンスを作るものの、メキシコのペナルティーエリア内でのしぶとい守りになかなか崩せない。そう思っているうちにコーナーキックから、日本はDFとGKの連携ミスをつかれ、30分過ぎに失点。まずいなと思ったか、それまでより攻勢を強めた日本が、同じくコーナーキックからメキシコのハンドでPKをもらい、札幌の山瀬が前半ロスタイムに決めて同点。後半ではどちらもチャンスを作るも得点できずに終了。日本は後半は選手交代をして惜しいチャンスを何度も作った。でもDFラインの不安定さは相変わらず。かなりきびしかった。90分で決着しなかった後は、今回はそのままPK戦になる。日本のGKはやはり札幌の藤ヶ谷。いきなりメキシコの選手が失敗する。どうもかなりしびれていたようだ。GK正面ちょっと横に蹴ってしまい、藤ヶ谷にはじかれる。日本は全員落ちついて成功する。メキシコは最初の失敗がひびいたか、またひとり藤ヶ谷にはじかれて勝負あり。なかなか札幌の選手が活躍した試合だった。TVニュースにも札幌の選手がよくうつってサポーターもうれしかっただろう。

 今回の試合で日本選手で目立ったのは、右ウィングの横浜Fマリノスの石川選手が良かった。まだフィジカルが弱くて競り合いになると問題だが、縦に飛び出すスピードはすばらしいし、最後のクロスも良かった。これから経験を積むと楽しみ。あと、同じく横浜のFW田原も、前々から体力のなさを言われていたが、今回も後半に目立たなくなってしまったが前半は競り合いもヘッドも強く、縦へのスピードもあって、たしかにうまく育てばすごいFWになると思わせた。残念だったのは、鹿島アントラーズで今期スタメンもはたしたキャプテンのDF羽田が良くなかったこと。市立船橋高で高校選手権優勝を果たしたときは、冷静で技術も高いいいDFだと思ったけど、今回はひどかった。かなり個人的なミスも多く、GKとの連携も良くなく、今のままだとちょっとまずいかも。札幌の山瀬はもう少しボールにからんで欲しかった気もするが、もともとシャドーストライカー的な使われ方をしているからこれでいいかもしれない。でも得点がPKだけでは ちょっとさびしい。同じくGK藤ヶ谷も反応はよかったけど、DFとの連携が問題だった。

 メキシコでとくに目立った選手は……あんまり印象に残っていない。ずっと日本を応援していたから。日本のPKのシーンでは、コーナーキックの後すぐにイエローカードが出たけど、スタジアムで見てると何が起きたのかさっぱり分からなかった。スタジアムのオーロラビジョンでのハイライトでもよく分からなかった。やはり野球のように主審がマイクで説明してくれるとうれしいかも。まぁとにかく優勝して良かった。あ、フランス戦を思い出してしまいそうだ……

 決勝のころから本格的に雨が降り出してきた。なんとか傘を差して乗り切るも、かなり寒くてつらかった。ユカイだったのは、日本を応援しているサポーターがふたつあったこと。まるで離れたところから、別々の調子で応援されるとなんかね。どこもあんなもんかね。試合後に選手が観客席に近寄ってくると、かなりの数の女子が黄色い声で、それぞれのお気に入りの選手の名前を、きゃーきゃー叫んでいたのはすごかったよ。オレも負けずに「藤ヶ谷ぁーっ!」と叫んできたよ。札幌ファンのたぬたぬ?氏は黙っていたよ。ああ、酔っぱらいのオレであったよ。

 ふらふらになって駒場から帰ってくたばって寝る。とその前にTV埼玉での今の試合の録画放送をビデオ録画する。で寝ていると、なぜか帰ったはずのたぬたぬ?氏がやって来る。部屋の鍵をなくして、大家も帰ってこないので連絡取れず、部屋に入れなかったらしい。オレの部屋を探すも発見できず。たぬたぬ?氏連続宿泊。


3月24日 晴れのち曇り

 昼になってようやく起きて、さて今日はどこかでJ2の試合やってないかな、とチャンネルをいじっていると、見慣れた特撮番組が。しまったぁ〜、今日が『ミカヅキ』最終回だったのね。あわててビデオをセットし、なんとか10分すぎから録画を開始する。しかしなんともアレな最終回でした。とほ。

 夜にふぢーさんとたぬたぬ?氏の襲撃を受ける。先日録画した『キャプテンフューチャー』をみんなで再び見る。ああ懐かしい。そういう時代もあったのね。その後、撮り貯めしてあったアニメ鑑賞会となる。『パワーパフガールズ』で大爆笑し、『地球少女アルジュナ』で悶絶し、さらに昼間録画した『ミカヅキ』を再び見るハメに。ささくれた心を再び『パワーパフガールズ』を見て回復させる。


3月23日 晴れのち曇り

 夜、たぬたぬ?氏が遊びに来る。ぼんやりと話しているうちに夜中になる。CGに色を塗るも、なかなか進まない。


3月22日 晴れのち、夜曇り(少雨)

 バイト帰りにぼんやりと地下鉄の中で本を読んでいると、いきなり足を蹴った蹴らないでけんかが目の前で始まる。大の大人がふたり、くだらない理由でけっこう混んだ車内でとっくみあいのけんかをして、「殺してやる!」とか叫ぶのはいかがなものか。なんとかまわりのひとの仲介で収まったが、駅について電車を降りた後も体にちょっとふるえが残った。こ、こわかなんかないやい。


3月21日 晴れ

 晴れると花粉症がひどくなる。今日のようにからっと晴れるとたいへんだ。バイト先でも目が潤み、鼻をしつこくかまなくてはならず厳しかった。

 野尻掲示板で紹介されていた『改訂新版 脳の右側で描け』(B=エドワーズ著・北村孝一訳・エルテ出版)を立ち読みしてみる。ぱっと見には、なんだかトンデモ本の様なタイトルだが、中身はなかなか面白そうだ。右脳と左脳の機能の役割分担の具体的な側面や、これまでの教育で損なわれてきたであろう能力を回復させるための説明の部分では、ちょ著者の断定的な言い方がちょっと鼻につく気がする。しかし、実際に絵を描いて練習する段階になると、実践的なアドバイスが多く、それぞれの課題もなかなかユニークで面白そうだ。税抜き本体価格2200円はちょっと高いが、このトレーニング法で効果をあげた例を見て、おもわず買ってしまった。はてさてどこまで実際に試せるのやら。


3月20日

 思わぬ休日で、昼までぼんやり寝て、洗濯していたら1日が終わってしまった。

 トップCGがいつまでも年賀では、まずいのでぼちぼちと作業を開始する。さっそく先日購入したトレースボックスを使い、ああでもないこうでもないと何回もやり直す。たしかにテキトーな紙に描いたラフを原稿用紙に写すのは、格段に楽で早い。また原稿用紙でちょっと気に入らないところがあって、描き直す場合でも楽にできる。これはなかなか便利だった。ただ、何回でもやり直しが簡単にできるので、なかなか完成しないのが弱点である。


3月19日

 1度、読むのをやめると、たぶんもう二度と読まなくなってしまうので、意地になって『エリコ』を読み切る。

『エリコ』(谷甲州・早川書房)

 はっきりいってひどい。ベテラン作家のはずなのに、プロットは行き当たりばったり、人物はうすっぺらで紋切り型、とってつけたような大風呂敷に、盛り上がらないクライマックス、しょんぼりしたエンディングなど、もうどれをとってもひどい。唯一の救いはわりとましな日本語で書かれていること。これでコピーアンドペーストしたかのようなくどさと、途中でねじれてしまう文章と、無駄に多い枚数があったら(『エリコ』も十分長いが)『カムナ○』級である。まだ、アレよりもひどい作品にはお目にかかったことはないが、この『エリコ』はかなりそれに迫る作品である。

 物語の舞台は22世紀の南大阪から始まる。クローン技術の応用で、男性から性転換し女性になった主人公エリコが、知らぬうちにチャイニーズマフィアと日本警察との間の争いに巻き込まれてしまう。だが単なるマフィアと警察の抗争と思われたものは、以外に根が深く、やがてその裏に国家間のはげしい抗争があることが明らかになってゆく。

 主人公は男性から性転換した娼婦という設定だが、たんにストーリー後半でやってやってやりまくっているだけである。それだけでなぜか問題が解決してしまう。性行為の描写も毎回あまり変化がない。さらに、主人公はただ状況に流されているだけで、自分の意志決定はほとんどない。それはそれできちんと描写されれば納得できるが、この作品ではただのマネキン以下の状態である。後半はやたらと性行為が描かれるが、そういった描写を売り物にしたいのかと言えばそうでもなく、ではSFとして売り物にしたいのかと言えばそうでもない。どちらも中途半端に終わっている。そしてあっけなさすぎる、とってつけたようなラストですべての気力が衰える。こんな作品が、某社の日本SFベストで年間3位になっているのを見ると、ちょっと悲しくなってくる。


3月18日

 昨日の疲れで1日ぼんやりとする。ふぢーさんから借りた『エリコ』を読んだりする。


3月17日

 今日はヴァンフォーレ甲府のホーム開幕戦だ。雨が降りそうな空だが、たまらずに甲府に出撃する。予算の関係で、やはり安い高速バスを使うことにする。新宿駅のそばのバスターミナルから出発である。ひとは多いが、なんとなくうらぶれたかんじのある窓口でチケットを買い、その地下にある待合室でぼんやりと時間をつぶす。ちょっとした売店もあって、狭い場所に結構な人がいる。もう21世紀だけど、ここの雰囲気はなんとなく1960年代ちっくでした。

 甲府までぼんやりと寝てるうちに到着する。かなり快適で速かった。次もバスにしようと思う。甲府駅で地元のなかむくんと合流……のはずがなかなかこない。ちょっと不安になったころ、ようやく到着。試合の行われる小瀬の陸上競技場への臨時バスの時間にあわせて、あわててマクドナルドで昼食をする。去年までは駅から競技場へのバスは、1時間に1本しかなかったらしい。困ったもんだ。今年は試合にあわせて臨時バスが増えて、ようやくこれでふつうの環境になった。ヴァンフォーレの存続問題で、甲府市その他が積極的にバックアップすることになったらしい。駅の周りにもハデにのぼりや旗がたっていた。もっと早くやっとけばよかったのに。

 すでに雨の降り出した小瀬公園に到着する。ふと前を見ると、女子高生がひとりでスタジアムに急いでいる。「わぁ、わぁ、おっともだちに、なぁりたぁいわぁ〜」となかむくんと騒ぐ。む、ひとりでこんな雨の日に、しかも土曜なのに、なにもヴァンフォーレの……(<自分で言うか)

 スタジアムに入ると、かなりのお客さんの入りだ。雨なのにこんなにお客さんが入っているとは。これならヴァンフォーレ存続条件のうち、もっとも難しい「ホーム観客動員常時3000人以上」という条件も、もしかしたらクリアできるか?あとこの試合は、Jリーグの川淵チェアマンも見に来ているらしい。どこぞの秘密情報によれば、彼が来るとホームのチームは勝てないらしい。ひぃー、たぁすけてー。さらに試合前のヴァンフォーレ社長のあいさつで、「うちのチームの給料は全員分足しても、ヴィッセル神戸のカズ選手ひとり分しかありません」というさぶいコメントが。このあと、「でも、全員で頑張ってなんとかします」とかなんとか言ってましたが。むぅ、今年もきびしいです。

ヴァンフォーレ甲府対湘南ベルマーレ 0対3

 完敗でした。甲府は新外国人3人と日本人とのコンビネーションがさっぱり。前回のフロンターレ戦は日本人だけで、負けたけどけっこうそれなりのコンビネーションを見せていたので、エメルソン級と言われていたブラジル人3人が加わったらすごいことになるのでは……と思っていたけど、夢でした〜。ブラジル人3人はみんな体調悪そうで、ぜんぜんボールをキープできなかったし、パスも出せなかったし、いいとこなしでした。とくにDFフレイタスが、開始いきなりバックチャージで、イエローカードをくらったときはくらくらしました。 湘南の方は、うわさに聞いていたDFパラシオスがすごかった。ハイボールには競り勝ち、せっとプレーの時には駆け上がっていき、DFラインに指示を出し、フリーキックも蹴るわの大活躍。彼ひとりがいるだけで、湘南のDFラインはすごく落ち着いてました。さすが元コロンビア代表。しかしもうチームにあんなになじんでいるとは。湘南はいい買い物したよ。これにバルデラマと一緒に代表でプレーしたことのあるMFが活躍したら、なかなか今年の湘南は強そうだ。 試合は後半のはじめの方で、甲府が3点とられたことで、すっかり壊れてしまい、雨も降っていたので徐々に帰る人も出てきた。オレとなかむの前にいた親子連れも、酔っぱらったオレの怒鳴り声と、まわりの他の酔っぱらいにあきれたのか帰ってしまったようだった。前半の始めにちょっとせめただけだった甲府も、3点とられてようやく目が覚めたのか、もうやけくその攻撃を始めだした。ずっと攻められっぱなしで、あきれかえっていた観客もようやくわき始めた。オレもかなりやけくそで、大声で応援しだしていた。ほとんど全員攻撃が実ったのか、ゴール前の乱戦からゴールが産まれたかに見えた。しかしこれがノーゴール。観客席からは入ったように見えたので、まわりからいっせいに審判にブーイングが起こった。(あとでTVで見るとサイドネットを揺らしただけでノーゴールでした。)どうもこの試合の審判は、判定が一定でなくてひどかった。さらに線審はよりひどかった。試合が終わった後も、審判に対する怒りが修まらないひとが大声で叫んでいた。

 ヴァンフォーレがきびしく負けたせいで、雨の中歩くのはかなりつらかった。 調子にのって、ビールとかを買ってしまったせいで、財布の中もさむいことになってしまった。帰りのバス代もない。郵便局や銀行はもう閉まってしまった。しょうがないので、なかむくんからお金を借りる。やったーこれでおみやげも買える。ああ、何やってるんだろうなぁ、オレ。とりあえず腹減ったので、なかむと吉野屋で牛丼を食べる。いきあたりばったりですなぁ。とりあえずtotoが当たればお金もなんとかなるはず……札幌対柏で、札幌が勝ったので1等はないけど(結局、totoは8勝5敗でした。)


3月16日

 昼休みにふと思い立って、画材屋を回る。最近、気になっていたのはトレース・ボックス。 ようするにプラスチックの台の下に、蛍光灯の入った箱である。これがあると下書きを原稿用紙に写すのが、かなり楽で早くなるらしい。 ずっと気にはなっていたが、1万円前後の値段になかなか導入に踏み切れずにいた。 だが、今日値段を見ていると8000円台だ。今日買ったtotoが当たれば、なんてことない値段だよな……とか考えているうちにふらふらとレジへ。 レジに持っていくと、税込みでなぜか1万円を超える。「なぜ?」と思いつつもひっこみがつかなくなり、お金が足りなかったのでカードで支払う。 支払いを終えたあとも、レシートを見直しているうちに納得がいかなくなり、レジのひとに聞いてみる。 どうやら8000円台のトレース台とそっくりの、別のメーカーのものを買ってしまったらしい。 面倒そうな店のひとを気にせず、安いものに換えてもらう。

 バイト後、トレース台をうちに持ち帰って、遊びに来たたぬたぬ?氏に見せる。 「またこんなもの買っちゃって……、こりゃおじさんも本格的にマンガやらないと」とあきれられる。むひ。


3月15日

『SFJapan MILLENNIUM:02』(徳間書店)の第2回日本SF新人賞が、今回はかなりいいらしいと言う話を聞いて、 さっそく受賞者の短編を読んでみる。今回は日本SF新人賞が2人同時受賞。審査員の評価もどちらも高かった。 この賞は長編を対象にしているので、今回は受賞者2人と言うことで掲載は見送り。そのかわりに2人の新作短編が掲載されている。 さて、できはいかに。

『血の騎士 鉄の鴉』(吉川良太郎)

 第二次世界大戦末期のドイツを舞台に、ドイツ特殊部隊と吸血鬼との対決を描く。 はじめはホラーっぽいかんじで、そのうちアクションになる。作者は中央大学大学院で、バタイユを研究しているらしいが、 この作品もたんなるホラーアクションものではなく、現代思想のエッセンスや、不死の存在をSFで説明しようとしたりしている。 はじめは「またドイツかよ」とか思ってたんだけど、ドイツ軍の合理主義対中世の騎士道との対立など、よくあるその手のホラーものとは違った部分があって、そこは楽しめた。 ただ、作品としてはちょっとラストが弱いかなとも思う。でも、プロとしての初短編としては問題ないと思う。 審査員が、みな高評価だった受賞作『ペロー・ザ・キャット全仕事』に期待大。

『獣のビーナス』(谷口裕貴)

「レンブラントプロセス」によってサイキックが人為的に産み出されるようになった未来が舞台。 その呪われた力によって抹殺された少女、アナベルの怨念が引き起こす新しい悲劇を描く。 いきなり作品独自の言葉が連発し、どんどんストーリーが展開する。ちょっとぎこちなく何が書かれているか分からないところもあったが、いったいこれは何だろうと読者に思わせ、ぐいぐいストーリーに引き込んでいく力はすごい。 さまざまな設定も魅力的だし、後半作品の舞台となるナイジェリアのスラム描写も迫力がある。 世界を破滅させないために、幼い少女(おそろしい力の持ち主だが)を殺し、それが新たな悲劇を産むというこの作品は、人が生きていくうえでの必要悪の存在についても考えさせられる。 さまざまな設定やそれを生かす語り口など、受賞作『ドッグファイト』も楽しみだ。

 ふぢーさんに勧められて読んだ2作品が、どちらも良かったので2001年5月に発売される2長編がかなり楽しみだ。 最近のSF小説では、海外はグレッグ=イーガンが出てきて、これからが楽しみだったが、日本は野尻抱介と小林泰三以外はちょっと低調で残念だったが、今回の2人の新人のおかげで21世紀も楽しみが増えそうだ。


3月14日

 熱は下がったが、のどがまだ痛む。のどあめをなめつつ一日乗り切る。


3月13日

 風邪はだいたい治ったが、まだのどが少々痛む。眠いのでバイトから帰ると、買ってきたエロ漫画を読んでさっさと寝る。


3月12日

 まだ少し体はだるいもののなんとかバイトに出る。帰ってくたばる。

『ハリー・ポッターと賢者の石』(J=K=ローリング著・松岡佑子訳・静山社刊)

 日曜日に遊びに来たうしぴーくんから借りたものを読了。 風邪で寝ている間に、何もする気が起きずにぼんやりと読んでいた。 ストーリーはありきたりだが、展開はなかなかで読ませる。 なにかすごいメッセージがあるわけではないが、それがどうしたと開き直るとなかなか面白かった。 主人公のキャラクターがその生い立ちの割にはちょっと薄い気もするが、まぁ今時はこの程度がはやりなのかもしれない。


3月11日

 やはり昨日の無理がたたり、日曜朝のアニメを見た後は一日くたばる。 たまに起き出して、国立のサッカー鹿島対広島を見たりする。またくたばる。 結局、totoははずれ。なかなかあたらんのう。


3月10日

 今日は、待ちに待ったJ2開幕戦。川崎フロンターレ対ヴァンフォーレ甲府戦である。今日は、川崎の等々力陸上競技場まで、 おくにょくんの買ったばかりの新車で行こうという企画だ。参加者は、おくにょくん、なかむくん、たぬたぬ?氏、オレの4人。 昨日の高熱から、なんとか熱も下がったので、今日のサッカーにはなんとか行けそうで安心する。

 渋滞が予想されるので、早めに朝の10時に出発するはずだったが、昨日やった洗濯物をコインランドリーの乾燥機に乾かしに行ったりしているうちに 早くも10時半である。みんなの目が早くも冷たい。 途中、おくにょカーに装備されたカーナビ(ノートパソコンに衛星の電波をキャッチできるようにしたもの)が、高架下でナビゲーション波を受けられず 止まってしまったり、こちらが道を読み間違えたりして、かなり迷ったものの午後2時すぎに等々力に到着。 なんとか試合の始まるにつけて安心する。しかし、スタンドはかなり風が吹いていて寒かった。

 試合前のセレモニーとかをぼーっと見ていると、なにやらソレーニングウェア姿の外国人3人とその通訳らしき人物が、我々の座席のそばにやってくる。 はー、どっかの選手かなぁと思って観察していると、どうやらヴァンフォーレに今年からやって来るブラジル人3選手らしい。 チームの存続問題で、今期へのスタートが遅れたヴァンフォーレだったが、なかなか決まらなかった監督も含めて、今年はブラジルカラーで行くらしい。 ブラジル人の監督は先に来日して、なんとかキャンプもできたようだが、肝心の助っ人がなかなか決まらず難航していたようだ。 その助っ人もFW、MF、DFと各ラインひとりづつ決定し来日したのは、3月8日のことだったらしい。 そして登録の関係上、今回の開幕戦は間に合わなかったが、来日している以上、これから加わるチームの試合を今日スタンドから観戦しようということらしい。 まぁ、その流れは理解できるが、チームの主力(となるであろう)選手たちを、いくらメーンスタンド側とはいえ、自由席に座らせるヴァンフォーレの資金状態は、かなりきびしいと実感する。

川崎フロンターレ対ヴァンフォーレ甲府 3対1

 去年、札幌で大活躍したエメルソン(昨期J2得点王!)を獲得したフロンターレはかなりの強敵だ。しかもヴァンフォーレは昨期ぶっちぎりの最下位だった。 しかもチームは資金繰りの悪化で、主力を次々と放出していて、さらに期待の助っ人は合流遅れで間に合わず。かなりの苦戦が予想された。 スコアだけを見ると、まぁ予想通りだが、実際の試合ではそこそこ今期はやれそうだった。とくに前半は、1対1の同点でハーフタイム中は(もしかしたら……)とか甘い考えも、ほんの少しだが抱いてしまったほど。 ヴァンフォーレにレンタルで今期、清水エスパルスから加入した太田、松島の両FWが、けっこう活躍していたからだ。 松島は左サイドからのセンタリングに、うまくヘッドであわせて得点し、太田はすばやい動きで前線をかき回せていた。 ヘッドの強い松島と、小柄ですばやい太田が、セレッソの西澤・森島コンビのようにかみあってくれれば、ヴァンフォーレも今年は得点力が上がる気がする(期待しすぎか?) 今期、甲府期待のエースMF倉貫はだめでした。なかなかボールが回ってこない中で、なんとかチャンスを作ろうとするも、きびしくマークされてはダメでした。去年の天皇杯の対FC東京戦では、活躍してたから期待したんだけど。 しかし、川崎のエメルソンはさすがでしたわ。前半はなんとかマンマークについて押さえていたけど、後半になってヴァンフォーレ選手が疲れてくるとかなりきびしかった。 川崎にはそんなに好パサーがいないから、そんなにはやられないだろうと思っていたけど、さすがはエメルソン。ちょっとでもスキを作ると、ひとりでなんとかしてしまいました。 いやー速くてうまいわ、彼。

 試合の間、助っ人3人組は何をしてるかなー、とたまに見てみるとさすがに寒さが堪えるらしく、両耳を手で覆ったりして震えてました。風邪ひかないといいけど。 試合のあと、夜に行われる柏戦に行くというたぬたぬ?氏をおくにょ車で、上野まで送ることになる。さっそく出発しようとするも、出だしの等々力の駐車場でひっかかる。 Jリーグの試合があって、かなりの人出で駐車場もかなり混んでいるのに出口はひとつ。結局、100m動くのに30分くらいかかる。割り込みとかあって、かなりめげる。 しょうがないので、携帯とノートパソコンで、もう終了したデーゲームの結果を調べてみる。その時点では、オレのtotoがかなり当たっているようで興奮する。 ようやく駐車場を出て、ほっとするも今度はカーナビが完全にいかれる。突然、福島の原野の中や、日本海のど真ん中を時速400kmで現在移動していることになる。時速400kmってどないじゃー。 最終的には、なんとか人間ナビで上野に到着する。たぬたぬ?氏の東京の地理感はすごかった。カーナビは、あーだこーだいじくったあげく、カードをスロットに指し直したら正常に動くようになり、こちらも安心。 たぬたぬ?氏を、なんとか柏での試合時間に間に合うように上野に送り届けるのも成功したので、終わりよければすべてよし。 じつはさらに、おくにょくん、なかむくん、オレの3人で秋葉原に行って1時間くらいふらふらする。風邪の病み上がりで、オレはまだふらふらするも、毒を喰らわば皿までのかんじで最後までつきあう。


3月9日

 朝起きても体調は変わらず。むしろ悪化した感じがする。熱は38.8度。 うをー、大台まで後、少しですかぁ。 それでもなんとかコンビニまで歩いていって、熱冷ましシートとtoto用にスポーツ紙を買ってくる。

 それでも気力でなんとかバイトに出る。さすがにマスクと熱で潤みまくった目が功を奏したか、早退することに成功する。 そんな状況なのに、ちゃっかりtotoは、バイトの昼休み中に買っておきました、ええ。

 帰って寝ていると、明日のJ2開幕戦を見に行く人々や遊びに来た人で、かなりの人数がうちに来る。 薬を飲んで寝て、なんとか明日の開幕戦、川崎フロンターレ対ヴァンフォーレ甲府戦までには風邪を治そうとするも、なかなか寝られず。 そばにいた人々に八つ当たりしまくる。ご迷惑をかけた方々、ホントに申し訳ありませんでした。


3月8日

 バイト先でどうも調子が悪いなと思いつつも、なんとか乗り切って家に帰る。 熱を測ってみると体温が38度 を超える。この前、体温が38度を超えたのは、いつかしらんと思いつつも、 先週のことがあるのでバイトが休めないので、薬を飲んで寝る。


3月7日

 今日は昼間はかなり温かかった。もう3月だし。で、あったかくなってくるとアレな人も増えるといいます。 今日はバイト先にも困った人が来襲。 それは、思考がだだ漏れなおっさん。 自分の思ったことを、なんでも口にしてしまう人らしく、商品を見るたびにぶつぶつとかなり大きな声でひとりごと。 あんまり大声で言うので、最初はこっちに話しかけてるのかと思っちゃったよ。 結局、店にいるあいだ中、ひとりごとは止みませんでした。 こんな人が麻雀やポーカーのメンツだったら、楽なんだけどなぁ。


3月6日

 昨日はさっさと寝て朝早く起きて、ひみつ活動をしようと計画する。 しかし活発化した花粉症?により、布団に入ってすぐに鼻水が出て苦労する。 なかなか寝られず、おまけに目までかゆくなる。なんとか寝付いたのは、ずいぶんたってからだった。

 早朝になんとか起きだして風呂に入った後、さてとと言いつつ早朝ネット。 そのまま、あっという間にバイトの時間になっていた。いやはや。

 バイトから帰ってきて昨日の反省を生かし、お絵描きを始める。 いいかげん年賀CGのままでは恥ずかしいので。 絵柄を再び変えようと某エロゲーの絵を写してみる。 なかなかむずかしい。まぁ成果は近日中に公開予定。 漫画は一時お休み。


3月5日

 この前(3月2日参照)のこともあるし、週始めにいきなり遅刻ではアレなので、いつもよりちょっと早めに家を出てバイトへ。 バイト先で、某大手宅配業者の倒産の話を聞く。コミケの宅配サービスはどうなってしまうのだろうか?

 花粉症で一日困る。薬が効かなくて、鼻水がとまらず。肝心の効き目は現れずに、副作用の眠気だけはばっちりくる。やれやれだぜ。


3月4日

 朝の恒例のアニメ特撮タイムをぼんやり眺めた後、もう一度寝る。 どうも今シーズンは、まだどの番組もエンジンがかかってない感じでつまらん。 かなり子供向けの『ガオレンジャー』と、かなり上の年齢層を意識した『アギト』が連続するのは、かなり不思議な感じだ。

 夕方起き出して、パスタを煮たり洗濯をしたりする。ぼんやりしてるうちにF1開幕戦が始まってしまった。 またもシューマッハ兄の一人勝ち。ハッキネン、もうちょっと頑張って欲しい。どうもつきがない感じだ。今回の突然のスピンも。 ホンダエンジン組は、まだもう少しの熟成が必要か?


3月3日

 前日から泊まり込んでいたたぬたぬ?さんとなかむくんと3人で、国立競技場にサッカーのゼロックス・スーパーカップを見に行く。本来、この大会は前年度のリーグチャンピオンと天皇杯のチャンピオンが戦う大会なのだが、 昨年度はアントラーズがどちらも制したので、今年は天皇杯2位のエスパルスが相手だった。初めて大江戸線の国立競技場前駅を使ってみたが、まさに競技場のそばに着くのだが まわりにコンビニなどがないのが難点。

アントラーズ対エスパルス 0対3

 この前の天皇杯では、アントラーズの問題のゴールで悔しい負け方をしたエスパルス。今年のチームは去年からは、ほとんどメンバーが変わらず安定している。 その中で、それまで懸念されてたFWにジェフ市原のバロンを補強。彼がうまくかみ合えば、かなり面白いと思っていた。でも噂では、まだあまりコンビネーションがうまくいってない様子。 さてどうなることやら。

 しかし、試合が始まってみるとバロン補強は大正解。0対3でエスパルスの大勝利。 もともとサイドに、右に市川、左にアレックスというJ屈指のウイングがいるチームに、バロンといういいターゲットができたのが良かった。 困ったときにも無理にドリブル突破しなくても、だいたいこのへんというところにクロスを上げておけば、バロンがなんとかしてくれる。 さらにバロンがセンタリングを落としたところに、安永が走りこんだり、FW2人をおとりにして澤登が走り込んだり、さまざまな攻撃ができるようになった。 この攻撃力は、他のJチームもかなり苦労しそうだ。 問題はボランチのサントスが抜けた穴をどうするかだが、DFの戸田をボランチに上げてきた。戸田は守備はまあまあだったが、攻撃への展開となるパスは、まだきびしい状況だった。インターセプトされてピンチを招いてしまう場面もあった。 戸田がもっとボランチに慣れて、バロンと他のFWとのコンビネーションが確立されれば、今年のエスパルスは優勝も狙えるだろう。

 昨年3冠の鹿島アントラーズは、DFの相馬、ファビアーノ、ボランチの熊谷と去年の堅守の要が、3人も欠けていたのがきびしかった。 前半はかなりよく頑張っていて、互角の展開だったが、清水の2点目からはがくっときたのか、ぼろぼろになってしまった感じだった。 途中で、ゴール前のファール(?)で取り消されたゴールがあったのが、鹿島にとっては不運だった。あれが入っていれば、また展開が変わっていたかもしれない。 とにかくもう開幕まで1週間を切ったので、鹿島はここからどう立て直すのかが心配だ。

 サッカーを見た後は、ふらふらと新宿まで歩く。新宿の南口から見える、よく目立つ高いビルが何のビルかなぞだったので、国立競技場からも見えていたので歩いて行ってみた。 NTT−ドコモのビルだった。中に入ろうとしたら、ガードマンがいてダメそうだったのであきらめる。でも長年のなぞがとけて満足だった。 その後は紀伊国屋の新館や、西新宿のアメコミ屋、さくら屋ホビー館などの「濃い」スポットをふらふらする。 気付くと荷物がかなり増えていた。漫画(ケロロ軍曹3巻・ムーミンコミックス)とプラモ(ハセガワVF−1S)がその内訳。 帰って、昨日の台所の片づけをして寝る。


3月2日

 昨日、風邪で休んだせいでバイトが足りなくなってしまったことで、ひさしぶりにバイト先の上司にきびしくしかられる。 先週から風邪気味で体調が悪くて早退したり、遊びに来た人と一緒に明け方まで騒いで遅刻したりして、かなりバイト先で問題になっていたからだ。 「あんたもこれから人の間で仕事してくんだから、その辺はもうちょっと気をつけないと。もう子供じゃないんだから、自分の体調管理ぐらいしっかりしろ」 とかいろいろ叱られへこむ。まぁ、すべてもっともなことなんですが。

 叱られながら、むくむくと屁理屈を言いたくなってきたが、とりあえず深呼吸してこらえる。 あとで一緒にバイトに入ってたさかなくんに「遅刻早退して、バイト当日に連絡して欠勤したりしたら、他のバイトならクビですよ」と言われ冷静になる。 まだまだ子供よのう。いつになったら大人になれるやら。もう無理か。脳味噌は老化始めてるし。 とりあえずこれからは遅刻しないようにしよう<小学生なみですな。

 帰ってぼんやりしてると、たぬたぬ?さんが来襲。いきなり油を使ってコロッケを揚げ始める。ああ、後かたづけがめんどくさい…… さらになかむくんが来る。彼は今週の放送で『パワーパフガールズ』にがっちりはまってしまったらしい。 今日は東京のオタクスポットをまわって、パワパフグッズを買い込んできたらしい。いやぁ、いつもながらはまると大変ですなぁ。 そして、直輸入版字幕なしのパワパフビデオを見る。なかなか音楽とはまっていい感じである。 この前、見た日本語吹き替えTV放映版よりも、面白く感じた。 「なかなかいいねぇ」となかむくんに言うと「この前は良くないとか言ってたくせに、また他の人のまねっこが始まった」と言われてしまった。 むひ。こまったもんですな。 さらに夜中にkobaくんが来る。よくこんな時間にまぁ。 さらにたぬたぬ?さんとなかむくんが、ひまなのでビデオを借りに行く。 何を借りてきたのかちょっとのぞいてみると、グラディウス・沙羅曼陀・グラディウス2の攻略ビデオだった。ぎゃふん。


3月1日

 朝、起きてみるとどうもだるい。歩くとふらふらする。熱を計ってみる。どうも風邪のようだ。 バイト先に電話してバイトを休む。一日中薬を飲んで寝ていた。 これが後日かなり問題になってしまうとは……


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