生命の木 2011年 w40cm d20cm h30cm

7色の虹の色をより引き立たせるため、ベースを相対する白黒の2色で作ることを試みた最初の作品

無彩色に分類される白と黒、
この世の全ての光の波長を反射する白
それに対して全てを吸収する黒
あらゆる場面で対極的にとらえられ
正反対の意味合いをもつ白と黒

この相反する2色の唯一の共通点は
"無"の状態を示すということ

この世の全ての可能性はそんな無の状態から生まれてくる

根源は白と黒(無の状態)
そこから湧き上がり咲き出す色(命)を表現した作品