文通大好き!「文通のススメ」
文 通 生 活 
〜Life with writing letters〜

手紙の書き方 B面






〜こんなやり方でも続けられています〜


 相互リンクには、文通のホームページがリンクしてありますが、
 達人たちが勢ぞろいした感があります。
 「お手本」ばかりが並んでいますので、そちらをまず参考にしてください。

 文通を勧めるホームページを作っているのに、私は文通のマナーを
 きちんと守っていません。それでも返事が来ます。

 「文通が長く続かない」「ペンパルが増えない」・・・それはなぜか?
 すぐに返事を書かないから?相手が大喜びするような便箋や封筒を
 使わなかったから?それとも・・・???

 そのようなお悩みを持つ文通人にはこうささやきます。
 
「meはそんなのしょっちゅうだけど、返事来るよ。」

 私と同じことをしているのに悩むなら、それ以外にもっと気づくべき
 「何か」が、あなたの文通にはあるはずです。

 このページは、そういうお悩み解決のヒントになるかもしれません。
 何年か文通をしている私の経験談に過ぎませんが、1つの例として
 参考になればとても嬉しいです。


★文通とこだわり
  私が手紙を書くのに気をつけていることです。

  ・主に自分が楽しい。(自分が楽しくないと、相手も楽しくないから)。
  ・自己満足な文通はしない。
   (相手も楽しめそうか、客観的に文章を眺めてみること。)
  ・お金をかけない。(手紙は中味が勝負。かと言ってボロボロな
   手紙はがっかり。両方とも大事。)
  ・サービス精神を忘れない。(自己満足〜に通じる理由から。)



 ★文通相手を見つけるには


  ・インターネット
    国内・海外の文通相手募集のサイトは山ほどあります。
    メル友はすぐに見つかります。
    でも、
メールをまめにくれる人=文通好きとは限りません。
    メールから文通に切り替えても、そのうち返事が来なくなることが
    多いです。
    「趣味は文通」と書いてある人を探しましょう。
                   
  ・FB(フレンドシップ・ブックの英語略)
    「文通相手募集」「葉書や古切手を交換しましょう」などが
    書かれたミニ冊子です。
    海外の誰かが初め、それが世界の文通仲間に広がったと
    思われます。日本では敬遠されていましたが、2002年に
    一気に広まりました。

    私は海外ペンパルから送られてきたFB(海外版、英語)を見て、
    「文通相手募集」と書いてある人に文通の申し入れをし、
    海外ペンパルを増やしていきました。
    日本のFBは、文通相手よりも交換・売り買いなど
    フリマっぽさが特徴です。

  ・ペンパルからの紹介
    外国のペンパルは「日本人のペンパルを紹介して下さい」など、
    直接に申し入れがあります。
    日本人ではペンパル同士で紹介したりするケースはあまり
    経験がありません。

  ・雑誌の投稿欄
    掲載されるとものすごい数の手紙が来るらしいので、返事が
    もらえるかどうかは、あなたの手紙の内容や相性などが
    ものを言います。
    他の方法に比べて競争率は高いと覚悟しましょう。



 ★レターセットについて

 昔はかなりのお金をかけていましたが、今は高いもの・タダなものなど、
 バラバラです。
 紙を触るのが好きなため、きれいな写真やイラストの切抜きを
 封筒や便箋にしたりもします(=タダ)。
 それに対しては「ふつうのレターセットで手紙が欲しいです」と
 言われたことはないので、嫌がられてはいないと思いつつ、
 遠慮されてるのかな、とも密かに心配する時もあります。


 ★切手について

 切手がなくなってくると、時間があれば金券屋に出かけます。
 額面の98%でコレクターの放出品(らしき品)が手に入ることもあります。

 安い上に、よいデザインのが欲しいので、
 「記念切手の絵柄は選べません」と注意書きが
 書いてある店でも一応チャレンジします。
  
  例:よくある金券屋店頭での会話
    me 「80円記念切手20枚。海外文通をしているので、できれば
        外国人が喜びそうな絵柄をください。」
    店員「絵柄は選べません」 ・・・と言いつつも、あまり耳慣れない
        注文の仕方に合わせて日の丸とか浮世絵とかをわざわざ
        選んでくれます。日本人は心が優しい!!
   
  例外:某金券屋の某女性店員だけは、本当に絵柄を選ばないで
      適当に売るので、その人が窓口の日はハズレです。



 ★返事を書く

 こうやってホームページに夢中になっているせいか、
 手紙をもらってから半年後に返事を書いたりしてしまいます。
 そんな時はまず言い訳をします。

 例:「仕事が変わったり、ホームページの更新が忙しかったり、
    肌荒れがひどかったりして、返事を書く余裕が
    全然ありませんでした。ごめんなさい。」
       
 しかしあんまり毎回謝るのもなんなので、一言で済ませてしまう
 手抜きの回もあります。
 「また遅れちゃった、ごめんねー。」・・・我ながら、悪い例だー。
 でも逆に
毎回丁寧に謝るペンパルの手紙には、お互いに忙しいので
 謝らなくてもいいですよ、と書きます。


 あまりにも返事が遅いので、今では「me=返事の遅いペンパル」と
 大目にみていただいています。


 ★こんな人とはペンパルになれない〜meの場合〜

 「この人とは文通できない」と思ってしまうことがあります。
      
 ・恋愛の話しかしない人は、私だけでなくほとんどの文通人から嫌われます。
 ・大人なのにいつまでも高校生な文字体の人。
 ・シャープペンで手紙を書く人。
 ・安い食べ物・買い物の記録を報告するだけのデフレな人。
 ・不幸が乗りうつりそうな手紙ばかりをくれる人。
 ・基本的な手紙のセンスが無さ過ぎる人
  (何を言いたいのか、まったく分からない人)   など。

 断ると悪いかなと思い返事を出すのですが、結局つまらないと返事を
 書かなくなるので、返事を書きたいと第一印象で感じなかった人や
 2〜3回やりとりして楽しくない人とは、

 我慢や無理をせずに文通をストップ
します。

 文通してください、と手紙が来ても、話があまりにもあわなそうな人には
 返事を出しません。
       
 また、こちらから文通を申し入れするときも、返信用の切手を同封しません。
 相手が私に手紙を書きたいと思えれば、切手が同封されていなくても
 返事は来ます。
 
「切手を同封したのに返事が来ない」とよく聞きますが、返事は必ず
 出すもの、と見知らぬ相手に義務を押し付けているようです。
 そのような気持ちになりそうな方は、切手は同封しないことを勧めます。


 ★FBを同封する

 FB交換も楽しいので、手紙と一緒に同封します。
 ・80円切手で送れる重さ(25g)までつめる・・・はかりとにらめっこ。
 ・重すぎる&大きすぎるFBは捨てる
          ・・・目的が、手紙よりもFBを送ることになるのは本末転倒。
       
 
・国内のFBファンに言いたい!
  @FBは小さく作りましょう(上記の理由から)
  A1人1ページは使いすぎではないでしょうか?
   (1ページに何人も記入できるのに、効率が悪いです。)
  Bいたずらなんかするのは日本人だけです。
   (海外FBには、いたずら・落書き・「いたずらしないで」という記入、
    加害者?の名前張り出しは滅多にありません。
    日本のは多すぎます。精神的に自立していない国民だと、
    そういうところで分かってしまうのです。世界の人が見ていますよ。
    大人の心と公共心を持ちましょう。)
  C「○○さん、嫌がらせはやめてください。被害者一同より」という
    張り紙を、わざわざ貼り付けるのはやめましょう。
    とてもみっともないです。私は被害にあったことはありませんが、
    そのような復讐みたいなことを繰り返しても争いはひどくなるのは、
    世界の様子を観ても分かるはずです。類は友を呼ぶ、という
    ことわざを思い出しました。


 ★おまけを同封する

  例:・絵葉書(メッセージを書いたり、真っ白なまま送ったり)  
    ・切り抜き(海外ペンパルには、力士の新聞切り抜き、など)
    ・プリクラ(国内・海外ペンパル両方あてにお手軽)
    ・写真(仲のよいペンパルにだけ送る。
     または写真をくれたペンパルに送る。
     写真をくれない人にはこちらからは進んではあげない)
    ・相手がコレクションしているもの(古切手、葉書、
     使用済みテレカなど、と、自分が欲しい物を交換してもらう)



 ★文字について

 字はきれいなのがいいけれど、私はきれいでも汚くもない程度の字です。
 罫線が無いレターセットでも、裏から罫線をあてて書くという丁寧な
 こともしないので、よく曲がってしまいます。

 海外では、文字をきれいに書く文化がないので、私みたいな字でも
 「読みやすい」とよく言われます。

 特に海外文通では、何が書いてあるかと同時に、
 どれだけ読みやすいか、も大事です。
 字が汚すぎる人から文通の申し入れをされても、
手紙の内容よりも
 文字を読むことに時間を使うのはつらい
ので、
 はじめから返事を出しません。



 ★文章について

 国内のペンパルとはお互いにねぎらいの言葉の少なく、
 「じゃあ、お手紙待ってます」で終わらせてしまいますが、ほとんどの
 海外のペンパルの手紙には、長々と最後の一文が書いてあります。

 海外ペンパルより
 例:「今日はここで終わりにします。毎日寒いけれども、meやご家族が
 風邪をひきませんように。できるだけ早く手紙の返事がもらえたら
 嬉しいです。それまでお元気で。私の最大の愛を込めて。
 LOVE。○○より。」
 
 相手に合わせるのがマナーですが、私は長々とラストを書いたりするのが
 好きではありません。
 LOVEとかBEST WISHESなども書いたことがありません。
 LOVEとか書く文化が無い日本で、そこまで合わせなくてもよいと思うからです。



 ★海外のペンパルに、宗教は何?と聞かれたら

 宗教については時々質問されることがあります。
 ところが、私は核家族に生まれ、宗教やお年寄りと縁遠かったためか、
 自分の家のお寺が何宗かを知りません。知っていたとしても、
 その信仰の内容までは知りません。
     
 個人的には、日本は「自然崇拝」と「周囲の目」が宗教みたいな
 ものだと思います。
 だから、「いろんなところにいる自然の中の神様」や「周りのみんな」が
 神様です、と答えたりします。
         
 神は一人しかいない、とかたくなに信じるキリスト教やイスラム教の
 ペンパルたちにも、遠慮なく書きます。
 宗教=私たちが毎日生活をする場所の一部だと思っているので、
 たとえ相手が正反対の思想を持っていそうでも、意見を合わせたり
 遠慮したりはしません。
 
 また、「あなたは間違えている!それは変な考えだ。
 私のほうが正しい。」などと主張もしません。
 お互いに信じるものが違うと納得できればいいのです。

 これらを発言したことで、相手が「そうなんだ、知らなかったよ。」と
 言って来た事はあっても、
 腹を立てたような言葉を書かれたことはありません。

 ※怒られたことがあるとすれば宗教ではなく、
 「手紙が短い、もっと長く書いて!」と(笑)。


 ★手紙が来なくなったら

 
まだ文通を続けたいなと思うペンパルなら、誕生日カードや年賀状や
 暑中見舞いを出します。

 郵便事故で2人が知らないうちに音信不通の状態になっていたとしたら、
 それらの葉書を見てペンパルが返事をくれたりします。
         
 郵便事故は世界に多く、あらゆる分野で当たり前のようにスムーズに
 便利に進むのは、世界で日本だけと考えておいたほうがいいでしょう。 

 出しても返事が来ないときは、忙しすぎて文通ができないか、
 私との手紙の交換がつまらないので止められてしまったかです。
 そういう時は残念に思いながらも諦めます。

 逆に、私から文通をストップさせる時もあります。どうしても縁を
 切りたくないと思う人以外は、ズルズル続けるのではなく、時々
 見直しすることも大事だと思います。
 あえて「文通やめます」と手紙を出さないのですが、その理由には、
 自分がそんな内容の手紙をもらいたくないからです。どんな理由が
 あっても、悲しくなるような手紙は欲しくないです。
 自然消滅もありなのが、文通のメリットだと思います。
 音信不通にならない人と文通したい、というリクエストは、
 文通では難しい注文と考えています。


 ★立場が反対になっても文句を言わない


 これだけマナー違反で適当な性格なのですが、同じ事を自分に
 されても怒りません。
         
 何のイラストもないノートの便箋でもらっても、
 返事が忘れた頃にやってきても、
 文通してくださいと手紙を出して何の返事が無くても、
 封筒にいらないくらい満杯のFBが入っていても、
 自分に戻ってくるように作ったFBが全く戻ってこなくて
 どこかで捨てられていても、
 手紙が来なくなっても、
 前に文通の申し入れをして返事が無かったのに、その人から
 「FB見ました、文通しましょう」と手紙が来ても、
 ・・・少し残念だなと思いつつ、必要ならば楽しいペンパルを
 さらに探し始めます。 


 とても「見本」にはできない私の文通の実情・・・。
 様々なご意見があると思います。

 また、文頭でご紹介しました優秀サイトの内容とは180度違う意見が
 ゴロゴロ転がっていたかもしれません。
 各サイトの管理人の方々、ご迷惑をおかけしたかもしれませんが、
 ちょっとだけお見逃しを!


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