文通大好き!「文通のススメ」
文 通 生 活 
〜Life with writing letters〜
フレンドシップ・ブック
F B







フレンドシップ・ブックをご紹介します

 文通をするうちに、やがてどこからか回ってくる
 FB(フレンドシップ・ブック)。

 FBとは、友達の輪を増やすための手作りのミニ冊子。
 海外の誰かが始め、だんだんみんなが参加して、
 日本でも定着しました。
 
 「私のところには、FBというものが回ってこない。」
 「興味があるけど、どんなもの?」

 ここでは、本物のFBを見本に、どんなものかを簡単にご紹介します。


            これがFBの見本です。(海外FB)

     

 「FBの見本」から、FBの基本を知ろう
 ・サイズ:定型封筒に入る大きさ。封筒の半分程度が好ましい。
       あまり大きかったり重かったりすると、肝心の手紙が
       入らず、送料も高くなるので、気をつけましょう。

 ・表紙:好きな芸能人やスポーツ選手、美しい風景、など、
      写真やイラストを切り抜いて飾り表紙にしたものも多いです。
      FBにも個性を持たせてあげましょう。

 ・形:四角形がほとんどですが、見本の中にもあるように、
    丸があったりギザギザだったり、書き込みができれば
    形は自由です。

 ・書き込み:満員電車のように、できるだけ詰めて書き込みしましょう。
         1つのFBにたくさんの人が乗り込めるように、
         簡単明瞭に書きましょう。

 ・書き込みの例
  1.名前
  2.住所
  3.生まれた年・・・FBは何年もかかって旅をします。今の年齢を
             書いても、最後の人が手にする頃には違う年齢に
             なっているからです。生まれた西暦を書きましょう。
             手紙のやりとりを始めたけど、お互いに
             希望ではない年齢層だった、ということを防ぐため、
             生まれ年は書くようにしましょう。
  4.性別・・・特に海外FBでは、とても大事です。
  5.趣味・・・ペンパルの数を増やしたいなら、大まかに。
         こだわりのペンパル探しなら詳細まで。
  6.特記・・・こんな人なら大歓迎!と書くと、充実したペンパル探しが
         できます。


 見本「こんな風に書いたらどう?」
  A.国内FBの場合
    「山田 花  2000年生まれ
     123-4567 東京都港区○○町1−2
     趣味:音楽、旅行(a.ペンパル数を増やしたい場合の書き方)
         MISIA、東南アジアリゾートへの旅行
         (b.深く同じ趣味の人を募集する場合の書き方)
     ロングレターの人、タイやバリ島や沖縄など南の海に住んで
     いる人には、すぐに返事を書きます!」

  B.海外FBの場合
    ”Hana Yamada  B.D.2000(バースデーは2000年の略)
     ○○-cho1−2,minato-ku,Tokyo,123-4567,JAPAN
     hobbies:music,travelling (a)
           MISIA,travelling for asian resorts (b)
     NPW:long letter,Thailand&Bali&Okinawa!

  FBを自分なりに書けない初心者は、これら見本を自分用に
  当てはめて、コピーするようにどんどん書き込みしていけば
  OKですよ。きっとペンパルが見つかります。

  国内FBは、1ページを1人で使っていることが多いですが、
  もっとつめて書き込みましょう。


 書き込んだら、次に回そう
  興味のありそうな人に回しましょう。
  「こんなの気持ち悪い!」という反応は、FBが伝来してきたばかりの
  日本では幾度もありました。きっと海外でもはじめは
  そうだったのでしょう。

  送り先のペンパルにそう反応されても困らないように、
  FBをはじめて同封してみる場合には、
  「興味がなければ、返送するか、記入しないで次の人に
  回してください」と書けばいいでしょう。


 書き込みたくないときは
  もうこれ以上ペンパルは増やせない、など、FBに参加しない
  場合は、書き込みをしないで他の人に回しましょう。

  または、ひと言だけ記入して回すのも気が利いているかもしれません。
  文通人からこのようなご意見がありました。
  「同じFBがまた回って来てしまうという事が4〜5回あり、
   これではいけないと思い、それからは
   ”GREETINGS FROM 自分の名前  IN JAPAN”、つまり
   ”私もこのFBを見せてもらったよ”というすごく小さいメッセージラベルを
   貼る事にしました。
   その後は、再び同じFBが回って来る事はありません。」
   よい方法だと思います。

 FBを作ってみよう
  自分でFBを作ってみよう。
  例:meがFBを作ります。
    FBの表紙にこう書けば、みんなに分かります。

  タイプ1.「Aさんへ meより(Aさんのペンパルを増やすのが目的)
        Aさんの名前、住所、趣味、生まれた年、性別などを書く。
        meの名前、住所、趣味、生まれた年、性別などを書く。
        
        満杯になったら、最後の方は、
        Aさんに郵送してください。
        よろしくお願いします。」

  タイプ2.「meからmeへ
        meの名前、住所、趣味、生まれた年、性別などを書く。

        満杯になったら、最後の方は、
        meに郵送してください。
        よろしくお願いします。」

  どちらのタイプも、作成者meの連絡先や自己紹介が
  書いてあるので、meに興味のある人も手紙を出してきます。
  タイプ2は自分で自分に作るので、寂しい・・・と当初は
  思いましたが、人の手をわずらわせずにペンパルを増やすには
  いちばん身近で簡単な方法です。
  FBが回ってくるのを待って書き込みするよりも、自分から
  アピールしましょう。ペンパルが増えますよ。

  満杯になったら・・・のところは、海外FBの場合は、
  FULL?→to Aさん(またはme),thanks!と書けば良いです。


 もう募集していないのに、文通してくださいという手紙が届く
  国内FBには、こんなことが良く書かれています。
  「FB活動は終了しました。」.
  「私のFBペーパーには×をつけて下さい。」

  このような断りは不要です。
  文通してください、という手紙が届いても、返事はしなくても
  構いません。文通仲間では、暗黙の了解です。

  返事をしないと、どうしても気になって夜も眠れない、という
  繊細な人には、「もうペンパル募集はしていないので・・・」という
  断りの葉書を出すようにすすめます。


 「××さんは、こんなことをする悪人です。もういたずらは
  やめてください!!!」という抗議を、FBに貼りたい

  これ以上、××さんのいたずらの被害者を増やさないように
  みんなにFBで知らせなければ!と思ったり、
  悔しいからFBの上で仕返ししてやろう、という人は、
  FBに参加しないで下さい。

  それを読む、被害に関係のない文通人たちが、そんな書き込みを
  する人の被害者になるのです。
  「関係ない私たちが、なぜそんな文章を読まなければ
  ならないの?」と、そのFBを手にした全員が思っています。


 個人情報を公開するなんて・・・  
  住所を悪用されるのではないか?と心配になるかもしれません。
  meはこれまでに悪用されたことはありません。
  どこまでが「悪用」と定義されるのかは人それぞれですが、
  一般の世間ではマイナーで、存在さえ知られていないFBによる
  被害を心配するよりも、懸賞応募や企業からの情報漏えいや
  電話帳、学校名簿などの売買を心配したほうがいいと思います。

  文通の世界にいる人は、他の趣味の人たちよりも落ち着いていて、
  お金をかけた贅沢からは遠い、心豊かな人たちが多いと
  思っています。
  世の中の風潮にやたら流されて不安になるよりも、自分や他人を
  深く信じてみませんか?



 ★文通人Mさんより
 以前、meさんにFBを作っていただいたMといいます。
 今日FULL FBが戻ってきました。

 初めてFBを作っていただいて、それが戻ってきたので
 本当に嬉しかったです。
 FBを見た方から手紙をもらうことも出来ました。
 ありがとうございました。

 これからも「文通生活」HPがんばってください。
 楽しみにしています。

 (^-^) よかったですね〜。meも嬉しいです。
 自分宛に作ったFBが時々戻ってくるのですが、
 ある一時期に作ったものばかりです。
 なぜ他にも作ったのに、このデザインばかりが戻ってきたのか、
 謎を解きたいです。

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