文通大好き！「文通のススメ」 文 通 生 活　 〜Life　with　writing　letters〜 文通特派員 　secret agents

★特派員Ａ　in　フランス 　今回のフランスからの報告は「郵便はちゃんと届くのか？」について。 　Q1.郵便はちゃんと届きますか？ 　 　「普通郵便は基本的に問題なく届くかと思います。」 　Q2.どれぐらいかかるの？ 　　「日本−フランス間の国際郵便の場合、航空便は１週間で十分 　　　届きます。時期によりますが、SAL便は２週間、船便は２ヶ月を 　　　目安にすると良いかと思います。 　　　年末年始はもっとかかるかもしれませんが……。 　　　フランス国内郵便だと翌日あるいは二日で届きます。 　　　ただ一度、フランスからフランス国内のペンパルに手紙を 　　　送ったら２ヶ月かかったことがあります。 　　　電車で２〜３時間の距離なのに（笑）。 　　　その時は電話で『地球を一周して届いたんじゃない？』やら 　　　『郵便屋さんが歩いて届けてくれたのかも !?』と 　　　冗談を言い合って大笑いしました。 　　　きっと私の手紙、どこかに置き忘れられていたんでしょうね。」 　Q3.EMS（国際スピード郵便）は？ 　　「個人的な意見ですが、フランスの個人宅へEMSを送ることは 　　　お勧めできません。日本から送られたEMSは、フランスでは 　　　郵便局と連携しているクロノポスト社に自動的に回されるのですが、 　　　この会社、評判が悪くて、悪くて。」 　Q4.どうして評判が悪いのでしょうか？ 　 　「それは荷物をちゃんと届けてくれないからです（笑）。 　　　我が家も何度被害に遭ったことか……（苦笑）。」 　Q5.例えば？ 　　「一番ひどかったのは、不在通知が届かず、不在だった覚えもなく、 　　　荷物が『受取者不在』で日本へ送り返されたことですね。 　　　これは２回ありました。 　　　腹が立って、夫がクロノポスト社に苦情の電話をかけたものの、 　　　担当者に鼻であしらわれ、ますます大喧嘩になりました。 　　　この苦情の電話、３回目だったんですよ。 　　　実際は３回以上トラブルがあったんですけれどね。 　　　他には、不在通知をアパートメントの玄関ではなく、道路に面した 　　　正面玄関に貼られたこともありました。正面玄関に貼るなんて、 　　　風で吹き飛んだり、通りかかった誰かがイタズラで捨ててしまう 　　　可能性が大いにあるでしょう？ 　　　このことで苦情を言うと、『正面玄関の暗証コードを知らないから 　　　中に入られない』との答えが返ってきました。 　　　これじゃあ、プロの会社ではありませんよね。 　　　受付のある企業宛ての郵便物なら問題なく届けてくれるでしょうけれど、 　　　個人宛ての郵便物だとリスクが高いと思います。 　　　他にも色々エピソードがあるのですが、クロノポスト社の配達員は 　　　受取人が家にいても不在通知を置いていきますから、受取人が 　　　翌日以降、郵便局に出向くことになります。それに２週間しか 　　　保管してくれませんから、長期休暇で留守にしていると不在通知を 　　　受け取った時には既に送り返されていることもあるでしょうね。 　　　結果的には郵便局員の配達する通常の航空便の方が 　　　安く、早く、安全に届きます。」 　　　　　　　　　　　 　★文通生活ｍｅ　in　日本 　ただ手紙を届ける工程の中にも、いろんな物語がありますね。 　フランスでは、どんなことにも物語が深く強くインパクトがあるので、 　郵便事情でも、ついついそうなるのかもしれません。 　そして、それを悪口を超えた話のネタにしているのが、 　フランス風ですね。 　こちら文通生活　in　日本。これからもフランスの文通事情を詳細に 　調査のうえ、情報を伝達願います！

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