歯ぐきが黒い

色素の沈着

 歯ぐきが黒くなる主な原因は色素の沈着です。

 ひとつは歯ぐきの細胞に含まれるメラニン色素の沈着です。これは生理的なもので、特に問題はありません。もし、どうしても気になる場合にはレーザー、薬剤、外科的な方法で色素を取ることができます。しかし、必ずしもきれいに取り除けない場合もあり、再び色素が沈着することもあります。

 もうひとつは外来性の色素沈着です。冠やアマルガムで治した部分の金属イオンが歯ぐきに溶け出し、黒っぽい色がつくことがあります。この場合も気にならなければ特に処置をする必要はありません。もし、どうしても取り除く場合には、使用している金属を変更し、歯ぐきを部分的に切るなどして対処します。

 

全身疾患

 その他に全身疾患と関連して歯ぐきが黒くなる場合がありますので、心配でしたら一度、歯科(できれば口腔外科のあるところ)でみてもらうといいでしょう。

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