2003年4月8日 下北沢440 下田逸郎たゆたいアンサンブルトリオ

18:30 open

整理番号順に入場。

入場時にドリンクチケットを2枚。

客席は、ゆったりと埋まっていく感じです。

テーブルの上は、ビール、ワイン、フライドポテト 等....

19:00前まで、客席の後方に下田さんが居ました。

そして、19:00頃楽屋へ。

19:40頃、照明が暗くなりスタート。

下田さんは黒の柄物のシャツに黒いスラックス。

ヴァイオリンは、平松加奈さん
クラリネットは、塩谷博之さん。

たゆたいアンサンブルの演奏と共に


「 揺れないブランコ 」


下田さんの重厚なガットギターの音。

"ありがとう"

"そうか、また雨かと思ったら、あがって..."

"ゆっくりしてください。気持ちだけでも"

クラリネットの音


「 緑の匂い 」


時を刻むようなギター。

伸びるようなヴァイオリン。

長いクラリネット、ヴァイオリンの演奏。

クラリネット、ヴァイオリンの音を聴いている下田さん。

そして、時を創り出すような 「 緑の匂い 」のメロディー。

"なんか、「 緑の匂い 」のする林を創りましょうね。3人で"

"どんな森や (笑)"

ヴァイオリンの音がスペイシーな感じ。


「 月夜の海 」


"あそこまで言わないと気がすまない人がいる。"

"俺もそうだったけど..."

"太陽が無くなった時から世界が変わります。"

"落ちていった時から見えます。"




「 踊り子 」



間奏.... 力強いガット・ギターとヴァイオリン。

......

力強いギター、続いてヴァイオリン、クラリネット。



「 つなわたり 」


力を込めて行くガット・ギター。

.....

"休憩!"

"こんな調子で続けられません。"

"なんとなく、いろいろな友達とか仲間とか、スポンサーとか"

"そういう人欲しいんだけど、自分が我儘なのか ... "

"最近、たゆたいアンサンブルという人達とは "

"体力が落ちてきた時に出会ったんですけど"

"本当はもう一人ピアノが居るんだけれど"

"北海道とか付き合ってくれて、とても良い人達です。"

"クラリネットの塩谷博之です。"


「 ????? 」



ほのぼのとするようなクラリネット。

"(再び) 塩谷博之です"


"6〜7年、8年くらい"

.........

"それで良いんです。ミュージシャンです。"

"ミュージシャンにはそれが合う。"

"ヴァイオリン 平松加奈です。"

"俺も古い人だな。"


「 ????? 」


駆け足のようなガット・ギターとヴァイオリン、クラリネット。

振動するギター。

"(再び) 平松加奈でした。"

"ワン・トゥ、ワン・ツー・スリー・フォー"


「 ????? 」


"キツネササゲリュウノヒゲという漢方薬の袋に入れたCDがあって"

"言葉のつなぎ の歌があって .... "


「 ????? 」



"ハワイに歌作りに行って、初めてハワイの人とつくった歌です。"


「 ????? 」


ハワイ語 .....

ヴァイオリンの指弾き。

日本語

ハワイ語

伸びるクラリネット、ヴァイオリンの音と

時を刻むようなギター。

指でヴァイオリンを弾く平松加奈さん。


「 不思議な気分 」



静かな感じ、フラメンコ調にも
ボサノヴァ調にも聴こえる感じがします。

そして、テンポの速いリズムと共に


「 卵の形 」


途中で間合いをとるようにギターを止める下田さん。

音の無い時間があります。



「 エロティシズム 」




「 セクシー 」


速いテンポになり


「 ひとひら 」


"一気に行ってしまいます!"


「 つかのまのダンス 」


過去・現在・未来が一つに廻っている感じの
「 つかのまのダンス 」

「 つかのまのダンス 」の時に平松加奈さんのコーラス。



「 景色のむこうへ 」


"どうもありがとうございます。"

"それじゃあ、最後の曲で勝手に演りましょう。"

"新しいアルバムを出したので... "

( たゆたいアンサンブルコンサート の 「 せれくと 」 )

"なんか、あのアルバムから始まっているものがあります。"

"クラリネット 塩谷博之"

"ヴァイオリン 平松加奈"


「 夜へ帰ろう 」



"どうもありがとう"

( アンコールの拍手 )

下田さん、塩谷さん、平松さん登場。

"新しい曲が結構出来たので"

"全然練習してなくて、さっき譜面だけ渡したのを"


「 新曲 」


"どうもありがとう"

"ついでだから演っていないのを"

"これ、下の4つがイントロで
それで、2番、3番の間 ワンコーラス演ろうかね。"

"できるかも... できない時もあるけど"

"間違ってないよね。いいよ、間違ってたって。"



「 クスの木 」


微笑みながらヴァイオリンを弾く平松さん。

日本の童謡の調べに近い感じです。

"どうもありがとう"

21:30 頃 終了


どっしりと安定した感じの下田逸郎さんのステージ。

静かで、ゆっくりで、力強くて、

スピード感があります。

下田さんの音楽は
< 余白 > 、 < 空白 > を大事にした
日本の芸術に通じる感じがしています。


とても静かで重厚な感じです。


今回も、とてもスケールが大きい感じでした。



== 曲目リスト ==

1. 揺れないブランコ
2. 緑の匂い
3. 月夜の海
4. 踊り子
5. つなわたり
6. ?????
7. ?????
8. ?????
9. ?????
10. ????? ( ハワイの人と作った歌 )
11. 不思議な気分
12. 卵の形
13. エロティシズム
14. セクシー
15. ひとひら
16. つかのまのダンス
17. 景色のむこうへ
18. 夜へ帰ろう

( アンコール )

19. ( 新曲 )
20. クスの木

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