2002年9月21日 下田逸郎たゆたいアンサンブル ツアーファイナル SPECIAL

渋谷のクロスタワーホールは300席位のホールです。

開場が17:30で開演が18:00。

== [ 一景 ] 命の景色 ==

長井八美さんの朗読

生き生きとした感じがない、渋谷・新宿の光景です。

プログレッシヴな感じの「 霧が深いよ 」が流れます。

ドレス姿で 女性シンガーの meu さん登場

ちょっとソウルフルな感じで meuさんが歌う 

「 セクシー 」


meuさんは、声量がかなりある感じがしました。

ニューヨークの光景、生き生きした感じです。


「 ふたつの舟 」


エジプトの光景、アスワンのはずれ

背景は < 満月 >


「 真上の満月 」


東京の高速道路

....

下田逸郎さんの旅の光景
下田さんの作品を若い女性ヴォーカルの meuさんが歌う第1部でした。

そしてピアノ演奏がはじまり

== [ 二景 ] 君の色 ==

背景は再び < 満月 >
クラリネットの塩谷さん登場
ノースリーブのロングドレスでヴァイオリンの平松加奈さん登場。

ピアノ、クラリネット、ヴァイオリンの たゆたいアンサンブルの
音の中を下田逸郎さん登場。


「 そして満月 」


「 早く抱いて 」


「 気分 」


"こんばんわ"
"ようこそ"

リズミカルなギター演奏がはじまり

「 ひとひら 」


"たゆたいアンサンブルも五回目のステージです。"
"最初は福井県のくずりゅう川の近くで"
"福井で芝生を見て砂漠に行きたくなってしまった。"


「 塩の道 」

「 塩の道 」のときの塩谷さんのフルート演奏が
私には少し昔の  R & B 調に聴こえました。 

"野草図鑑というのがあってね。"
"いや、それほどの話じゃないからやめますが ... "
"一瞬の沈黙"
"行こうかな ... "


「 ????? 」


"今年のヒットはタイチで五メートルのサメを見たこと"
"俺、素潜り好きで"
"もう怖いとかじゃない"
"美しいよ、サメは"
"もう神様みたいだね。"
"あんな方に出会えたら、もうここで終りでも良いと思った。"

"アスワンで200メートルのワシが居た話を聞いた。"
"とんでもないものが居るって話だけなんだよね。"

"とんでもないものが居る話を知っているかいないかで
また違ってくる感じがして ... "

"今日はまとまった話をしているじゃない(笑)"

"行ってみよう"

ヴァイオリン演奏からはじまり

「 さみしさの応用 」


「 まほろば 」


"60歳前後に捧げる歌を歌います。"


「 トンチンカン 」


「 夜の記憶 」


"まあ、来るのはいいんですけれど"
"誰が来るかですよね。"
"誰が来てもいいということも無いよね。"
"誰でも来て欲しいという時もあるし"


「 踊り子 」


"昔、種子島で漁師の真似事をしていたことがあって
16年ぶりに種子島でコンサートをして、ちょうどそのころに
林 美雄が死んだことを聞いて"

"林 美雄の話を種子島でしていて"

"種子島名産の落花生"

"落花生からホタルがスーっと高く天まで飛んで"

"ホタルが月のほうに飛ぶのを見て
『 今の 林じゃないの? 』とか ...."


「 セクシー 」


「 ???? 」


「 ???? 」


「 ブランコに乗ろう 」


「 最後の誘惑 」


「 地下水脈 」


「 夜に帰ろう 」


"どうもありがとう"

"じゃあ、また どっかで"

"さようなら(笑)"


「 ???? 」


下田さん、立ち上がり深く礼

たゆたいアンサンブルの演奏 ....


=== アンコール ===

"ありがとう"

"じゃあね"


「 ワルツの時間 」


「 ワルツの時間 」とともに

"ヴァイオリン 平松加奈"

退場

"クラリネット 塩谷博之"

退場

"ピアノ 島田 篤"

退場

そして、下田さん独り

花束

....

下田さんのギター演奏はとてもリズミカルで
いわゆるフォーク系のギター演奏とは違う感じです。

下田逸郎さんの音楽からは
プログレシィヴな感じ、ソウル、R&B ...
いろいろなものが感じられます。
これは、女性ヴォーカルの meu さんが歌う
下田さんの歌を聴いたときに特に感じました。

たゆたいアンサンブルはピアノ、クラリネット、ヴァイオリンの
演奏なのですが何故かそこに
クラッシック風の演奏と共に60〜70年代頃の ...
かすかに聴いたような R&B 系の要素が少し感じられました。

にもかかわらず、いわゆる黒っぽさは全然感じられません。

ソウル、R&B といっても今流行りの黒人のように歌うスタイルではなく 
そこにあるのは日本的なもの、日本の歌です。

日本人の新しいリズムがそこにあるのかもしれません。


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