2002年2月23日 下北沢ラカーニャ 下田逸郎ライヴ

昨年のラ・カーニャは3/24でした。

今年は2月23日です。

開場は6時ですが、
5時半ころから予約されていた方の入場がはじまっていました。

入場時はあまり人が居なかったのですが、
だんだんと混んできて7時前の開演時には満席状態です。

下田逸郎さんが < 赤い服装 > で登場。

( MC から要約 )

"まだ準備ができていないのでゆっくりしていってください。"

"お元気でしたか?"

"ハワイ、タヒチ ... 帰ってきて ボー っとして"

"何も手につかない状態で ... "

"結構、沢山曲作ったのですが、、、"

( 曲名が判らないのですが 5曲 )

いつものように時を刻むような独特のギターの音です。

下田さんの歌からは独特の空気を感じます。

いままでいろいろあったけれども全てを < まっさら >にしてしまおう。

そこには < 微笑み > の 一瞬 があるだけ。

< 言葉 > には < 真 > と < 偽 > がある。

< 真 > と < 偽 > の 間 に 広大な < 永遠 > が 見える。

< 愛 > の 一瞬 には < 意識 > が そこにとけこんでしまう。

旅の風景

目にうつる空(そら)、景色は輝いてみえる。

.....

"戻ってきてから新しい曲"

"大丈夫かな"

"クラリネットの音が欲しくなり"

"ソプラノ・サックスがいいかなと思って"

"塩谷博之"

( 拍手 )

"髪が長くなってしまいましたが、、、"

( 3曲ほど )

< 生命 > の大切さ という言葉が飛び込んできました。

....

"これにピアノとヴァイオリンを加えた、たゆたいアンサンブル
 まだまだ 続けていきます。"

"今日はちょっと練習のつもりで"


「 踊り子 」


「 セクシー 」


"でも、今の 「 セクシー 」 の 女 は はじめてだな(笑)"

"(ソプラノ・サックスの音)こういうタッチで出て来る 女 は はじめてですね。"


「 緑の匂い 」


この 「 緑の匂い 」はとても好きな曲です。
歌詞の意味とは全然関係ないのですが、
この曲からは新しい世界を < 創造 > していくような
響きを感じます。

今まで出会ったことを < エネルギー > にして
明日を切り開いていくような感じです。

とても穏やかで静かな響きなのですが < 力 > を感じる曲です。

"また、おいおい 来週は 北の方で たゆたゆアンサンブル あります。"

"もう1曲だけ2人で演奏していつものように1人に戻ります。"

"人生の話かな ... (笑)"


「 早く抱いて 」


( 拍手 )

塩谷さんがステージを降ります。

"急に(拍手が)止まると寂しいから送ってあげてください(笑)"

"ソプラノ・サックス、クラリネット"

"そこで別れられればいいけど ... "

( 1曲  "トンチンカン"という言葉が飛び込んでくる歌 )

〜もうすぐ60歳
〜見えてくるお花畑

"こんな歌ばかりになったらどうしよう(笑)"

( 2曲 )

下田さんの曲からは時々
< あの世 > と < この世 > の境目が現れます。
< この世 > は 苦しみの世界。
生きていくことは 苦
< この世 > と < あの世 > の境目から響いてくる音は
生きていく力になる。

"毎回違った拍手をありがとう"

( 1曲 )

"とんちんかんの良い人を残してから最後の曲にしたいと思います。"


「 ひとひら 」


=== アンコール ===

"何?、何か用? (笑)"

(楽譜をめくりながら)

"1曲忘れていたな ... "

"今日は沢山やっているな ... "

"遠回しな言い方がうまくなってきていますが、、、"

"あんまり遠回しにならないほうがいいですね。"

( 1曲 )

自らのことを < 通りすがりの歌手 > と 歌う下田さん

"このまま終るとフォークソングみたいなので "

( 1曲 : 曲名が判らなくてスミマセン (^^; )

......

静寂の中に力強さ
静かな響き
下田さんの曲はそんな感じの曲です。

下田さんは目に写ること、出会うことを
< そのまま > 観察しているように感じます。


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