2001年2月12日 新宿厚生年金会館 バレンタイン・コンサート 2001

( Valentine Consert 2001)
昨年、新宿厚生年金会館でのコンサートの告知がされていたとき、 おそらく、沢田聖子さん21世紀の最初に、大勝負を賭けていると思いました。 かなり大きい会場との事。フィリップ・サイド等で、かなり宣伝されていました。 アルバム 「 History 」のジャケットの写真と同じ沢田聖子さんの写真が、 "ぴあ"に良く載っていました。 ゲストが、山田パンダさん、イルカさん 聖子さんは、コミカルに "パンダ・イルカ ショー"と、よく仰っていました (^^) 前日、春日部でのイルカさんのコンサートに出かけ、終了後、 聖子さんのファンの 借り猫じゃん さんや、住職さんと、 お会いしてオフ会、次の日に備えます。 当日、4時頃、厚生年金会館の近くで、借り猫じゃんさんと 待ち合わせさせていただいて、開始前のオフ会 静岡の聖子さんファンの、TABOさん、よいしさん、 大阪のだいさま、 そして、大阪から先年昇天された村下孝蔵さんのファンの Tさんと、喫茶店で.... 村下考蔵さんの御縁で、東京の聖子さんのコンサートに 来られた方もいる..... 何か、沢田聖子さんを中心とした見えない大きな力 磁力のようなものを感じました。 他にも、イルカさんのファンの方が見えているようです。 前日までは、席がまだ残っているとの情報が流れていて、 ちょっと心配だったのですが、なにか良い感じです。 5:00頃、会場へ 「沢田聖子」という表示がきらびやかにされていて 列もできています。 当日券を求める方々が多数 若い子も沢山来ています。 .... 何か盛り上がってくるようなよい感じです。 5:30開場予定が、6:00 open すごい列です。 古くからの聖子さんのファンの方によると 昔は、こんな感じだった との事 "沢田聖子さんの、人を寄せつける磁力(オーラ)が復活している" ふと、そんな感じがしました。 復活ではなくて、新たなる展開なのかもしれません。 6:30頃開演 (「」内は曲名) 聖子さん登場 もう これはすごいと思いました。 まず、「 きっといつか 」 1997年のアルバム "Acousitic Love Ballads"に収録されている曲です。 このアルバムは、ラヴ・ソングのアルバム オープニングの曲は、コンサートの性質をよく表しています。 作品は、アルバムが出来上がったときに完成するのではなく、 完成するまでに何年もかかります。 例えば、友部正人さんの曲の "一本道" 発表後 30年かかって 完成すべき場所で完成しています。 "Acousitic Love Ballads"が、新宿厚生年金会館のバレンタイン・コンサート という完成するにふさわしい場所で完成。そんな気がしました。 「 夢を忘れない 」(アルバム "フォークソングス") 「 愛を急がずに 」(アルバム "行きくれて 行きついて") そして、別れの歌 「 Respect 」 沢田聖子さんのヴォーカルは、やはり 大きな会場にふさわしいと思います。響きが違います。 おそらく、大きい会場で歌う天分を持った方なのでしょう。 シンガーは、自分にふさわしい場所を得たときに 最高の力を発揮します。 今回は、パーカッション(マリさん)や、ピアノや、 ギターというサポート ゲストの chiemi の お二人のステージ 「空色の風船、そよ風にのって」 HAIKARA 「坂道」 「かあさん」 聖子さんのゲストとしてこの会場のステージに立つ若手二組 これも、天分なのかもしれません。 「いっしょに暮らそー」 「明日の二人」 (2000.11.22.発売のマキシ・シングルです。) 「親愛なる人」 聖子さんは、村下孝蔵さんの昇天がまだ信じられなくて、 "死"っていったいなんだろうか? と問いかけていました。 村下孝蔵さんのファンが、来場されているのを まるで、御存知のようです。(^^) 「まっすぐに愛」(アルバム "Acousitic Love Ballads"、"Too Too") ゲストの山田パンダさん登場 山田パンダさんのヴォーカルで、聖子さんといっしょに 「約束」 (アルバム "LIFE"、"Acousitic Love Ballads") 山田パンダさんを中心に結成されたバンド PANDA SONのステージ 「?????」 「月の裏側」 「途中」 「黄色い船」(かぐや姫の名曲) 「踊り子」 (村下孝蔵さんの名曲) 「僕の胸でおやすみ」(かぐや姫の名曲) そして、ゲスト イルカ師匠の登場です。 イルカさんと聖子さんのデュエットで 「シオン」 (アルバム "Acousitic Love Ballads" にも収録されている 聖子さんの代表曲) .... これは、イルカさんの作品で、聖子さんに捧げるということで "シオン"の花をイメージして創られたとの事です。 "シオン"、この曲も今日完成したのかもしれません。 イルカさんと共に ... イルカさんのソロ 「なごり雪」 (イルカさんの代表曲、東京で、2/15前後に降る雪を"なごり雪"というそうです。) 「ココロネ」 .... イルカさんによると、どこかからこの言葉が聴こえてきて 生まれた曲です。 「いつか冷たい雨が」 「祈り」 (アルバム "現の夢") そして、沢田聖子さん、山田パンダさん、イルカさん三人のステージ 「旧友再会」(三人での新曲) そういえば、山田パンダさん 20年くらい前に 吉田拓郎さんの曲の "旧友再会フォーエバー・ヤング "を 山本コータローさんと 歌っていらっしゃいました。 もしかすると、この歌が違う形で生まれ変わったのかも しれません。 「あなたの胸に」 「春」(沢田聖子さん、イルカさんの名曲) 「陽だまりの中で」(イルカさんのファースト・アルバム "イルカの世界"に収録されています。) 最後に、沢田聖子さんのソロで 沢田聖子さんの 「祈り」 .... 身近な方への愛から、あらゆるものへの"愛" に拡大していく曲です。 終了 合間に、聖子さんと、イルカさんと、山田パンダさん 楽しい会話のキャッチボールがありました。 私には、イルカさんやパンダさんの夢が また、聖子さんに託されている そんな感じに見えました。 もう、本当にすごいコンサートで これを書いている今も、まだ余韻が残っています。 "Acousitic Love Ballads"の完成 沢田聖子さん、イルカさん、山田パンダさん 「旧友再会」 偉大なる復活 (ボブ・ディランみたいですね (^^))
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