2002年11月2日 中央大学 白門祭 「Don't be,only listening」 fra-foa、ART-SCHOOL
中央大学の 『 白門祭 』
場所は中央大学多摩キャンパス9号館です。
整列の場所は学内チケットを購入した方の場所と
ぴあで購入した方の場所がありました。
開場時刻は 14:30の予定が少し遅れて 14:45
'1〜30'等、入場の番号を記したダンボールの合図とともに
整理番号順に入場が始まりました。
9号館クレセントホールはかなり大きな会場です。
15:30、まず ART-SCHOOL のステージ。
男性4人のバンドです。
客席の方は、イスから立ち上がり、殆んどスタンディングです。
ART-SCHOOL のステージは初めて観ました。
ステージの中盤辺りから、少しずつ
ノリが良くなってくるような感じがしました。
そして16:50頃 fra-foa登場。
客席の方は、イスから立ち上がり一斉にスタンディング状態です。
紫系のロングドレスで 三上ちさ子さん登場。
「 blind star 」
会場から歓喜の歓声が湧き起こりました。
一斉に天井に人差指を突き上げるような感じです。
英雄が凱旋してきたときの感じに近いかもしれません。
ちさ子さんの表情も、とても嬉しそうな感じです。
いつものように手を激しく降り、
身体を上下に激しく振動させるアクションです。
マイクスタンドを振るように答えます。
"こんにちは fra-foa です。"
"チケットを買って集まってくれてありがとう!"
"1800円ですが、180万倍楽しんでいってください。"
"「 煌め逝くもの 」"
「 煌め逝くもの 」
喜びに溢れた歓喜の客席です。
会場も、ちさ子さんも手を高く挙げています。
そして、イントロが聴こえてきたときに拍手!
「 プラスッチクルームと雨の庭 」
"皆も一緒に咳の真似とかしなくても良いのに... (^^)"
"ありがとう"
"張り切りすぎて声が変になっちゃった。"
「 lily 」
"すごい、なんか寒くなってきて空が綺麗になって来たね。"
"なんか、あの"
"今日、福岡からライヴを観に来てくれた人が居て
その方には福岡のラジオ番組でお世話になっていて
私の誕生日の時にケーキを持ってきてくれて番組中に
お誕生祝いをしてくださりました。"
"すごく、暖かい感じで ... "
"その人にも、何かお祝いを と思って作った曲です。"
"それを歌います。"
「 オブラートで包んだ水みたいな君に 」
そして歌が終ったときに、ちさ子さんがステージから居なくなり
長い演奏が始まります。
プログレ調の感じから...
ハードな演奏に...
ギターの高橋さんの激しいアクション!
"えーと、今日は中央大学のプロデュース研究会 ... "
"学園祭に呼んで戴きありがとうございます。"
"みんなプロデューサー志望なのかな ... "
"そうですね。学祭の時は独特のふいんきで普段のライヴと違う感じですね。"
"あまり話すことないので ... "
ちさ子さん登場
"あんまり上手く話せないからギター演っているんだよね。"
そして、この曲です。
「 澄み渡る空、その向こうに僕が見たもの 」
ちさ子さんが手を挙げるようにマイクスタンドを掲げます。
会場も手を掲げます。
ちさ子さんがマイクスタンドで応えます。
ちさ子さんがマイクスタンドを降り揚げるときの
表情は喜びに満ちたような歓喜に溢れた感じです。
「 crystal life 」
ちさ子さんがマイクスタンドを肩に懸けるように歌います。
「 月と砂漠 」
ちさ子さんが、マイクスタンドを放り投げます。
ちさ子さんのマイクスタンドのアクションはとても軽やかです。
"ありがとう"
拍手が続いていました。
......
余韻が残るライヴでした。
三上ちさ子さんの歌声には弾力が在り
一斉に会場に拡大していく感じがしました。
歓喜という言葉を沢山使いましたが、
fra-foaのステージは 会場全体が歓喜の '光'に包まれているステージです。
真のライヴとは歌が始まったときに嬉しくなってしまうもの
ですが fra-foaのステージは真にそんな感じです。
1回だけ観たことがある神様 ボブ・ディランのライヴのとき
を思い出してしましました。
そして、音源でしか知らないのですが吉田拓郎さんの
ライヴ '73 の音を思い出してしまいました。
== 曲目リスト ==
1. blind star
2. 煌め逝くもの
3. プラスッチクルームと雨の庭
4. lily
5. オブラートで包んだ水みたいな君に
6. 澄み渡る空、その向こうに僕が見たもの
7. crystal life
8. 月と砂漠
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