2002.8.3. 『 my duty 』


竹仲絵里さんの新シングル 『 my duty 』を聴いてみました。

「 my duty 」、「 I need to be in love 」

2曲聴き終って
また、再生ボタンを押す...

そして、2曲聴き終って
また、再生ボタンを押す...

.....

つまり、エンドレス状態になってしまいました。

繰り返し聴き込んでしまいます。

おそらくかなり楽しみにしていたのだと思います。
このCDは予約して購入したのですが
実はCDを予約して発売日に購入したのは
このCDが初めてです。


リズミカルな感じで始まる 「 my duty 」。
背景にあるリズムには
静寂の中から胎動する < 何か > の勢いが宿っているようです。
そして、この胎動するリズムがだんだんと高まってきて
次の展開に飛翔します。

休息が始まる前に
いろいろなものに対しての
激しい < 問いかけ > が始まっていたのかも
しれません。
それは裡の激しさの為だったのかもしれません。

休息中の胎動は
休息後の飛翔に発展していきます。

この始動の音は、< 気付き > のあとの
勇気・決断・決意の音のようにも聴こえます。

そして、この始動の音、声は
< 何か > が
目覚めてくる歌声のようにも聴こえます。

'duty' は英和辞典によると
"本分、義務、任務、責任、職務"といった感じのようです。

今までの 'duty' から 私の 'duty'への
< 飛翔 > 、本当の < 道 > ( 自由な < 道 > ) という意が
「 my duty 」に籠められているのかもしれません。

「 my duty 」のあとの 
「 I need to be in love 」
で展開が変わります。

「 I need to be in love 」はカーペンターズの曲のカヴァーです。

「 I need to be in love 」を聴いたときに
竹仲絵里さんの真性である
根源的な < 愛 >、< 癒し >
が開花されたように感じました。

「 I need to be in love 」からは
問いかけの後に顕現した根源的な < 愛 >のような
穏やかなヴァイブレーションが発せられているようです。

この 「 I need to be in love 」の音が聴こえてくると
母性の地に帰還したような気分になります。

聴くだけで感激してしまう竹仲絵里さんの歌声からは
優しさ、厚み、弾力、深さが感じられます。




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