新宿ピットイン 浅川マキ 2005年6月25日 恒例・定期公演 (2日目)

(曲目は、主だった曲といいますか、私のほうでタイトルが判った 曲のみです。全部ではありません。)
19:30 open


20:10頃

マキさん、セシルさん登場

マキさん、バラの花を片手に

"戴いたのよ、綺麗ね"

"昨日は、珍しく、ステージに上がる前にちょっと飲んでしまいまして
昨日、何があったのか本当に憶えていません。"

"このバラが届いた...甦るかも..."

セシルさんのドラムの伴奏のみで


「 今夜はオーライ 」



「 あなたの中を旅したい 」



「 ????? 」

「 ????? 」

"セシル・モンローさん"


「 CHROME SISTAR 」



「 放し飼い 」



「 アメリカの夜 」


細波のようなセシルさんのドラム


「 ジン・ハウス・ブルース 」


軽快な感じで振動する セシルさんのドラム

語るように歌う、マキさん


「 夜が明けたら 」


"人生は長い .... 長すぎたわ"


「 あの男が死んだら 」



「 ZERO HOUR 」


"お待たせしました、渋谷毅さん"

渋谷さんのオルガン演奏


「 暗い目をした女優 」


迫ってくるような振動

迫ってくる歌、オルガン、そして包み込むようなドラムの音


「 夕暮れのまんなか 」


タバコを吹かすマキさん


「 こころ隠して 」


"しばらく休憩"


2部

照明暗

"わたくし、非常に目が悪くて"

"網膜剥離、元々、近視の人は網膜が弱いそうです"

....

"手術は、もういい と言ったら"

"その先生、アメリカから帰ってきたばかりで
私が初めての患者で、そして"

"大学のときに私を呼んでくれた主催者だったものですから"

"今は、世の中がぼんやりと見えるほうが幸せかも..."

「 ????? 」


"発音は、これでいいの? ってセシルに聞いたら... OKだそうです"

"私だって米軍キャンプで歌っていたことがあって..."

"マヘリア・ジャクソンがその年に来たんです"

"私は、マヘリアジャクソンとビリー・ホリデーしか
聴いていなかったものですから"

...

"3年くらい前にセシルに発音をちょっと聴いてみてくれない
とお願いしたら、それ、マキの英語だから、それで良いと言われて"

"私は、いつも男に捨てられる..."

"でも 1968年に寺山修司さんが書いた... 
これはレコードにしてはいけません"

"だから私が歌わなければ、それを聴くことはできない"

"寺山さんに歌えと言われたとき"

"私と寺山さんとの間の沈黙は長かった"

"私に寺山さんは"

"マキ、それを歌わないんだったら、それを演出する意味はない"

"それは本当に在った話なので"

...


「 ロング グッド バイ 」


....

"寺山修司さん"

"寺山修司さんの詩ってすごいなって思ったから"

...

"渋谷 毅さん"

渋谷さんのピアノと共に


「 マイ・マン 」



「 炎の向こうに 」



「 暗い日曜日 」


"渋谷毅さん"


「 あなたに 」


渋谷さんのピアノ

セシルさん登場

静かに振動するドラム、シンバル

渋谷さんの傍にマキさん


「 都会に雨が降る頃 」


歌に答えるピアノ

セシルさんのドラム


「 センチメンタル・ジャーニー 」




「 あんな女ははじめてのブルース 」



ブルースな感じのピアノ


「 セント・ジェームズ病院 」

マキさんの ア・カペラ

そして ピアノ

ドラム


「 あの人はいった 」


"本当に良く来てくれました"

"一部は目が悪くて解らなかったのですが、
至近距離から観てくださっていた方々、本当にありがとう"

"大好きなミュージシャンを御紹介いたします"

"セシル・モンローさん"

...

"御紹介いたします"

"渋谷毅さん"

...

音に包まれながら

"またね"

( アンコール )

マキさん登場

マイク無し、生歌で歌うマキさん

"またね"


1部は、セシルさんのドラムの伴奏で歌うマキさん
そして、「暗い目をした女優」の時に
渋谷毅さんのオルガンが加わり、その時は
本当に音の空間が迫ってくるような感じでした。

2部は、米軍キャンプの時代からの時間の流れ
そして、寺山さんの作品....
そして、渋谷さんのピアノ... 時の流れの中にある
何かが伝わってくるような... そんな感じがいたしました。

そして今回も超満員で....そして、いつものように
若い世代の方も沢山見えていました。



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