新宿ピットイン 浅川マキ 2003年12月30日 大晦日公演(五日間連続) 最終日

(曲目は、主だった曲といいますか、私のほうでタイトルが判った 曲のみです。全部ではありません。)
19:20頃から、新宿ピットインの入口付近は大混雑状態です。

開場前から、浅川マキさんの巨大な存在感が伝わってくる感じです。

19:40頃、開場。

入場すると、いつもとは違ってテーブルなしで客席が用意されていました。

立見の方も多数いました。

新宿ピットインが広く感じられました。
椅子は100席程、おそらく150人以上は居たと思います。

ステージ内にも2席ほどありました。

20:10頃、照明暗。

静。

拍手の中、サングラスに黒いロングドレスで浅川マキさん登場。

セシル・モンローさん登場。

迫力在るセシルさんのドラム演奏と共に


「 今夜はオーライ 」

歌詞の通り、タバコを片手に歌うマキさん。

激しいドラム。

「 ????? 」


「 ????? 」


「 POSSESSION OBSESSION 」


ドラムスと共にリズミカルに歌うマキさん。

「 ????? 」


「 こんな風に過ぎて行くのなら 」

少しスローなドラムス。


「 アメリカの夜 」


"セシル・モンローさん"


「 難破ブルース 」


"この公演に初めて来て戴きました。"

"秋山一将さん"

酔っているような感じで秋山さん登場。

Eギターで、軽く呟くようなブルース演奏。



「 あの男が死んだら 」


小声で呟くようなギター。


「 暗い目をした女優 」


"お呼びしましょう。渋谷毅さん。"

渋谷さん登場。

「 暗い目をした女優 」が続きます。

渋谷さんのオルガン演奏。

振動するようなオルガンの音。

"植松孝夫さん"

マキさんはイスに腰かけてタバコ。

真ん中に立ってテノール・サックスを吹く植松さん。

そして、

「 霧に潜む 」


「 こころ隠して 」


「 町の汽船 」


イスに腰かけるマキさん。

爆進するような演奏。

"しばらく休憩"

( 休憩 )

21:25頃、第二部

"うしろの方に"

"混み合っていて、立っているのも ... "

"この前のほうに、本当に"

"高価では決してない、絨毯のようなものがあるので"

"迫力ある"

"四人位は、結構良いかもしれない。"

"ここに足かけていいのよ。"

"アンダーグラウンド・シーンをじっくり"

ステージの手前の床に四人ほど座りました。

渋谷さんのピアノと共に


「 無題 」

(アルバム 『 闇の中に置き去りにして 』に収録されている曲)


「 マイ・マン 」



「 炎の向うに 」



「 あの男がピアノを弾いた 」


セシル・モンローさん、植松孝夫さん登場。

ドラムス。

テノール・サックス。


「 貧乏な暮らし 」


一斉に。


「 あなたに 」

マイクを離して、ア・カペラで歌うマキさん。

そして、渋谷さんの後ろに移動するマキさん。

植松さんのサックスが語ります。


「 都会に雨が降る頃 」


腰かけてサックスの音を聴きながらタバコを吸うマキさん。

秋山さん登場。


「 セント・ジェームズ病院 」

呟くようなギター。


「 センチメンタル・ジャーニー 」


渋谷さんのピアノ

セシルさんのドラムス。

秋山さんの呟くギター。

植松さんのサックス。


「 あんな女ははじめてのブルース 」



「 あの人は行った 」


....

"最後まで、ありがとうね"

"植松孝夫さん"

"この公演に初めて来ていただきました。秋山一将さん。"

"セシル・モンローさん"

"渋谷毅さん"

ピアノ:渋谷毅さん
ドラムス:セシル・モンローさん
ギター:秋山一将さん
テノール・サックス:植松孝夫さん

拍手と音に包まれてステージを後にするマキさん。

アンコールの拍手。

( アンコール )

"いつもはアンコールは無いんです。精一杯演って ... "

"私の中にアンコールという概念は無い"

"ですのでアンコールを想定した今時のコンサートなんて解らない。"

"でも今日は歌います。"

ア・カペラで

「 ワルツに抱かれて 」


"1968年に私は驚いたことがあります。"

"レコード二枚しか持っていなかったんです。"

"ビリー・ホリデー、マヘリア・ジャクソン"

"リズムを何処でとっているんだ"

"ビリー・ホリデーがホテルの裏口から ... "

"それがビリー・ホリデーの靴音から入っているんです。"

「 ????? 」
(曲名が浮かばなかったのですが、有名なです。)

"贅沢な夜"

"それでは1曲"

"新譜といっても、もう何年も経っているんだけれど"

"もう、詩なんて朧ろだからさ"

"1曲だけ、「 あなたオーライ 」だけ歌って終わりにします。"



「 あなたオーライ 」

CDが流れて、CDと一緒に歌うマキさん。


そして、ア・カペラで歌うマキさん。

「 ????? 」



"またねー"

最初から最後までステージに引き込まれてしまいました。

とにかく最高でした。

今回も、とてもゴージャスな夜でした。

秋山一将さんの呟くように語るギターがとても印象的でした。

そして、一斉に演奏されている時は
とにかく、とてもゴージャスな時間という感じでした。




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