新宿ピットイン 浅川マキ 2002年12月30日 大晦日公演 最終日

(曲目は、主だった曲といいますか、私のほうでタイトルが判った 曲のみです。全部ではありません。)
19:20頃、開場待ちのお客さんが大勢居ました。
19:30過ぎにはかなり混雑してきました。

整理番号順に入場

立見のお客さん、ステージの前の床に座るお客さん...
大混雑です。

20:00ころ、浅川マキさんの 「 ちょうどいい時間 」が BGM に流れて
浅川マキさん登場!

CD とともに 「 ちょうどいい時間 」 を歌うマキさん。 

客席から若い女性の声 "かっこ良い!"

"本当によく来てくださりました。"

"こんなに至近距離だとは思いませんでした。"

"私は大丈夫なのですが、この辺の方が耐えられるかどうか ... "

"今日はCDをかけて飛びだしてまいりました。"

"私にもこんな時代があったんだな とか ... "

"この当時のキャッチコピーが 『 年齢の無いブルースシンガー 』"

"当時、私はそれを見て怒ったのですが今になってみると
『 年齢の無いブルースシンガー 』 というのは良いな とか思って
使わさせていただいております。"

"出て来て見ると、この至近距離は耐えがたい"

アカペラで歌われます。


『 町の酒場で 』



『 わたしが娼婦になったなら 』


"寺山修司さんの1968年のはじめての
アンダーグラウンド・シアター『 蠍座 』でこの曲を歌いました。"

"あと、この曲も"


『 前科者のクリスマス 』

 
"今に2曲は寺山修司さんの詩です。"

"そして、あと 『 ロンググッパイ 』という歌があります。"

"時勢柄、問題になりそうだという事でレコードにはなっていません。"
"『 イムジン河 』とかはレコードになっているのですが ... "

"ですので、これ(『 ロンググッパイ 』)を歌えるのは現在では私しかいません。"

"それを歌うとあんまり暗いんで皆の将来も変わるかもしれないんだけれども"
"(でも、今日は歌いません。)"

"最近、カヴァーというのが流行っていて"

"「 かもめ 」を夏木マリさんが歌われているのですが .... "

"ソウルフラワーユニオンが 「 ちっちゃな時から 」をカヴァーしていて
私が歌うよりもロックしているんです。"

"「 かもめ 」という歌は字余りの歌で、本当に歌えるかどうか話題に
なっていたのですが 寺山さんが 'マキが今歌っているじゃないか! ... "


『 ちょっと長い関係のブルース 』


『 ????? 』

"もう脈略なく歌っちゃいましょうか"

"文芸座ル・ピリエで演っていたときは
大晦日公演は12月31日まででしたので紅白を観たことがなかったんです。"

"抜粋したのを観たのですが非常に新鮮だった"


『 悲しき口笛 』



『 拳銃ブギウギ 』


"これ、歌謡曲(笑)"

"でも、私の歌と変わらなかったかしら... "

"今夜は楽しく行こうね。"

『 ????? 』


『 夜のカーニバル 』



『 アメリカの夜 』


"素晴らしいミュージシャンが来ているの。"

"さっそく呼んじゃいましょう。"

"渋谷 毅さん"

"セシル・モンローさん"

"和泉 聡志さん"

"植松 孝夫さん"


『 夕暮れのまんなか 』


渋谷さんの轟音のようなオルガン演奏。

セシルさんの雷鳴のようなドラム。

高らかに響く植松さんの サックス。


ここから爆進するような演奏が始まります。



『 町の汽船 』



『 霧に潜む 』



『 心隠して 』



『 CHROME SITAR 』


そして爆進のクライマックス。


『 放し飼い 』


"しばらく休憩!"


今回の休憩は短く感じました。

マキさん登場。

渋谷さん登場。

『 無題 』
(清水俊彦さんの 「 直立猿人 」より )



『 炎の向こうに 』



『 マイ・マン 』



『 暗い目をした女優 』

から、渋谷さんのピアノ演奏とともに 〜 メドレー 


『 あの男がピアノを弾いた 』

セシルさんの強烈なドラム。

植松さんのサックス。

一斉に演奏。


『 貧乏な暮らし 』


渋谷さんの後側でマキさんが歌います。


『 あなたに 』


座ってタバコに火を点け植松さんの演奏を聴くマキさん。

「 ????? 」


『 都会に雨が降る頃 』


「 ????? 」


『 セント・ジェームズ病院 』


「 ????? 」

〜 メドレー

そして


『 あの人は行った 』


"よく来てくださりました。"

"和泉 聡志さん"

"セシルとは20年も付き合っているのに私未だに英語がダメなの"

"セシル・モンローさん"

"植松 孝夫さん"

"そして、渋谷 毅さん"

.....

拍手が続きます。

マキさんが楽屋から出てきて "ありがとう!"


『 町の汽船 』、『 霧に潜む 』、『 CHROME SITAR 』、
『 放し飼い 』 の辺はいつも爆進するような感じで
すごく恰好良い感じです。

12月30日の浅川マキさんの大晦日公演 最終日
毎年、< 本物 > を観るために一斉に集まってくるようです。

今年は、特に混雑していました(大混雑状態)




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