新宿ピットイン 浅川マキ 2002年6月28日 定期公演 3DAYS (初日)

(曲目は、主だった曲といいますか、私のほうでタイトルが判った 曲のみです。全部ではありません。)
開場前だんだんと人が増えてまいります。
開場は19:40分頃

整理番号順に入場します。
開演前、音楽は流れていなくお客さんの話声のみです。
静かな会場にまだ登場していないマキさんの存在感が感じられます。

パンフレットにはマキさんの手書きのメッセージが印刷されています。

20:15分頃照明が暗くなりマキさんがゆっくりと登場。

"待たせたわね"

おもむろにアカペラで歌われます。


"町の酒場の 〜 ..... "

『 町の酒場で 』




手にはタバコ


『 ちょっと長い関係のブルース 』



『 今夜はおしまい 』


"では、ここで私の大好きなミュージシャンの方をお呼びします。"
"セシル・モンローさん"

セシルさん登場、ドラムを叩きます。


『 今夜はオーライ 』


『 アメリカの夜 』



『 POSSESSION OBSESSION 』


"和泉 聡志さん(ギター)"

和泉 聡志さん登場

そうです。もちろんここで爆進するように

『 放し飼い 』


さらに爆走するように

『 CHROME SITAR 』


"生江 匠 さん!"

テノール・サックスの 生江 匠さん 登場


『 暗い目をした女優 』


"20年以上になります。渋谷 毅さん"

「 暗い目をした女優 」のときに渋谷さんのオルガンと
セシルさんのドラムスと 和泉さんのギターで長い演奏が続きます。


『 霧に潜む 』



『 こころ隠して 』

(金色のハイヒール ...)

サングラス姿のマキさんは周りの演奏を聴きながら毅然とした感じで
歌われます。



『 まだ若くて 』


"前半最後の曲です。「 町の汽船 」という曲です。"

『 町の汽船 』


"しばらく休憩"

照明が暗くなり、2部開始

マキさん、渋谷さん登場

渋谷さんのピアノと共に


『 マイ・マン 』


『 炎の向こうに 』

(シャンソン風に聴こえます。)


『 あなたに 』


セシルさん、和泉さん、生江さん登場

音に包まれながら、マキさんが渋谷さんの隣に行きます。
和泉さん、生江さん、瞑想するように演奏。

激しい演奏。


『 あの男がピアノを弾いた 』


『 貧乏な暮らし 』


一斉に演奏。
(ライヴアルバム 「 黒い空間 」を思い浮かべてください。)



『 あんな女ははじめてのブルース 』



『 セント・ジェームズ病院 』


"今日はよく来てくれたわね。"
"このところ最後にいつもこの曲を歌うんです。"


『 あの人は行った 』


"20代前半..."
"御紹介します。生江 匠さん"
"さっき楽屋で聞いたのですが二人は同い歳だそうです。"
"こういう世代を越えた出会い。"
"ギター、和泉 聡志さん"

"そして、もう私にとっては長い時期を一緒に... "
"長い間私の英語の先生でもありました。"
"セシル・モンローさん"

"そして、渋谷 毅さん"

ゆったりと時間が過ぎていきます。

==== アンコール ===

マキさん登場

"こんなに素敵に終ったのにまだアンコールを演るなんて ... "
"私の人生では稀有な出来事です。"
"こんなに優しい拍手をいつもくださるのでなかなか死ねない(笑)"


『 夢なら 』


『 ????? 』


"せっかくだから和泉さんとセシルさんと渋谷さんに
'アンコールやってくれる?'って聞いたら
'いいよ!(OK)' と言ってくれたからもう1曲行こうかな。"

"すみません、不吉な予感で"


『 あの男が死んだら 』


"またねー"

(盛大な拍手)

現在の音楽界で貴重な存在の浅川マキさん。
おそらくその歌唱力は日本でも屈指の存在です。
ジャズ界の大御所の渋谷さんとセシル・モンローさん、
若きミュージシャン和泉さんと生江さん達との演奏は
ジャズ、ブルース、ロック、シャンソン  ...
ジャンルを特定するのはちょっと難しい感じです。

ジャズの名所、ピットイン
現在でも生きている本物の歌うたい浅川マキさんを観るために
定期公演のときは沢山の方が訪れるようです。




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