2003年1月25日 江古田マーキー 相曽晴日 「しあわせになろう」ライブ

到着したのは 18:50分頃です。
すでに満席で、立見でした。
"すごい人(の数)だ!" という声が聞こえました。

19:00開演
相曽晴日さんが、白いキラキラした感じの服装で登場。

"どうも、こんにちは 相曽です。"
"こんばんは .. ですね。"


「 Happy Valentine 」

とても優しい感じのピアノの音で
歌もいつものように安心して聴いていられる感じです。

"この歌(「 Happy Valentine 」)は、時期を感じているので
今しか歌えない歌です。"

"バレンタインデー といえば女の子の立場でしか考えていなかったんです。"
"つまりチョコレートをあげる立場です。"

"ところが、うちの息子が3年生で貰う歳になってしまいました。"
"私が、はじめてチョコレートをあげた歳も3年生です。"
"この時期は'貰えるだろうか?'とか、とてもブルーな時期です。"
"人気のバロメーターですので.."
"息子と同じクラスにタレントさんが居て
いつも13個くらい貰うんです。"
"女の子のお母さんと話をしていて 
'今度(晴日さんの息子さんにも)あげるように言っておく'
と言っていたので今回は貰えるかもしれません。"
"○○君、貰っている? '貰ってないよ'"
"男の子はチョコレートから甘さしか感じていないようです。"

"今日は明るい歌を歌おうと思ってやって来ました。"
"昔の歌には明るい歌が無いので (^_^; 曲調が明るい歌を選びました。"
"昔の歌を数曲歌います。"


「 彼女はまき毛 」



「 自転車でゆこう 」



「 ハート・マジック 」

柔らかい感じのピアノです。

"どうもありがとう"
"えーっと、ここでちょっとお知らせです。"
"私の友人の若宮優子さんが今度 『一人芝居』を行います。"
客席から若宮優子さん登場。
(若宮さん)"10年前に作った一人芝居で
(若宮さん)山歩きをしている女性(戦国時代の女性)が山の中のお堂で
(若宮さん)信長に負けた落武者を相手に話をした ...... という感じの物語です。 "
#### 瀬戸内晴美さん原作の 「 鬼 」です。
(若宮さん)"公演は相曽晴日さんのお誕生日の2月13日から16日です。"

"実は、優子ちゃんは私とポン太さんを繋げてくれた女性です。"

.....

"「 しあわせになろう 」は昨年が20周年記念ということで
ネコさんと '弾き語りを録ろうよ'という話なって"
"ふー、、と時間が.. "
"一斉の勢 で録る訳です。"
"私の場合は、ふー と言って間違ったら終わり の世界です。"
"ピアノは他の人に頼もうと思ったのですが
斎藤ネコさんが '自分で演奏したほうが良い'と言われまして... "

"昨年の10月の吉日に1日で録りました。"

"ネコさん曰く、'現在の晴日を録ろうよ。' という事で"

"1曲、テンポの速い曲があって
自分の中で '私は苦手'という曲があって..
自分の中で自己暗示があったのかもしれません。"
"自分のなかで区別が出来た作品です。"

"その 「 しあわせになろう 」の中から "


「 夢の途中 」



「 桜の頃 」


"普通は曲の前に曲の内容について説明するのですが"
"「 夢の途中 」は、もう随分前に...
たぶん、「 月の子供 」より前につくられた曲です。"

"自分と向き合う歌... で 急に歌いたくなった歌です。"

"「 自転車でゆこう 」は初恋の曲のようにも
とれますけれども、
ある日、子供が風を掴もうとしているのを観て
'子供って出会う事が新鮮なんだな' と感じました。"

"「 桜の頃 」は
'幸せ!' というのを感じて
今度、3月26日に発売されるベストのところにも書いたの
ですが歌を作ってきた20年間
< いろいろな心の旅 > をして来たのかな と感じていて
ヤマハの頃は、< 幸せ探し > をしていた時期で
そのあとで落ち着いてから 'ポカン'としていた時期が
あって、その頃に 'いいのかな... このままで'
という時に作ったのが 「 桜の頃 」です。"

.....

"「 眠れる森 」、子育ての歌、お母さん的な歌です。"
"私の中では、子育ては 『 自分育て 』 です。"


「 眠れる森 」



「 愛の種 」


"私のアルバムには写真が載っていなかったのですが
今回、写真を載せよう と ネコさんが... "

"以前の 「 月の子供 」からメガネをかけた写真が載っているんです。"
"近所で、'相曽さん観たよ' という話題になっていて "

"「 しあわせになろう 」のタイトルになった曲です。"
"9年前、子供が生まれた時に
なかなか、お母さんになれなかったんです。
'お母さん'と言われたときに 
○○さんのお母さん、○○さんの奥さん という感じで
自分に名前が無くなったんです。"
"こうやって、自分の中で 「 お母さん 」になっていった曲です。"


「 しあわせになろう 」


"じゃあ、ここからは新しい曲"
"「 しあわせになろう 」が発表されたときに
'この曲は入っていないんですか? という声がありました。"
"「 しあわせになろう 」は、ネコさんが
'とにかくお母さんを出してしまいましょう。' ... "
(お母さんを出してしまったら、また新しい展開に ... )

.....

"この歌は 「 ノマド 」
最近の日本、世界 をテーマに作った歌です。"
"何が一番の勇気 ... という歌です。"


「 ノマド 」

この歌はメッセージソングです。
< 正義 >、< 主義 > 、< 主張 >、< 恐れ >からの自由
と < 全ては愛すべき命 > がテーマになっている
感じの曲でした。


「 プラネタリウムの丘 」



「 はは休み 」


"では、最後の歌です。"
"今年に入ってから 「 しあわせになろう 」を出しましたよ、
という事で
いろいろな人に聴いてもらいたいという事で
いろいろな所に出ています(ラジオ等)。"

"今度、南こうせつ さんの番組にも出ます。"

"という訳で今日の最後の歌です。"


「 コーヒーハウスにて 」


"ありがとうございました。"

== アンコール ==

"今日は本当にお忙しい中来て戴いてありがとうございました。"
"1曲程、リクエストをとりましょう。"
"じゃあ、何を聴きたいですか?"

「 Stranger's Wind 」

"私は、この曲をある人に送りたいんです。"
"由美ちゃんなんだけど ... "
.....
"由美ちゃんが、どんどんハッピィになっていくといいな。"


「 Stranger's Wind 」


( 花束贈呈 )

== ダブルアンコール ==

"また、心を入れ換えて歌う。"
"< 愛 > を込めて歌える歌は "

"「 おいしい時間 」"
"これは 『 太陽の御馳走 』 の中に入っていましたね。"


「 おいしい時間 」


今回は、後ろから聴いていて感じたことなのですが
相曽さんの始まりの演奏のピアノの音が
とても柔らかく優しい感じの音に感じられました。
相曽晴日さんのライヴ空間は
例えば外から入ってくると
とても ホッとするような
暖かい空間です。

ライヴ終了後は、サイン会が行われました。
アルバム 「 しあわせになろう 」は
あっという間に売り切れてしまいました。

== 曲目リスト ==

1. Happy Valentine
2. 彼女はまき毛
3. 自転車でゆこう
4. ハート・マジック
5. 夢の途中
6. 桜の頃
7. 眠れる森
8. 愛の種
9. しあわせになろう
10. ノマド
11. プラネタリウムの丘
12. はは休み
13. コーヒーハウスにて

== アンコール ==

14. Stranger's Wind

== アンコール2 ==

15. おいしい時間


aiso_indexへ