2002年10月20日 南青山マンダラ 相曽晴日〜 しあわせになろう #2

今回は昼間のライヴです。

open が 13:30 start が 14:30

14:30、照明が暗くなり茶色系の服装(ロングドレス)で晴日さん登場。

"こんにちは、相曽晴日です。"
"今日はお昼間の時間に初めて演ってみたんですけれども
雨で足元の悪い中、ありがとうございます。"

ピアノの弾き語りです。


「 13号埠頭〜夜明け前 」



「 KAIHINホテル 」


"「 13号埠頭〜夜明け前 」と 「 KAIHINホテル 」でした。"

"今日はゆったりとしたお客さんですね。"

"今日は時間帯は昼ですので夜の歌は ... と 思ったのですが"
"この時間帯こそ恋の歌を ...と思いました。 "


「 七分の一のパ・ド・ドゥ 」


「 男と女で 」


"この間、福岡に行ったんです。"
"結婚して10年、独りで暮らしていなかったせいか
気が付いたら浦島太郎状態で ... "
"航空券の Web予約を初めてしたのですが
チェックインしていない券ということを知らなくて ... "
"何も解らなくて、いろいろな事を
ずいぶん人任せにしていた人生だったと反省しています。"
"自分のために人生を探しているいう歌を歌います。"


「 今夜は森を探している 」


「 おいしい時間 」


「 夢の途中 」


「 月蝕 」


"「 月蝕 」は岩男潤子さんに詞を書いた歌です。"
"この間、日野美歌さんが歌ってくれた 「 名無し 」は
彼女の話を聞いて作ったんですけれど"
"名古屋の番組をプロデュースしているクリス・グレンさんが
『 この 「 名無し 」はアジアっぽいけれども
アイリッシュっぽい。アレンジを変えたらエンヤっぽくなる。』
と仰っていてビックリしました。"

"「 名無し 」は夜中に降る雪を観て朝はもう夜中が雪だった
ことを知っている人がいない という 歌です。"


「 名無し 」


"今日はちょっと女っぽい歌をいっぱい歌ったつもりでした。"

"後半は最近の私、湾岸戦争のころ作った歌で 「 太陽のくに 」"
"この歌は岩男潤子さんにつくった歌で戦いの中に女子供もいる
ということをテーマに作った歌です。"
"そして、本当に最近作った歌で 「 NOMADO(ノマド) 」
今年の1月27日に詩が出来た歌で昨年テロとか悲しい事が
いっぱいあったけれども自分に何が出来るかという事で作りました。"
" 「 NOMADO(ノマド) 」は若い雄ライオンが放浪することです。"


「 太陽のくに 」


「 NOMADO(ノマド) 」

荒涼とした世界の虚しさのようなもの
が伝わってくるような演奏でした。
相曽さんの演奏は心情そのものが音になっているような演奏です。


"お母さんになって子供が出来て
人にはいろいろと磨きあっていく機会があってダイヤモンドのように
光っていくとよいのかな ... "


「 幸せになろう 」



「 潮風の中で 」


"という訳で今日は最後はこの曲です。"
"入口のところにエンジェルのアクセサリーがあるのですが
すごく優しい感じがするんです。"


「 世界でいちばんっ 」


"今日は本当にどうもありがとうございました。"

==== アンコール ====

"それではね。これかな?"


「 水彩画 」


"今日は雨の中ありがとうございました。"

"それでは、もう1曲歌わさせてください。"

"18歳のときにこの曲でデビューしました。"


「 舞 」


相曽晴日さんは歌い終る毎に、にっこりと微笑んでいました。
優しさに包まれているという感じがピッタリかもしれません。

また、「 太陽のくに 」、「 NOMADO(ノマド) 」は
問いかけたい何かをを歌の中に託した作品のように聴こえました。
相曽さんの歌詞は比喩的ですが音全体から、
問いかけのようなものが伝わってくる感じがしました。

相曽さんは詩人であり、また美しいメロディーを
作りだすアーチストだといつも感じています。
訴えたい何かを託すような詩は
日本の伝統的な芸術に通じるものを感じています。


== 曲目リスト ==

13号埠頭〜夜明け前
KAIHINホテル
七分の一のパ・ド・ドゥ
男と女で
今夜は森を探している
おいしい時間
夢の途中
月蝕
名無し
太陽のくに
NOMADO(ノマド)
しあわせになろう
潮風の中で
世界でいちばんっ

(アンコール)
水彩画
舞


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