うめ吉仲間の「あけきち」さんもお気に入りのこの本、ふくさちもようやく購入しました。
書店でかなり以前から見かけて気になっていたのですが、なかなか購入出来なかったのです。
なぜかというと、本の内容があまりに優しくて悲しくて、涙なしに読めなかったからがその理由。
さすが1999年度のボローニャ児童図書展のボローニャ児童賞・特別賞を受賞した作品です。
最近めっきり涙もろくなったせいもありますが、今まで涙なしに「いつでも会える」を最後まで読み終えた事が一度もありません。]
読めば読むほど、この本の奥深さを感じています。
「ぼくは、シロ。ミキちゃんのイヌ。」で始まる文章を読むだけで、
今では自然に涙がジワジワと目にあふれてくるようになってしまいました。(笑)
本当に、今この文章を書いているだけで、お話の内容を思い出して、涙が溢れてきます。
シロとミキちゃんがお互いに寄せる愛情が、表面的な見えやすい愛情から、
外に見えない精神的でより深い愛情へと変わって行く様が、ふくさちの涙腺を刺激するのです。
本屋にゆくたびに立ち読みしていたくせに、なかなか購入出来なかったのは手元にあると、
じっくり読んで大泣きするのが分かっていたので、敬遠していました。
それがなぜ購入したかというと、シロのステーショナリー・グッズをみつけたからです。
ふくさちは写真のボールペンとファースナーフォルダーを購入してみました。
他にはシャーペン、便せん、カード類、手帳、キーホルダーなどがありました。(ひよこバージョンも有り)
一緒に「あそぼうよ」というコメントがついていて、ホノボノしていますよね。
このコメントを読んで、「よし。本も買おう!」と先日やっと本も購入してきました。
予想していたとおり、本を読んだら大泣きで(笑)飽きず何度もに読み返していたら、目は赤くはれ上がるし、
涙と鼻みずとで顔中グチャグチャ。(笑)
大泣きした後にボールペンの先についた「あそぼうよ」のシロを見たら、「大丈夫。いつでも会えるよ。」と話しかけていました。
きっとグッズが出ていなかったら、今でも本を購入していなかっただろうな。