直線上に配置

耳よりな話

直線上に配置

1、耳掃除
 乾燥した耳垢やじゅく耳は、親からの遺伝です。 1〜3ヶ月に1回程度耳掻きで耳の入り口を(触っても痛くない部分)軽く掃除する程度で十分。 掃除しすぎると痛痒くなり湿疹(炎症)を起こします
 綿棒では耳垢を押し込んでしまうこと多し。

2、鼻出血
 小児の鼻血のほとんどは、鼻の入り口を触って傷つけたもの。 綿かちり紙を指が届きそうな位(1cm位)挿入し、後は下を向いて2〜3分待つ。 詰めた物を取らないこと。 上を向くと血を飲み込み気分が悪くなる。

 大人、特に血圧が高めの人は、鼻の入り口を押さえ耳鼻科に。できるだけ下を向き血を飲まないように。 鼻内の血管の損傷も考えられるため。 脳出血とは無縁。 

3、めまい
 周りがぐるぐる回る回転性のめまいと乗り物酔い二日酔いのような浮遊感、動揺性のめまいに大きく分けられる
。 前者の場合はほとんどが耳鼻科的疾患なので耳鼻科にての検査診断が望ましい。後者の場合は、耳鼻科疾患に加え、内科的、脳外科的、婦人科的疾患などが含まれる。但し、耳鳴りや難聴(耳閉塞感)など伴う場合は耳鼻科疾患の可能性高し。いずれにしろ耳鼻科での相談がより良いかと思います。
 激しいめまいや嘔吐、吐き気で内科や脳外科に入院加療を受けられた場合でも、もし耳鳴り等の耳症状があれば、発症から3週間以内に耳鼻科受診を!


4、急性中耳炎
 鼻や咽頭の炎症が原因で、鼻をかんだりすすったりした時などに耳管(耳と鼻とをつなぐ管)を細菌が侵入し起こる病気。(水泳の時に起こる中耳炎も耳に水が入って起こるのではなく、体が冷えて鼻をかむことによって起こる)
鼻かぜなどの治療が上手くいかない(薬をちゃんと飲まない、薬が足らない、飲む期間が短いなど)時に起こる。痛みや発熱は一日なので要注意。

 * 夜中に子供が耳を痛がった時は、熱さましの坐薬(解熱鎮痛剤)を使うとその場しのぎが出来ます。


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