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 自己紹介
うろうろ日記
特別編

セルフディスカバリー42キロMTBに参加しました。

最初に感想
今日は9月22日(水曜日)。レースが終わって3日目。
レースを振り返ってみるとうまく言えないけど髪の毛が真っ白になったような感覚があります。
しかも、体はがたがたです。
MTB42キロ。出走527名、完走504名、私は4時間37分2秒、457位。
EXE TIME 4:37:57、IN ZONE 00:27:47、LIMIT 136−116
AVE 155、2901Kcal 25%。
 
MTBに乗り始めて20年あまりこんなにお腹一杯になるほどオフロードを走ったのはちょっと
記憶にありません。


始まりの始まり。
 2003年夏。横浜のみぃ〜ちゃんから「SDA MTB42キロの追加募集をしているので出ませんか?」
とのお誘いをいただきました。わたしに走るメカニックとして走れとのことでした。

 2001年7月に開催されたMTB 42キロと100キロの自転車雑誌の記事を読んでぜひ一度出てみたいと
思っていました。
普段は木曽檜の切り出しに使われる林道で一般の人間が入ることができない道。
赤ん坊の頭ほどの岩がごろごろしてパンクが頻発する悪路をMTBで走破する。
そういう記事の中にまるで初期のMTBのアドベンチャー的な要素を感じ木曾の山深い中を
ぜひ走ってみたいと思っていました。
 しかし昨年は特に夏ごろから体調が悪くたとえ42キロでも完走する自信がなく出場を見送りました。
しかしいつかはMTB100キロをと心に秘めておりました。

2004年2月はじめふとSDAのホームページを覗くと2004年9月のレースの募集がすでに始まっていました。
今度はわたしからみぃ〜ちゃんに連絡し仲間をあつめました。
みぃ〜ちゃんは以前わたしが自転車チェーン店の店長をしていたときのお客さんです。
今は転勤で東京に勤めています。
HGさん、ABさんはみぃ〜ちゃんの同僚でこのメンバーはシマノkizやシュインカップのレースに
またアライワールドカップの観戦にと出没しております。

わたしはブツブツに書いているように師匠がっちゃんとともに2003年からはじめた週末のアサレンの
強度をじょじょに上げて行きレース出走のための体力づくり行いました。
今回の目標は、完走しかも4時間以内の完走を目指し来年以降の100キロレース出場の可能性を
探ることです。

レースまでに自転車の準備とか服装装備のこととか補給食のこととか考えたことまた中には失敗したこととか
あります。それはまた後日。

9月18日(土曜日)
 3連休初日。御岳セルフディスカバリーアドベンチャーMTB42キロ参加のため長野県の王滝村に移動。
自転車と荷物あわせて20キロを超える荷物をもって輪行。
最寄り駅から大阪市内、新大阪駅までなんども階段を上り下りしたので堪えました。
名古屋からは出発の遅れた東京組3人にあわせて快速と鈍行を乗り継ぐ。
名古屋駅の女性駅員さん的確なアドバイスありがとう。
木曽福島駅につく前から小雨。
やはり雨のレースか?
ホテルには5時前につく。
早速、愛車スペシャライズS−WORKS M5を組み立て調子を見る。
幸いディスクブレーキにはエアーがかみこんでいなかった(純正のオレンジのスペーサーをはめてました)が
どうも変速の調子が悪い。エンドでもぶつけたのか?
取り合えず完璧ではないがなんとか走れるように調整する。

その後、部屋で明日の準備。

明日の天候が気になる。予報では最低気温19度最高気温25度朝から昼まで雨の確立が高い。

クラブシルベストの半そでジャージ以外にアームウオーマー、レッグウオーマー、
モンベルのストームクルーザーレインジャケット、同じくモンベルのサイクルベスト、
パールのウィンドブレーカーをとりあえずすぐ出せるところに準備し
キャメルバッグにはいつも長時間の走行時に悩まされるひざ関節用のサポーターを入れます。

あぶない薬ではありません。3アクションとパワーバーです。
今回、ドリンクはスリーアクションのスポーツドリンクの粉末を1リットル換算の分量にして
ジッパー付きビニール袋に2袋用意しました。1リットル分を前夜ホテルの水道で準備しました。
他に補給食として
パワーバーを3本。パワーバーはそのままでは食べにくいので
料理バサミで4つに切り3個ずつ同じくジップつき袋にいれ4袋用意しました。
他にはゼリー飲料でジャスコのライトミール1袋(スタート前の補給用)
アミノバイタルのアミノエネルギー2袋、
スポンサーからの提供でパワージェル1袋。
それにのどがとおりにくい時のために一口羊羹2個。
8時半ごろみぃ〜ちゃん。HGさん。ABさんと合流たぶん2年ぶりの再会。
お風呂のあとホテルでコンビニ弁当とビールを少し。
就寝11時30分。


レースへ
9月19日(日曜日)
朝3時30分起床。
同室のみぃ〜ちゃんと朝飯。BIGカップヌードルを摂る。ほかにもおにぎりとか
用意していてくれたけどこれ以上は無理。食事後持病の薬を飲み
軽重化(わかる人にはわかるね)に行くがさすがに朝4時前には無理。
ということで今日のウェイトは数百グラム多いことになりました。

ホテルからABちゃんの車で御岳湖上流のスポーツ広場まで移動。
昨日、受付ができなかったの4時半からの当日受付に。
今回はやむをえず当日受付になったが前日受付でコース説明会に
参加しないとやはり一歩でおくれていると思う。

使用前の私。あ〜っ。ひどい顔。受付後、まだ暗い中。
自転車の準備。
自転車にはレギュレーションでライトを装備。
LEDのテールライトもつけています。
このときに中途半端に前輪の
クイックを締めてしまった。

42キロのスタートは7時。
ただスタート地点の滝越まで
自走で移動しないといけません。
この距離10キロ
(当日のMCさんの話では12キロ)
できたら42キロではなく52キロとかの
タイトルにしてくれたほうが聞こえがいいのに
と思うのはわたしだけ?


みぃ〜ちゃんとHGさん。ごめんABちゃんの写真がなかった。

5時半。4人はスタート地点に移動を開始しました。小雨が降り始めていました。

このときのわたしの装備は以下のとおりです。

ヘルメット     OGKアレクレス
アイウエア     OAKLEY HALF JACKET(レンズはパーシモン)
ジャージ      パールイズミ製クラブシルベスト半そでチームジャージ
パンツ       同じくSUNTOURファクトリーチームリフトパンツ
           パールイズミ レッグウオーマー
ソックス      VOODOOソックス
シューズ      SHIMANO CARBONソールMTBシューズ
レインジャケット モンベル ストームクルーザージャケット(10数年前に購入したもの)
ハートレイトモニター POLAR M61
お守り       「月の砂漠」製 「砂漠の道標LARGE」ネックレス(名前血液型刻印入り)

スタート地点の滝越まで王滝川沿いに遡っていきます。
相変わらずスピードもパワーも登坂力も決定的に
不足しているわたし。すでに心拍は160を超えたりしています。
道は川沿いを小さなアップダウンを繰り返しています。
みぃ〜ちゃん、HGさん、ABちゃんもすぐに見えなくなりました。

あ〜っ。スピードメーターも作動していません。
小一時間の走行してスタート地点に着きましたがその10分ぐらい前からようやく
足がまわりだしました。う〜ん。オヤジ。

スタート地点は滝越の集落の普通の道路です。
ここに500人以上の選手が3列縦隊でながくならんでいます。

仲間に再会して普段どおり冗談など。
草レースとは言えみんな歴戦の勇者(?
リラックスした雰囲気です。

わたしのレインジャケットも歴戦の勇者。ゴアテックスとラミネートされている
ナイロンがすでに剥離してそこに雨がしみこんでいます。
中には染み込んできませんが今日が引退試合になることが決定です。

出場者の姿はいろいろでロードジャージパンツ姿でウインドブレーカーや
ベストを羽織る人。
レインジャケットの上だけを羽織る人、上下レインジャケットの人。
スタート少し前には雨が強くなるヘルメットを伝って襟から体に流れ込む。
体が冷えてくる。ライトミールゼリーでエネルギー補給。

スタートの時隣にならんだおにーちゃんは憧れのトレックFUEL100に
乗っていて過去2回100キロを完走しているそうです。
ボトルゲージが壊れてしまうほどの振動があるそうです。
彼のメーターにはきちんとビニール袋がかけられていた。
わたしのメーターは結局回復せず。
こういうレースでは走行距離がわからないのはかなり痛い。

今回のコースは地図を

みていただくとスタート地点 滝越から林道に入り王滝川上流の三浦ダムを目指し
三浦ダムの堰堤を北から南にわたり貯水池を右に見ながらやがて方向は南に
小秀山(1982m)と三国山(1611m)の稜線の北側斜面の林道を目指します。
標高差2百m?
道はやがて等高線に沿うように上下しながら東に向かい
やがて白巣峠のしたの王滝川支流をわたるところが
27キロチェックポイント(3時間30分以内に通過しないと足切りに)
ここで一安心と思ったら道は再び真弓峠へでる林道に合流するまで
数度の百m以内の高度の上下を繰り返しやがて
ゴールの氷ヶ瀬まで数キロの下りが待っています。

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