
6月10日(土曜日)ロードサイクリング
ついに大阪も梅雨に突入したようです。きのうの夜から虎父さんと弟さんと富士見に行く予定だったのが現地の天気予報も
おもわしくなく中止になったので昼過ぎから久しぶりにというか1年半ぶりくらいにロードバイクを引っ張り出しロードツーリングに
出かけることにしました。
乗り始めるとエッこんなにのりにくかったっけ?
ハンドル幅がせまい。まー最近幅広ハンドルのDHバイクばっかり乗っているしね。ペダルもはめにくいね。
LOOKタイプのペダルなんだけどなんかクランクに近いし、でもSPDよりはカッチりととまるね。
このロードバイク15年くらい前にフルオーダーしたフレームを塗装して組みなおしたもんなんだけどボクの希望もあり
フロントセンターが短いのでハンドルを大きく曲げると前輪にペダルが当たるんだね。この日三回くらいこれで
転倒しそうになりました。走り出すとまっすぐ走るのも苦労するくらいだった。
自宅から富田林に行きそこから石川の河川敷にあるサイクリングロードに入る。ここはもちろん信号もないし
たまにジョギングがわりにはしるんだよね。トライアスリートもよくトレーニングしているよ。
しばらく走り太子町で国道にでる。ここは聖徳太子の御陵があるところなんです。
太子廟の前を通り過ぎ奈良時代からある有名な竹ノ内街道にでて竹ノ内峠を目指す。
以前はめったに車の通らない道だったのに今日は車が多い。どうやら道が拡幅されて良くなっているみたい。
やっぱりしんどいなと思いながら上っているとうしろからチームナカガワのジャージを着た人が来てビューンと音がするように
抜かしていった。
休憩をはさみようやく峠につく。さー奈良県側へのくだりだ。でも40キロを超えると路面が悪く結構コワイ。
むかしは結構突っ込んでいったのにね。車のスピードが出すぎないように路面にでこぼこに舗装をしてあるんだ。
坂をくだりきったところでカンをはたらかせ左側の狭い道に入る。歴史の道という道標があったな。
北方向に走って行くと池がありこのあたりは古墳があり公園になっています。池がきれいで眺めていると犬を連れた男の人が
散歩に来ていたので當麻寺(たいまでら)までの道を聞く。そのとおりいくとたぶん旧街道だとおもうんですが
狭い道をたどっていくと当麻寺の山門横に出ることができました。
自転車を置き中に入って行くと想像以上に大きいお寺にびっくりします。このお寺はわたしも詳しくないのですが
奈良時代の中将姫伝説に関係があるようで、継母にいじめられた中将姫がこのお寺に住んでいたとのこと。
お能に詳しい人はよく知っている話しだそうですね。
東西に塔が残っているお寺はこの寺唯一ということです。お寺を軽く一回りしたんだけど。内部の塔頭に入るのは
レーパンのため遠慮してお寺を出る。
寺の参道にはお土産を売る店がありこのあたりでは中将餅という名物があるようだ。参道に一軒お蕎麦屋がありその店は
まだ3時になった頃なのに本日売り切れましたとの看板がありました。どうも気になるまた行こう。
お寺を出て以前広域農道といっていた広い道を二上山を左に見上げながら北上する。
二上山の真東のふもとに道の駅がありここで休憩して地元産のお菓子を買う。昼飯食ってないけどなんかおっくうで
そのままはしりつづける。
二上山の北側に出て国道166号に出てどんずる峰(どんずるぼう)の横を通る。国道とはいえこのあたり道が狭く
登り道になっているので追い越す車に神経を使わせられる。でも大阪から奈良に抜けるにはこのあたりが一番のぼりが
少ないと思うんだね。このころからときどきゴーグルに雨粒があたりだしました。
峠からのくだりは意外にきつく50キロ以上でたよ。ちょとのりなれてきたかな。
太子町に戻ってきたんだけどここで道を間違え羽曳野方面に行ってしまう。どうしょうかと思いながらそのまま走っていると
後ろからサイクリストに抜かされる。しばらく行くと飛鳥川にでて現在位置がわかる。川沿いに石川を目指しようやく見たことある
風景にでる。そこで先ほどのサイクリストに会う竹ノ内街道を自転車で走ってきたとのこと。50歳前後の男性だったけどこういう楽しみ方もあるのね。
石川の河川敷のサイクリングロードに出て自宅に帰る。
ロードバイクのカンがだいぶ戻ってきたみたい。でも近々ハンドルを交換しよう。
今日の走行距離45キロ。ほんとは軽く100キロくらい走りたかったんだけどね。

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