群馬県、草津温泉 前編

2001.5/20〜21、日本一の温泉噴出量を誇る草津温泉へ。(二位は別府)

九州旅行からわずか2週間後、連休が取れたのでどこかに行きたいっと思っていたが、具体的に思いついた
のは、会社から帰り道の家まであと100メートルぐらいの所だった。草津。
滋賀県の草津ではない、群馬県の草津だ。

とりあえず、いつものように深夜0時頃出発。予約も何もないので、途中しんどくなったら、その辺の温泉にでも
入って帰るか、なんて軽い気持ちで出かける。名神瀬田東から中央道に入るが、やたら眠い。こんな所で寝てる場合
じゃない。せめて長野道に入りたかったが、とうとう中央道の駒ヶ岳SAで仮眠をとることにした。

 

まだ雪が残っている駒ヶ岳。すっかり夜が明けてしまった。
長野道から上信越道の信州中野で出て志賀高原へ。このルートは過去に日光に行ったときと同じだ。あの時も
草津を通ったが、時間がなかったので通り過ぎただけだった。

 

 

 

志賀高原もまだ雪が残っていた。スキーをやっている人たちも一部いたようだが、雪と言うよりも氷になっている。
上の写真は日本の国道で、一番高度の高いところを走っているあたりだ。木は生えていない。

なんとか草津温泉街にお昼頃到着した。駐車場に車を止めて、入浴の用意をして湯畑へ。

温泉まんじゅう屋さんがある。

ここが、湯畑で草津温泉の中心地だ。このように、熱い源泉をさまして、各旅館などに分けている。水を入れると
温泉が薄くなってしまうからだ。大抵の温泉地のホテルや旅館は源泉だけでは足りないので水を入れて嵩を増やし
ているらしいが、草津は噴出量が多いのでそういうホテルは少ないかもしれないが、湯畑から離れているホテル
なんかは、どうなんだろうか。

源泉に一番近い外湯に入る。無料だ。他にも外湯がたくさんあるが、大抵は無料である。
草津の湯はさすがに熱い。温泉が体にしみる。白く濁った強烈にイオウ臭のある湯は、五寸釘が
1ヶ月で溶けて針金になるらしい。湯上がりの肌は、痛んでいた部分の皮があちこち剥けてかさかさに
なった。こんな強烈な温泉に入ったのは初めてだ。決して美人湯ではない。

観光協会で安い宿を探す。温泉は外湯に入るつもりだったので、とりあえず寝れればいい。
紹介されたのは、湯畑から少し離れたペンションだった。チェックイン後少し休んで、夜、湯畑へ。
ライトアップされて、とてもきれいだった。

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