WinXPのインストールを自動化する、Service Pack 適用済ブート可能 CD-ROM の作成方法が
WinFAQ にあったので、参考にして作りました。 (作成 : 2003/02/10)
フォルダ構成
CDROM ドライブ | F: |
i386フォルダコピー先 | G:\AutoSetup\WinXP\MasterCD |
セットアップ マネージャ | G:\AutoSetup\WinXP\SetupMgr |
ダウンロードフォルダ | G:\AutoSetup\WinXP\DownLoad |
Service Pack ファイル | G:\AutoSetup\WinXP\DownLoad\xpsp1_ja_x86.exe |
ISO ファイルの作成フォルダ | G:\AutoSetup\WinXP\SP1iso |
必要なソフトウェアと入手先
必要になるのは
bbie.exe、mkisofs.exe、cygwin1.dll の 3 ファイル
ISO ファイルの作成フォルダ G:\AutoSetup\WinXP\SP1iso に入れておく。
【bbie.exe:ブートファイルを抜き出す mkisofs.exe:ISOファイルを作成する】
新しい応答ファイルを作成する
- Setup CD-ROM \Support\Tools\DEPLOY.CAB内の setupmgr.exe setupmgr.chm deploy.chm を展開
- setupmgr.exeを起動する
- 「セットアップ マネージャ ウィザードの開始」で「次へ」
- 「新しい応答ファイルを作成する(C)」を選択して「次へ」
- 応答ファイルの使用目的として「Windows 無人インストール(W)」を選択
- プラットフォームとして、セットアップしたい Windows の種類を選択
- ユーザーの操作レベルとして「全自動(F)」を選択して「次へ」
- 配布フォルダでは、CD-ROM からセットアップするので「いいえ...」を選択
- 使用許諾契約書で「ライセンス契約に同意します(A)」にチェック
- 以後は、Windows セットアップ時に聞かれるパラメータを、ウィザードから入力
- ウィザード完了時に応答ファイル名の入力を求められるので、Winnt.sif と記入して「OK」
Windows CD-ROM の i386 フォルダをハードディスクにコピー
G:\AutoSetup\WinXP\MasterCD\i386 フォルダが出来、
WinXP CD-ROM の i386 フォルダと同じように使うことができる。
マスター CD-ROM の展開
コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行
cd /d G:\AutoSetup\WinXP\DownLoad
xpsp1_ja_x86.exe -s:G:\AutoSetup\WinXP\MasterCD
フロッピーディスクを使わないで、セットアップをする場合は
mkisofs の実行直前に、G:\AutoSetup\WinXP\MasterCD\i386 フォルダへ、Winnt.sif をコピーしておく。
ISO ファイルの作成
コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行
cd /d G:\AutoSetup\WinXP\SP1iso
bbie F:
Copy image1.bin G:\AutoSetup\WinXP\MasterCD
mkisofs -b image1.bin -no-emul-boot -J -N -o sp.iso G:\AutoSetup\WinXP\MasterCD
CD-ROM の作成
CD-R ライティングソフトウェアを起動し、G:\AutoSetup\WinXP\SP1iso\sp.iso ファイルを ISO 形式のファイルとして焼く。
セットアップの実行 (フロッピーディスクを使う場合)
作成した XP CD-ROM をセットし、CD-ROM からセットアップを開始。
青い画面が表示されたら、Winnt.sif ファイルをコピーしたフロッピーディスクをセットする。
以後は画面の指示に従ってセットアップを継続する。(テキストモードセットアップ後は放置できる。)
セットアップの実行 (フロッピーディスクを使わない場合)
作成した XP CD-ROM をセットし、CD-ROM からセットアップを開始。