マクロとはVBA ( Visual Basic for Applications ) というプログラミング言語で記述されたプログラムのことを言います。
何が出来るか(何をするか)というと
- 繰り返し行う定型処理を自動化できる
- セルの内容により異なる処理を自動で実行できる
- ユーザー定義関数が作れる
- ダイアログボックスが作れる
- Windowsの標準機能が利用できる
などで、これらを組み合わせたアプリケーションも作成できます。
マクロ作成のためには Visual Basic ツールバーを表示させておくと便利です。

表示させたツールバーは画面上部に固定表示させておくと使いやすい。
また、Visual Basic ツールバー
「セキュリティ」の「セキュリティレベル」を「中」
にしておかないとマクロが有効になりません。(デフォルトは「高」になっています。)
マクロ記録とは、ワークシート上で行った操作を記録して自動的にマクロに変換する機能です。
- Visual Basic ツールバーの「記録」をクリックする
- 何らかの操作を行う。(セルに文字を入力し、フォントサイズ・色を変えてみる。)
- 操作が終わったら「記録終了」をクリックする
- 操作を行ったセルを元に戻すか、別のワークシートに移りマクロを実行する。
- 作成されたマクロの内容を見てみる
上の画面で「編集」選択します。
簡単なマクロの例
範囲(mypRange)のセルをフォント色を青、セル幅を5、水平位置をセンターにする。
Sub PFormatCode(mypRange As String)
''書式 [Code] 2002/9/22
With Range(mypRange)
.Font.ColorIndex = 5 '青
.Columns.ColumnWidth = 5
.HorizontalAlignment = xlCenter
End With
End Sub
Visual Basic Editerを使うには、とりあえず
- 参照設定をする。 ツール→参照設定

- 編集ツールバーを表示し、画面上部に固定表示させておく。 表示→ツールバー→編集
- 変数の宣言を強制するにチェックを付ける。 ツール→オプション→編集

をしておく必要があります。