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外来診療で使っている骨、関節モデル


骨、関節のよりよい理解のために

写真は腰椎(腰の脊椎)のモデル。

   

 レントゲンをとる。整形外科の診察には欠かせない検査ともいえます。レントゲンの結果をご説明するのは、一筋縄ではいかない部分があります。「歳のせいです」とばかりでは話の接ぎ穂がない。一から十まで説明しようとすれば、要点がぼやけてしまう。
 それは、説明を受ける立場でも同じなわけで、それなりに集中して聞かないと、説明を受けて、「よろしいですか?」と、たずねられて、「え?」と、言うことにもなりかねません。
 このような時、骨、関節モデルは、有効な道具です。実際に、手で触れたり、角度を変えてみたり、動かしてみたり、と、関節、骨の、現実味のある理解につながるわけです。
 ちなみに、小さいお子さんは、小声で、「ほんもののほね?」と聞いてきます。当院のものはプラスチックモデルです。それに、どなたの体にもあるものです。大切なものでありこそすれ、怖いものでは、ありません。