お墓じまいの方法
画像クリックでホームに戻ります
毎週火曜日が定休日です


年末年始などは別途お知らせ

  アイコンをクリック→    

        お墓じまいの方法

2022年6月に「お墓じまい」をしました。
もちろん初めてのことでしたが、これから「お墓じまい」を考えておられる方々の参考になればと思います。
親族の合意が前提ですので、事務手続きのみを記載します。

段取り 依頼先 内容
お墓管理者の確認 役所 お墓の存在する土地を管理している市役所などに電話すれば、大抵親切に教えてくれます。民間管理の場合もあります。
処分業者の剪定 加登さんなど お墓を解体処分して移骨するには、役所の許可が必要です。
解体や永代供養等を個別に依頼するのではなく、1社にまとめて依頼すると、費用も抑えられ、連絡もスムーズです。
私の場合は「加登」さんという業者さんに依頼しました(合い見積もりで一番安かった上に親切でした)
費用は、重機が入れるか?何人のお骨が入っているか?お寺の敷地内にあり、檀家だったか?で相当差が出ます。
なので、一般的な相場というのはありませんから、合い見積もりを取ってください。
処分業者の決定 同上  業者さんを決定する時に、閉眼法要を担当するお寺さんも段取りしてくれる場合があります。
お坊さん便等もありますが、おおよそ3万円ぐらいのお布施で良いでしょう。
閉眼法要の依頼 お寺さんなど  代々お付き合いのあるお寺さんに依頼しましょう。
そんなお寺がない場合は、墓地に近い(当然同じ宗派の)お寺さんに依頼してください。
処分月日の連絡 区長さんなど  お墓がある地域の区長さんや自治会長さんに、お墓の解体月日を連絡します。
土台を残したらNGな場合もありますので、現地で「どこまでやるべきか?」を、きっちりと相談してください。
解体費用とは別に、地域に支払う必要があるのか?どういう内容か?も確認してください。
解体処分の実行 加登さんなど  解体当日は、特に立ち合いの必要はありませんが、立ち合いを求められる場合もあるので、しっかり打ち合わせしましょう。
また、お骨は移骨のために、一時業者さんが保管してくれます。
保管費用は、長期に渡らない場合は、無料のこともあります。
永代供養 永代供養先  私は、加登さん管理の「羽曳野中央霊園」に永代供養をお願いしました。
合同の供養塔などに、お骨を入れて、合祀され、毎年決まった時期に供養していただけます。
HPなどでスケジュールは確認できますが、遠方の場合は管理先に任せれば良いでしょう。
お骨は、遺族が自分で納めることのできる場合もあります。


注意点

お骨の行先が決まっていないと、お墓の解体・お骨の持ち出しはできません。
宗派(浄土真宗本願寺派とか大谷派)を間違えないようにしましょう。
お仏壇の処分をお考えの方は、方法を下記します。

段取り 依頼先 内容
宗派の確認 親族 親御さんや、親族の方に信仰する宗派を確認してください。
お寺さんの決定 加登さんなど どこかのお寺の「檀家」であれば、何の問題もありませんが、特に決まったお寺さんがない場合は、お墓の解体業者さんとかお坊さん便などの利用を検討してください。
仏壇処分業者の選定 同上  墓地の解体撤去処分業者さんが請け負ってくれる場合も多いです。
ネットで検索してもたくさんの業者さんを見つけられます。
仏壇の大きさや、移動時にエレベーターか階段か?などで費用が変わりますが、1万円程度かと思います。
閉眼法要の実行 お寺さんなど 法要の時に、親族代表だけで行っても、希望者一同で行っても構いません。
こちらも、お布施は3万円程度かと思います。
コンパクト仏壇の購入 Amazonなど  コンパクト仏壇もネットで普通に購入できますが、中に入れるものは宗派によって違うので、十分確認して購入しましょう。
今の仏壇の処分 加登さんなど  閉眼法要後の仏壇は、産業廃棄物扱いになると思いますので、応じた業者さんに依頼しましょう。
基本的には、もう木製のただの家具です。
魂入れ(開眼法要)  お寺さんなど コンパクト仏壇は、購入しただけでは、「ただの箱」です。
お寺さんに「開眼法要」「魂入れ」をしていただいて、初めてお仏壇と言えます。
こちらは、必ずしも「閉眼法要」と同様のお寺さんにお願いする必要はありません。


注意点

コンパクト仏壇は、大型仏壇の処分前に購入しても全く問題ありません。
おりんなど、使える仏具をコンパクト仏壇と一緒に注文するのは、無駄かもしれないです。
ごく近い親族には、仏壇を処分することを、事前に伝える方が良いでしょう。。