不動産業者の見分け方
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不動産業者の見分け方

特に、付き合わない方が良い不動産業者の見分け方ですが、まぁ賃貸居住用物件であれば、
すぐに契約を迫ったり、賃貸では必要のない「手付金」とかを要求する業者さんを避けた方が良い
ことは、多くの方がご存じでしょう。

賃貸居住用なら、今の時代は礼金や保証金も安いので、被害に遭ったとしても大した金額では
ないことが多いでしょうから、別に「見分ける必要」はなくて、チェーン系や地元系を2〜3店舗
回って、気に入った物件に決めればよいだけのお話です。

が、ことは「売買」のとき。
中でも「物件を購入」するとき。
少なくないお金が絡んでくるので、ここはしっかりと業者さんを見分ける必要があります。
「騙されても、お金が戻ってくる」可能性を考えると、旧財別系などの大手業者の所へ行くのは
一定、間違いではないですね。

手数料を値引きしてくれることはありませんが、騙されるリスクは比較的小さくて、、騙された後に、
お金を取り戻せる可能性は、高くなりますから。
素人がいいようにカモられても、違法性のある金種については、心配少ないでしょう。

では「大手以外」で、一般人が付き合っても良い不動産業者とは、どんな業者さんでしょうか?
第一に「そこで15年20年営業していること」が、大前提となります。
それだけ長い間商売ができるのは、ある程度適法な仕事をし、それなりの顧客を抱えている。
業者票の( )=かっこの中の数字が多いほど、長く営業しているワケで、
(1)とか(2)の場合
大手から独立したばかりなどの事情があっても、おすすめできないですね。

それよりなお大切なことは「お金を持っている」業者さんと付き合うことでしょう。
営業している店舗の土地や建物が、自己所有というのは最低限のハードルですね。
純粋はテナントで、手広くやっておられる所もありますし、何人も社員さんを抱えて頑張って
おられるところもありますが、所詮回すお金はあっても、資産のないことが多いです。

なぜ資産がないと、悪いのか?
何かあったときに、返してもらえないから。
業界団体に加入していても、まぁ限度額1千万円と思って間違いない。
先般逮捕された柏原の業者さんは、協会員の資格がなく、営業保証金の差し入れもせず、
大阪府知事から、昨年行政処分を受けていたようですから、おそらく騙された消費者には
1円も返せる力がないでしょうね。
行政処分については、都道府県の宅建関係ホームページで確認できますが、一見普通に
営業しているお店があれば、いちいち消費者は、そんなHPなど調べない。

私の先輩業者さんも、純粋なテナントで、一定の管理物件を持っておられましたが、毎晩の
ように飲み歩いておられ、預かり賃料に手を出してしまったこともありましたね。
で、金がないから返せない。
見た目は、長い営業年数で、地元でもそれなりに知られた業者さん。
しかしながら、お金がなければ、そんなもんです。

業者さんにお金の余裕があるのか?ないのか?
これは、調べるのが難しい問題でしょう。
一般人が、登記簿謄本を、たかが「不動産業者の選定のため」だけに取得することはない。
なので、地元の方に聞くとかの方法しかありませんが、数千万円の取引(不動産購入)で
大きな失敗をしたくなければ、やっぱり手間をかける必要ありますね。

あるいは、最初から「大手」としか取引しないことです。