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YouTubeなどで、成功した(あるいはふりをしている)不動産投資家の動画がアップされていますが、本当に儲かるのでしょうか? 不動産投資の基礎について、少しご紹介させていただきます。 |
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まずは、「勉強」ですよ! |
考えるべき項目
資金 | 何をするにも「先立つもの」が必要になります。 不動産の場合は、地方のボロ戸建てであっても、数百万円ぐらいは、するようです。 購入希望物件の50%程度の自己資金がないと、買わないほうがいいですね。 |
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物件 | 不動産投資で、誰でも考えるのが「利回り」でしょう。 過去13%15%などが、一応の投資ラインでしたが、今は一桁ですね。 で、そこそこの利回りが予想される物件は、一般消費者には流れてこない。 通常は、不動産会社経由や金融機関経由などで、いわゆる「富裕層」に流れます。 なぜか?広告を打つ必要がないし、ローン審査で落ちることもない。 お話を持って行って「買うか?買わないか?」なので、話が早い上に、支払いに不安がないからです。 なので一般人に「掘り出し物」は、一切巡ってこない。 通常取引される、さほど魅力のない物件だけだと思って間違いないでしょう。 |
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見極め | 最も需要なことは「何を買うか?」に尽きます。 そして、考えるべきは「層構造」の思考であって、「利回り」とかから考え出すと失敗する。 層構造というのは、一番下に物件のリスク管理、その上に資金のリスク管理、最後に構造や築年などの詳細。 物件のリスク管理については、「株券は紙切れになっても、不動産は土地建物が残る」と言われて、一定の安全性が 担保されているような錯覚に陥ることがあります。 が、しかし。 天災地変や事件事故があればどうでしょうか? 使用不能なのに固定資産税はかかり続ける。 なので「転売可能性」を見極めることが、一番の「土台」になりますね。 早期に換金できない物件は、買わない方が良い。 資金のリスクはローンの返済などで、詳細は調べれば簡単に分かること。 |
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取得資格 | 冒頭「自己資金比率50%以上」と言いましたが、ベストは「即金」でしょう。 かぼちゃんの何とかに見られるように「全額ローン」とかは、アホのすることですね。 カネもないやつに、儲かる話が回ってくるはずがない。 加えて、購入者の多くが「物件を見たこともない」という、情弱で思考停止した層。 これでは、最初からジョーカーを引くのも当たり前でしょう。 言葉は悪いが、我々貧乏人は不動産投資など、するもんじゃない。 今、売買の仲介をしているのは、その方が定額とはいえ確実に現金が入る上、借り入れが発生しない。 楽で安全な業態だから、仲介を選択しているわけで、いつか不動産を購入するとしても、50%以上の自己資金が ないと手を出さないから、所詮「絵に描いた餅」になるでしょうね、、、、残念。 |
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リスク | 不動産投資の初心者は「区分所有」からというケースが多いでしょう。 要するに、分譲マンションの1室ですね。 病死に事故死に殺人、ゴミ屋敷、滞納に夜逃げ、火災など、リスクはあちこちにあります。 まして、持っているのが1室だけなので、何かあったら、他での穴埋め等が不可能。 幸いなことに、事件事故がなくても、大都市部の「供給過剰」な状態を見たら、一旦空室になれば、埋めるのに多額の リフォーム代と長い空室期間が必要になるでしょう。 30年前なら、マンションの1室を購入して賃貸に出したら、10年ほど賃料が小遣いになって、購入時の価格ぐらいで 転売できたけれど、これからはどうでしょうか? |
以上は、2024年1月現在の管理人の偏った考え方です。
不動産投資は成功する人もいるし、その数倍の失敗する人もいる。
違うジャンルの投資であっても、まぁ同じことでしょう。
で、あるならば、つまらない欲をかかず、身の丈にあった貯金をすることをお勧めします。