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間取りの表示
ＬＫや、ＬＤＫの面積基準に明確な数値で表示する決まりは、特にはありません。
表示規約第１５条で、ＤＫ・ＬＤＫの文言は、それぞれ居間・食事室兼台所として使用するための
必要な広さと機能を有しているという意味で使用するよう定めています。
１ＤＫと４ＤＫでは前提として住む人数が違うはずですから、同じＤＫでも広さの基準が違うはずです。
数値上はＤＫと言えなくもない場合でも形状的に実質は廊下としてしか使用できないような場合は、ＤＫの表示をするのは無理がありそうですね

その他表示について、公正取引委員会告示を参考にご案内いたします。
Ｌ（居間）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・１０�u以上（約６帖以上）
Ｄ（食事室）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・７．５�u以上（約４．５帖以上）
Ｋ（炊事室）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・５�u以上（約３帖以上）
ＤＫ（食事室兼炊事室）・・・・・・・・・・１０�u以上（約６帖以上）

リクルート住宅情報誌の目安
ＬＫ／ＤＫ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・６帖以上
ＬＤ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・８帖以上
ＬＤＫ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・１０帖以上

現実には、居室と流し台がドアや引き戸で仕切られていると１Ｋ表示がされています。
また、３帖程度の広さのキッチンでもＤＫ表示をしていることがあります。

簡単に言えば「テーブルと椅子２脚」を置くことができるスペースがあればＤＫと言う場合が多いですね。
ダイニングキッチンと聞くと、何か非常に余裕があるように感じますが、直訳すると上記でも良いのかも？

ＬＤ＋Ｋ表記の場合は台所のみが空間的に仕切られている間取りです。
その辺りはデベロッパーさんや家主さんにより分かれるところです。
普通にＤＫと表示してある場合でも、台所が別室風になっていることもあります。
全部が全部「カウンターキッチン」等になっている訳ではありません。

一般に「ＬＤＫ」表示の物件は、新しい（築年数の浅い）物件が多くなっています。
もちろん、既存物件のリフォーム時に２ＤＫを１ＬＤＫに変更したりすることもあります。
家族の人数が少なくなって、ＬＤＫは家族の憩いの場としてますます人気が高まりそうですね。
また、お一人で利用のケースでもお部屋をゆったりと利用なさりたい方々にぴったり。
その代わりに、「ＤＫ」表示の物件よりも比較的賃料等は高額になっています。