◆◆◆◆ 藤井寺市柏原市学校給食センター ◆◆◆◆ (藤井寺市柏原市学校給食組合) |
(ふじいでらしかしわらしがっこうきゅうしょくセンター) 〈 運営主体は藤井寺市柏原市学校給食組合 〉 〒583-0003 藤井寺市船橋町9-1 TEL:072-953-3761 FAX:072-953-3763 近畿日本鉄道道明寺線・柏原南口駅より南へ約650m 徒歩約10分 近畿日本鉄道南大阪線・土師ノ里駅より北東へ約1.3km 徒歩約20分 同 ・道明寺駅より北東へ約1.1km 徒歩約17分 府道12号堺大和高田線・石川橋西詰交差点より北東へ約750m 開設:1971(昭和46)年8月(第1センター) |
藤井寺市柏原市学校給食センター(東より) 2016(平成28)年11月 合成パノラマ 左)第1センター・右)第2センター。センターは石川の左岸(西岸)堤防道路に面している。センター建物の後方 には近鉄・道明寺線が接して通っている。また、北側(右側)には船橋浄水場が隣接している。 |
柏原市と共同で取り組む事業 藤井寺市が行う行政事業の中には、近隣の他の自治体と共同で行っているも のがあります。地方自治法で定める「一部事務組合」という事業組合を設立し、 共同出資によって進める事業です。「柏原羽曳野藤井寺消防組合」「柏羽藤環 境事業組合」のように、隣接する柏原市・羽曳野市と3市で構成する組合のほ かに、柏原市と2市だけで構成する「藤井寺市柏原市学校給食組合」がありま す。 藤井寺市の学校給食は柏原市との共同事業として運営されており、給食セン ター方式を採っています。同組合の設立した給食センターが「藤井寺市柏原市 学校給食センター」です。センターは藤井寺市・柏原市の全小・中学校(組合域 |
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藤井寺市柏原市学校給食センター(南東より) 2018(平成30)年9月 |
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内図参照)に給食を供給する基地であり、また、同給食組合の事務局所在地でもあります。 1970年(昭和45年)12月に「藤井寺市柏原市学校給食組合」が設立され、翌年の8月に給食センターが竣工しました。そして、準備期間を 置いて、同年10月から両市の全小学校で給食が開始されました。 1971年(昭和46年)10月1日に、当時の藤井寺市5校、柏原市5校の10小学校で給食が開始されました。大阪府の中では開始の遅い完全給 食実施でしたが、南河内地域では一番早い開始でした。それまでの南河内地区では、完全給食を実施している自治体は1つもありませんで した。大阪市などの他地域から転校して来た児童の保護者や、他地区から転勤して来た教職員は、給食が無いことを聞いて皆一様に驚いて いました。私も新任教師として赴任した時に聞いて、「え!大阪なのに?」と驚きました。当時、地方の私の郷里でも給食はありました。 給食センターには、第1センターと第2センターがあり、第1センターは1971年(昭和46年)8月に、第2センターは4年後の1975年5月 に完成しました。両センターとも最大1日1万食の製造規模を持ち、児童数のピークであった昭和50年代中頃には、合わせて約2万食近 い給食を調理していました。現在は児童数の減少を受けて大幅に減っています。 「藤井寺市柏原市学校給食組合」サイト 変わってきた給食調理の様子 給食開始は、10校分の9,816食で始まりました。当時の給食費は月額一律1,000円でしたが、後に低・高学年別、低・中・高学年別に変 わり、金額も物価上昇に連動して上がっていきました(下記「藤井寺市柏原市学校給食組合のあゆみ」参照)。 第2センターができた1975年(昭和50年)には、両市で13校、約12,200食になりました。その数年後には児童数のピークを迎え、やが て少しずつ減少に向かっていきました。給食数が1万食を割ってからは、第1センターだけで調理するようになり、第2センターは休止と なりました。 給食センターができてから43年半の間、両市の小学校分だけの給食調理でしたが、大阪府内でも中学校の給食実施を目指す機運が高まり、 藤井寺市・柏原市も平成26年4月から全市立中学校への給食を開始しました。休止していた第2センターを再度稼働させるための改修工事が 実施され、久しぶりに第1・第2センターそろっての調理体制がスタートしました。令和5年4月での総給食数は、藤井寺市・柏原市合わ せて小・中学校25校分、約9,700食です。 現在、給食センターから配送されている藤井寺市・柏原市の全小・中学校の位置を下の地図に表示してあります。両市の小・中学校名は 次の通りです。 藤井寺市【 藤井寺小学校 藤井寺南小学校 藤井寺西小学校 藤井寺北小学校 道明寺小学校 道明寺東小学校 道明寺南小学校 】 【 藤井寺中学校 道明寺中学校 第三中学校 】 小学校7校・中学校3校 柏 原 市【 柏原小学校 柏原東小学校 堅下小学校 堅上小学校 国分小学校 玉手小学校 堅下北小学校 堅下南小学校 旭ヶ丘小学校 】 小学校9校 (※ 表記順は給食組合サイト掲載の表による) 【 柏原中学校 堅上中学校 国分中学校 堅下北中学校 堅下南中学校 玉手中学校 】 中学校6校 変わってきた献立や食器 給食の献立も変化してきています。当初はパン給食だけでしたが、1976年4月に初めて米飯給食が導入され、数年後には、学期1回とな り、さらに月1回→週1回と増やされていきました。そして、1986(昭和61)年度から週2.5回となり、給食費も低・中・高学年の3段階に なりました。現在は週3.5回の割合で米飯給食が実施されています。副食の内容も時代とともに変化し、多様な献立が提供されるようにな ってきました。 使用される食器類も変化しています。当初はアルミ製の盆に樹脂製の食器と先割れスプーン、ビン牛乳でしたが、やがてステンレス食器 と樹脂製の盆に変わりました。牛乳も開始後ほどなくして紙パック牛乳に変わりました。米飯給食の導入に伴って樹脂製の箸が使われるよ うにもなりました。長年使われてきた先割れスプーンでしたが、いろいろと問題指摘もあって、2004(平成16)年度からはスプーンとフォー クに切り替えられました。また、容器も、長年続いて使用されたステンレス製に替わり、「温もりのある食器」ということで、2011年9月 から再び樹脂製(PEN樹脂)の食器が使われています。 |
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藤井寺市柏原市学校給食組合域内図 |
藤井寺市柏原市学校給食組合のあゆみ 「藤井寺市柏原市学校給食組合」サイトに掲載されている『あゆみ』の表から、主要項目を抜粋して年表形式で紹介します。 |
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