2001/07/01 参議院選に向けて
今日から7月だ。先週あたりから非常に暑い日が続いていて、いよいよ来週は前期の語学のテストであるのだが、こう暑くてはあまり勉強する気にもならない。英語ならまだしもフランス語だとなおさらやる気がなくなる。先週は都議選の投開票について扱ったが、今日は今月29日投開票の参議院選について意見を述べたい。
先週、民主党が参議院選の比例区でタレントの大橋巨泉を擁立・公認した。彼の詳しい政策については未知数であるが、昨年の参議院選挙制度改悪の時に「参議院を芸能院かさせない」と一部の民主党議員が言っていたにもかかわらず、今回の公認である。率直に言って、「如何に立法に反対すれども、一度確立された制度のもとではその制度の悪口を言うことなくその制度に従う」といった印象を受けた。残念ながら昨年の改悪以後、この制度について悪口を言っている政治家をあまり聞かないのは「のど元を過ぎれば熱さを忘れる」といったことか。参議院選で負ければきっと思い出したかのようにこの制度をまた批判するのであろうが、それでは「後の祭」であろう。
参議院の「芸能院」化には野党第一党の民主党が荷担しているようでは歯止めがきかないかもしれない。これぞ日本の悪しき大衆民主主義ではないだろうか?かつて、民主党の菅直人幹事長は亀井静香自由民主党元政調会長を「最大のポピュリスト」と評していたが、菅直人自身も充分ポピュリストではなかろうか?確かに彼の国会での質問はわかりやすく、国民を見ているという印象があり、私自身それを批判するつもりはない。
しかしながら、民主党自体「若者との対話」と称して一部の自称・市民派議員がクラブイベントで無意味なポーズを行っている。菅直人氏自身そのうちの一人であるということは否定できない。何でもかんでも「イベント」に結びつける、この発想自体が危険なのである。
私が参議院選(いや全ての選挙に)求めたいものは、個人個人がしっかりとした考えを持ち、日本の未来をデザインできるようにすることである。そのために活動をしているグループもあるが、結局のところどれだけ自分自身で情報を収集し判断するかである。少なくとも私のホームページを御覧の方々にはそうした尺度に基づいて投票行動に出ていただきたい。