1999年9〜12月 植物日誌




12月30日 このまえクリスマスの日に両親&兄家族と会って、そのときに畑に残っていたべん
       り菜をみんなとってお土産に持っていった。おかげでさっぱりっ。ちょびっと残っ
       ていたコカブもおとといあたり糠漬けにして、もうあとほとんどない状態。   
       で、ホントはホーム玉ねぎ(なーんかちっとも球がふくらまない)の跡にタネまき
       しようと思ってたニンジンをこのべんり菜&カブの植わっていたウネに予定変更し
       ようときのう畑の土をシャベル(移植ゴテともいう)でコネコネと軽く耕して、貝
       がらの天然石灰を混ぜておいた。ホントは自然農法で耕さない法で、と思っていた
       のだけれど、根菜のニンジンを植えるとなるとやっぱり不安になるので。でも今ま
       でみたいにスコップで深く耕すのではなく、軽くだけ耕したってわけ。で、きょう
       夕方ニンジンのタネまきをしてビニールトンネルをかけておいた。肥料は全体に混
       ぜるのではなく、条間に鶏糞を置き肥した。二列植えなので、あんまり量はない。
       予定では5月くらいには収穫できるはずなんだけど、化学肥料使わないともっと成
       育スピード落ちるし、もう少し遅れるのを覚悟しておかなきゃならんかなーとホー
       ム玉ねぎのウネを眺めながら思ったのだった。                
       結局キャベツは食べるの来年まわしだなー。きょう買い物に行ったら、ブロッコリ
       ーがいきなり高くなってて、ちょっとびっくり。来年はうちのブロッコリーを正月
       に食べれるよう、もちょっと作ろうと思った。                



12月23日 先週はじめにクリスマスプレゼントを郵便で送ってくれた東京の友達に、畑にある
       べんり菜を先週末にゆうパックで送った。あまりにお弁当にしょっちゅう入れ過ぎ
       た?か、マサオくんはこの野菜の名を聞くとイヤーな顔するし、でいっぱい残って
       るので、野菜のクリスマスプレゼント。その友達から昨日葉書が届いて「アクがな
       くておいしい」って。「うちではちょっと飽きてきている」と中に手紙を入れたら
       「ぜいたく」と葉書に書いてあった。東京(その人の地域では特に)ではとれたて
       の野菜は入手しづらいらしい。きょうは世の中は休日だけど、そのマサオくんは出
       勤。きょうのお弁当には八百屋で買ってきたホウレンソウのゴマ和えを入れた。明
       日はクリスマス・イブ。クリスチャンじゃないから関係ないけど、いちおう気分的
       にケーキは食べたい。夕食はホワイトシチューかな? うちのキャベツもだいぶで
       かくなってるから、ロールキャベツもできるぞ。               



12月21日 ビニールトンネルをかけているコカブ&ホウレンソウのところはまだビニールに空
       気穴を開けてなくて、でも土との隙間から風が入っているので大丈夫だろうと思っ
       ていたのだけれど、きょう久々に間引きをしようとビニールをはがしたら、土の部
       分に青いコケみたいのが育っていた。まーそれでも大丈夫だろうと思うんだけど、
       やっぱりちょっと引っかかったので、ビニールの上のところにX(バッテン印)に
       穴を開けておいた。中の野菜たちはけっこう元気に育っていて、コカブなんかは来
       年そんなにたたないうちに食べれそう。ブロッコリーの側蕾もさっき見たら、大き
       くなってたので、きょう収穫して食べる予定。ブロッコリーってけっこう便利♪。



12月14日 寒いと外には極力出なくなるので、最近は2階の窓から畑を眺めているだけ。数日
       前、外でチュンチュンとスズメの鳴き声がするので畑を見たら、ニンニクのところ
       に敷いておいた2番目のお米の実の入らなかった稲ワラをついばんでいた。あんな
       のでもスズメの食料になるのかなーと思った。あれならやる。         
       実梅の高田さんはやっと葉っぱが茶色っぽくなってきた。怪獣みたいに両手を広げ
       てるみたいなので、もううちではすっかりモンスター高田”の名を受けている。南
       高梅のミナミさんはもっとかわいらしくて繊細。でもさすがにモンスターのほうが
       病気にも強くて、成育もよくて、たくましいのであった。           



12月 9日 芽キャベツは週1回追肥あげたりして、けっこう力を注いでいるのに実があまり大
       きくならない。今年は一番日当たりのいい場所に植えてやったのにー。芽キャベツ
       って栽培書では作り方かんたんって書いてあるけど、一度も成功した試しがない。
       今年だめだったら来年からトライするのやめようかな。ブロッコリーのがいいや。



12月 2日 「う〜さぶい」と思わず言ってしまうくらい外は寒い。きょうはお天気が悪かった
       ので、よけいにそんなふう。2階の窓から見える義姉んちの実梅の木はもうほとん
       ど葉っぱが落ちているのに、うちの実梅さんたちはまだまだ葉っぱを手放さないっ
       て感じ。とくに高田さんはぜんぜん落葉してないっぞって感じで、さすがだ。  
       寒さに弱いといわれるフェイジョアはもうだいぶ大きくなっているので大丈夫かな
       とも思ったけど、やっぱり枯れたりすると哀しいので、保温に白い寒冷紗みたいな
       のをぐるっとかけた。昔だと”こも”とかの自然素材で保温をするのだけれど、う
       ちはたまたまコレがあったし、こういう現代素材のほうが光を通す利点があるとい
       うのも本で読んでいたので。みかんの木はなんにもしてないのに、やっぱりフェイ
       ジョアは特別扱い。でも実は食べたことがない。まずかったらこれまた哀しい。 



11月25日 きょうはいいお天気で、忘れないうちに、と午前中にニンニクに追肥をあげた。肥
       料は草木灰と有機の配合肥料。ニンニクもホーム玉ねぎもだけど、けっこう株によ
       って成育に差があって、玉ねぎなんて大丈夫かなーなんてのもある。なるべく全部
       ちゃんと玉ねぎになってくれないと、ホーム玉ねぎのもとの球はけっこうお値段し
       たので、物価の安いこのへんだと買ったほうが安くなっちゃう。まーでも無農薬、
       有機肥料の玉ねぎだからしょうがないかなって感じはするけど。キャベツ&ブロッ
       コリ&芽キャベツのところも追肥。こちらは有機の配合肥料のみ。芽キャベツは葉
       かきもして、下の土を探っていたら、芽キャベツのところではカタツムリ13匹と
       イモムシ1匹、キャベツ&ブロッコリーのところではヨトウムシ2匹を見つけた。



11月24日 サトイモ収穫後にタネをまいた緑肥ライムギの芽がやっと出てきた。初秋にまいた
       ときはすぐに芽が出てきたけど、この季節になるとやはり10日くらいかかる。そ
       う、いくら暖かいといってもやっぱり外は寒いので、収穫のとき以外はこのところ
       あまり畑に行ってなかったけど、きのうは久々にビニールトンネルをかけているカ
       ブ&ホウレンソウのところをビニールを外して間引きをした。やっぱりというか納
       得というかビニールの内はこんもりと暖かくて、予想以上に芽がいっぱい出ていた
       ので、だいぶ間引いた。カブの葉は根部を食べたあとのがいっぱいたまる(だいた
       い味噌汁の具か塩漬けに。カブの葉は糠漬けはちょっとキツく感じるので塩漬けの
       ほうが好み)ので間引き菜は取っとかなかったけど、ホウレンソウの間引き菜はも
       ったいなくて、ちょっとだけお浸しで食べた。芽キャベツ早く食べたいけど、まだ
       大きくならなくて収穫してないけど、きのう見に行ったら下の球が虫にかじられた
       跡が…。もしやカタツムリか?。今日のような雨の日には喜びそうでくやじー。 



11月19日 いくら暖冬といっても夜はさすがに冷え込んできて、庭の木々もそろそろ落葉の季
       節ではないかい。サンショウのオスはもうすっかり葉っぱが落ちて、でもメスのほ
       うはまだ頑張っている。実梅の木はミナミさんがもう半分くらい葉っぱがなくなっ
       たかなー、高田さんのほうはまだいっぱい葉がついてるけど、ちょっと前までは青
       々としてたのが元気がなくなってきた。来月あたりにはまた剪定する予定。切った
       枝は今年も染色用に友人のミドリちゃんのところに行くのだ。昨年も枝をあげたら
       ちゃんとうっすら梅色が染まったそうな。花が咲かなくても染まるんだなーと思っ
       た。来年は3年目だけど、まだ花は咲かないだろうか。早く実をつけてほしいー。
       野菜はホウレンソウが食べ終わった。べんり菜はまだいっぱいあって最近はほとん
       どお弁当のおかずに入れているけど、やっぱり小松菜系よりもホウレンソウのが好
       きなので、来秋はホウレンソウのほうをもっといっぱいまこうかなーと思った。ブ
       ロッコリーは3株あったのの真ん中の花蕾は3つとも食べ終わって、側枝のも1回
       食べた。野菜じゃないけど、夏にだいぶ枯れたクローバーはこのところの適度な雨
       と涼しさでだいぶ復活した。これから寒くなるとどうだろうかー。       



11月14日 きょう夕方サトイモの残りを掘った。めんどくさいから一人でやっちゃおうかなー
       と思ってたら、マサオくんもやりたいそうで、二人でイモ掘り。収穫後は前回掘っ
       たサトイモの親芋と今回の親芋をあわせてこの前まで黒大豆を育てていた場所に穴
       を掘って埋めておいた。上の部分は盛り土にして、畑の面より20cmくらい高く
       し、さらにビニールをかけて雨水が入らないように工夫した。これは来年のタネイ
       モにする予定。でも初めての試みなので、これで本当にイモが腐んなくてタネイモ
       として使えるかどうかは来春になってみないとわからない。もし腐っちゃったら哀
       しいなー。サトイモの跡地はすぐに緑肥ライムギのタネをまいた。本を見ると緑肥
       を育てるのにも肥料は入れるようで、でも土全体に肥料を混ぜるのには日数がもっ
       たいないってことで、条間に鶏糞を埋めて待ち肥にしてタネまきした。ライムギは
       まだまだタネがいっぱい残ってて、使いきれるかどうかー。          
       このところ小春日和で昼間は暑いとさえ感じる陽気だけれど、やっぱり夕方からは
       冷え込むので、10月下旬にまいたカブとホウレンソウのところに保温のビニール
       トンネルをかけておいた。ビニールはレンガなどなどで押さえております。   





11月10日 このごろはホウレンソウとカブ(ぬか漬けがうまいっ)とべんり菜はいっぱい食べ
       ている。カブとべんり菜はまだまだって感じだけど、ホウレンソウはだいぶ減って
       きてあと1回くらいで終了。ホウレンソウ&春菊は虫害にあっているけれど、カブ
       とべんり菜は今年すごい成育がよくて、大きさも昨年の1.5倍くらいでっかい。
       タネまきの時期が早くて暖かいうちに成長したせい?と思うけれど、土がだいぶよ
       くなってきたのかなとも考えている。10号鉢のピーマンはこのところの夜の寒さ
       にもめげず、まだがんばって小さい実をたくさんつけている。キャベツもだいぶま
       いてきた。上写真のが一番まいてる感じで他のはもうちょい広がりめな感じ。芽キ
       ャベツは先週に続いてきょうも追肥に有機肥料を与えた。本を読んでいたら芽キャ
       ベツは寒くならないと結球しないとあって、人間にはきょうみたいな小春日和がい
       いけど、芽キャベツのまわりだけ寒くなってほしいなーと勝手に思うのであった。
       この前東京に住む親にも宅急便で野菜を送ったんよー。昨年も送ったら「野菜って
       甘いのね」って母が言ってて、そういえば昔から団地育ちとかで新鮮な野菜なんて
       食べてなかったもんなーと想い出した(最近なぜか昔のことをよく想い出す。トシ
       のせい?)。小さいころホウレンソウはもうすでに苦かった。だからキライだった
       んだもん。あの苦いのって化学肥料のせいも有り?と思うんだけど。      





11月 3日 きょう2株目のブロッコリーのてっぺんを収穫した。すぐにゆがいてマヨネーズだ
       けつけて食すと口の中にブロッコリーの香りと甘みが広がって美味。「あーもっと
       いっぱい食べたい、もう少し広い畑があったらもっといっぱい食べれるのにー」と
       言ったら、マサオくんに「虫対策も大変だし、このくらいにしといたほうがいいよ
       」と言われた。そー言われればそんな気もするが。              
       黒大豆はあいかわらず豆が大きくならず、なんかだめそーときょう全部抜いてしま
       った。ちょびっとだけ食べれたので昨年よりはいいけど、なかなかうまくいかない
       なー。ウネ幅が狭かったので、そのせいもあったかなと反省。         
       芽キャベツはもうそろそろ収穫できてもいいころだけど、イマイチ球部分がでかく
       ならず、今朝追肥を与えておいた。芽キャベツは球が結球して収穫するものだけど
       今”農文協のお仕事で描いているんだけど、芽キャベツに似ていて球が結球しない
       新品種の無結球キャベツ”プチヴェール”っていうのがあるんだって。キャベツと
       葉ぼたんとの交配でできた野菜らしくて、写真をみたけどとってもきれい。花みた
       かった。静岡のとある採種会社が品種改良したもので、糖度20度とメロンより甘
       いらしい。編集部の人も『こんなに甘くてうまいのかなー』なんて言ってたけど、
       うーん、どんな味がするんだろう。食べてみたい気もする。          




いよいよサトイモの収穫! 茎を包丁で切ってスコップで掘り起こす。

10月30日 きょう夕方、いよいよサトイモ掘りを決行。でも全部ではなくて、7株あるうちの
       4株を掘り起こした。考えてみれば、あとで本で見た催芽床を用意して”芽出し”
       をすりゃよかったと思うのだけれど、今春に芽が出るのが遅れたせいか、あんまり
       大量の収穫とはならなかった。でも残ってる3株のほうが成育がいい株なので、そ
       っちに期待している。味は…なんといっても有機肥料の威力か!美味!美味!。う
       ちのは「石川早生」という小芋がいっぱいつく品種だったので、採れた中の一番小
       さめの芋を蒸してただ塩をつけただけの”きぬかつぎ”を食したのだけれど(マサ
       オくんいわくコレが一番芋の味がわかるというので)、風味がよくて甘みもあって
       すっごく美味しかった。サトイモは連作ができないし、肥料もいっぱい食うし畑も
       長期間占領されるので、来年はお休みしようと思ってたのだけれど、この味を思う
       と、どこか場所をあけてやっぱり来年も育てたいと考えている。とあるメールマガ
       ジンによると”今年の親芋を保存しておいてタネイモにする”とあってそのメルマ
        ガ発行の人は実際にやってるみたいなので、私もやってみようかなーと思っている。
       掘り起こしたサトイモの畑の土は黒々としていてすごくおいしそうで、収穫後に土
       をならしただけ(不耕耘)で牛糞堆肥を待ち肥にしてカブとホウレンソウのタネを
       まいた。ホントは今とても好調なカブをいっぱいまきたかったけど、タネがあんま
       り残っていなかったのでホウレンソウもまぜた。ニンニクは芽の出てないところを
       探ってみて、ぜんぜん芽の出てなかったのはべんり菜横の芽の出てるニンニクを掘
       って移し替えた。リーフレタスはまたまた姿が消えてしまった。ヨトウムシかな?
       と思って、まわりの土を探ってみたけど、見つからなかった。ぐやじー。    
       きょうはもうひとつブロッコリーのうち1つを収穫。ゆがいてマヨネーズをつけて
       食べた。甘くて美味!。直径12センチくらいはあったぞ。まだまだ食べれるぞ。



10月28日 今、カブとべんり菜とホウレンソウが旬。ホウレンソウは虫食いがひどくて、ちょ
       っとくやしいけれど、カブとべんり菜は虫にも目を着けられず、なかなか出来がい
       い。ニンニクもほとんど芽が出てきた。ホーム玉ねぎはいまいち発展がなくて、つ
       まんなーい。問題の?黒大豆はまだそのまま。きのうプロ作の黒大豆の枝豆をいた
       だいて食べたのだけれど、やっぱり甘くておいしかった。うちのもこのくらいでき
       たらいいのだけれど。この前虫にやられちゃったので遅ればせでタネをまいた春菊
       と、ホウレンソウの収穫後にまいたコマツナと、リーフレタス横にまいたホウレン
       ソウの芽がきのうの雨でいっせいに芽吹いた感じ。今年は暖冬というので、この先
       もがんばって育ってほしい。明後日あたりはサトイモの一部を掘り起こす予定。ど
       のくらいできているかちょっとドキドキ、ハラハラ。             



10月22日 丈夫なはずの春菊がまいてもまいてもなーんかなくなちゃう、おかしい!と思って
       て、きょう畑の空いてるところを探っていたら、ヨトウムシ(たぶん)が4匹もぞ
       くぞくと出てきた。大きいの2匹と小さめの2匹で、皿にならべて他の虫を探して
       いたら、逃げようと皿の中をぐるぐる歩いて?いて、それがけっこう速くてびっく
       りした。キャベツのところも数日前に同じ虫をつかまえたんだ。最近は寒くなった
       せいかアオムシ類はだいぶ減ったけど、畑に見にいくとカタツムリがお食事してた
       りして、つかまえて踏み潰しているのだった。キャベツは芯のほうがちょっと巻い
       てきた。ブロッコリーは3株あったけど、うち1株が芯のつぼみのところをかじら
       れて、生育が遅れているのだった。これもカタツムリの仕業だと思っている。  
       きのう久々に自家製のホウレンソウを食べたら、すっごくおいしかった。ホウレン
       ソウは小さいころはキライだったけど、今は大好き。この甘いヤツは自分で作るの
       が一番手っ取り早い。カブも間引き菜をちょっとずつ食べている。黒大豆はこの前
       6粒くらいできてた枝豆バージョンをマサオくんと半分コして食べたら、めちゃく
       ちゃ甘くて美味。もっと食べたい!と毎日見ているのだけれど、サヤは小さいまま
       大きくならないのと、大きくなっててもまだ中身がぺっちゃんこなのとで、この先
       も食べれるかどうかわからない。追肥をあげなかったせいか、ウネ幅が狭かったせ
       いか?去年よりはましだけど、なんともくやしい。でもまだ諦めてない。    



10月14日 芽キャベツにきのう追肥を施した。もちろん有機肥料。キャベツ類はウワサ通り虫
       に好かれるようで、毎日見回ってるけど、1株1匹は確実に青虫をつかまえて踏み
       つぶす。バッタもよくいるので同様に。キャベツの葉っぱの根元にフンがいっぱい
       たまっているので、虫はまだまだいると思うのだけれど、なぜかイッペンには見つ
       からない。でも今年は芯のほうはだいぶ巻きそうな気配が濃厚で、ブロッコリーも
       小さなつぼみが出来ていた。昨年より出来(大きさ)はよさそうな気がする。  
       まだ遠目にはわからないけど、キャベツの北側に植えつけたニンニクの芽も出てき
       た。一番西側のウネのところはまだだけど。肥料袋のニガウリは水をあげていても
       くたびれてきて、もうさすがに終わりっぽい。最後のアガキと、このところいっぱ
       い取れていて、毎日お弁当に入れている。ニガウリはうちの場合は畑より肥料袋の
       ほうがいいみたい。来年も肥料袋で育てようっと。黒大豆は豆のふくらみが遅い。
       もう収穫できてもいいのになー。やっぱり追肥を施したほうがよかったのかな。 
       今、玄関横のローズマリーが花盛りでマサオくんうれしそう。         



10月 8日 けさはこれから来る冬支度のためにマルチをしよう!とフェイジョアの木の根元に
       トマトの残さ(収穫し終わったトマトの茎葉の乾いたやつ)を敷いた。敷いたとい
       っても茎葉をからみつけたって感じ。ホントはワラとか落ち葉とかがいいんだけれ
       ど、ワラは足りないし、落ち葉は軽くてここみたく強風の吹く土地だといっぺんで
       どこかに飛んでいってしまう。いちおう残さの下には落ち葉も敷いてみた。トマト
       の茎がおさえるカタチになっていいんじゃないかと思う。           
       黒大豆はもうあとサヤがふくらめば収穫という感じ。そーいえば追肥もあげなかっ
       た(忘れてた)けど、だいじょうぶかな。やっぱり豆がでかいぶん葉っぱも背丈も
       大きくて、黒大豆のせいでわきにずらっと植えていたローズマリーの一部が日陰に
       なって数本枯れてしまった。私はまた植えればいいや、食べ物のほうが大事って思
       うけど、最近ローズマリーをこよなく愛する?マサオくんはちょっと不満そうだっ
       た。もうすぐ(黒大豆を)収穫すればローズマリーの天下になるからいいじゃん。



10月 6日 いきなり寒くなったので、ちょっと風邪っぽい。でもきょうは朝からニンニク予定
       地のところに有機石灰を入れて、種ニンニクを植えつけた。ウネ幅は110センチ
       くらいだったので、4条植えの株間14〜5センチくらいの14列植え。今朝植え
       つけたウネのは計56個で、その他に10個以上はあるから全部うまくいったとし
       て70球以上は収穫できる計算になる。なにしろ昨年、一昨年とホームセンターで
       買ってきた種ニンニクは途中で病気っぽくなって結局ここのところ収穫できずじま
       い(3年くらい前に食用のを植えつけて作ったときはめちゃくちゃいい出来で、味
       もよかったのに)なので、今年はうまくいってほしい。今年はタキイの通販で種ニ
       ンニクにお金をかけたのだ。ニンニクのウネのわきにはお邪魔にならない程度に緑
       肥ライムギの種をまいた。1つだけどうしても芽が出ないホーム玉ねぎはやっぱり
       ダメそうで、中が腐ってるっぽかったので、抜いてしまった。         



10月 4日 10月の声を聞いてやっと空気が秋めいてきた。畑もだいぶ作物でうまってきて、
       それなりには満足。ついこの前まいた緑肥ライムギの芽も出ていた。ホーム玉ねぎ
       は1つだけどうしても芽が出ないのがあって、芽の部分を指でちょっとぐりぐりし
       てみたけどやっぱりダメで、もうこれはきっとダメだと思っている。2階の畑が見
       える窓のそばにかけてあるカレンダーには追肥や植えつけなどの作業がメモってあ
       って、きのうそれを見てブロッコリー&キャベツのところに追肥を与えた。あさっ
       てはニンニクの植えつけをする予定。                    



9月29日 おととい誕生日にホームセンターへ行って、自分へのプレゼントってわけじゃない
      けど、給料日前だというのにハーブの苗を4つ買ってしまった。イタリアンパセリ
      以外はみんな虫除け目的で、タンジーとペニローヤルとナスタチウム。図書館で借
      りた「ハーブ大全」という本に害虫の忌避効果があると載っていたので欲しいなー
      と思っていたので、とびついてしまった。買った日に早速畑に植えつけて、すぐに
      効果が出るとは思ってないけど、来春からの効果はばっちり期待している。   
      きょうはコカブ&べんり菜のウネの端とキャベツの北側の幅40センチくらいの所
      にニンニクを植えつけた。コカブのウネのはここなら次作に時期がかかっても迷惑
      にならんだろうという予想で、キャベツの北側は空いてるからと思って用意してい
      たもの。ニンニクの後ろ(北側)にはライ麦のタネも1列まいた。午後はトマトの
      植わっていた所を整理して耕して、堆肥を入れた。次作はニンニク予定で、苦土石
      灰を入れるにはあんまり日がないなーと思ってたらホームセンターに貝殻から作っ
      た”有機石灰”というのが売っていて、これだと土に混ぜてすぐにタネがまけると
       袋の表示にあったので、それを来週入れてすぐに種球を植えつけようと思っている。
      我が家の近くでは今ヒガンバナが花盛り。マサオくんは色が毒々しくてあまり好き
      じゃないと言うけれど、ヒガンバナは球根に毒があって、植えておくとモグラ除け
      になると知っていたので、欲しいなーと思っていたら近くの神社の階段下の鳥居近
      くに咲いていたのをヒュッと引っ張ったらカンタンに抜けて、せっかくだからと持
      って帰って庭に植えた。あそこなら誰の持ち物でもなさそうだし、たぶん雑草化し
      たものだと思う。除虫菊もだけど、毒のある植物の花って色が派手で毒々しい。 



9月24日 きのう2階で引き出しをごそごそやってたら、むかーし(アパート時代)に横浜の
      サカタのタネのお店で買ったレンゲソウのタネが出てきた。外袋を見ると、まき時
      はちょうど今でないの!。ホント相当昔のタネなので、かなり発芽率も悪くなって
      いると思うのだけれど、とっといてもしょうがないし、クローバーも枯れてみすぼ
      らしくなった(ちょっとは新芽も出てきているのでマサオくんは諦めていない。き
      のう液肥もまいたし。にわか植物好きのページも作ったので見てあげてね。)しで
      東側の玄関まわりと南側の庭にタネをまいた。どちらにしろタネの量はあまりない
      けれど、来春にシロツメクサの白とレンゲソウのピンクが混じって咲くときれいか
      なと期待している。クローバーは帰化植物だけれど、レンゲは日本古来の草なのか
       な? クローバーは寒地向きで、レンゲは暖地向きなのでズレるとうまくいくかも。
      やはりキャベツ類は虫がすごい。キャベツのところはだいぶ前からチェックして気
       を付けてたけど、きのう芽キャベツのところでアオムシ2種を20匹以上は殺した。
      芽キャベツは葉っぱを食べるわけではないからまだ余裕はあるにしても、すごい量
      だった。キャベツのところも昨年はこんなにすごくなかったような気がすると思っ
      て考えたら、ローズマリーをそばに植えておいたおかげかもしれない、と19日に
       またまたローズマリーをいっぱい畑にさし木したのであった。ローズマリーだらけ。



9月18日 14日にタネをまいたべんり菜とカブのタネは16日には芽が出て、もう本葉がち
      ょろちょろ出始めて、きょうは間引きを行った。ホウレンソウや春菊はやっと本葉
      が出揃ってきた具合なので、早いなーと感心しきり。ホーム玉ねぎはほとんど芽が
      出ているけれど、一部出てないのもある。そんなホーム玉ねぎの北側には義父ので
      っかい柿の木があって、今いっぱい青い実をつけている。甘柿なので食べるのは楽
      しみだけど風がふくとボタボタと実が玉ねぎ畑に落ちてきて、ちょっとやだなー。
      そのたびに柿の木の根元にほおり投げているのであった。           
      東&南側の庭に今春いっぱいタネをまいて”じゅうたん”にしたクローバーは8月
      下旬くらいからかなりヒサンな状態になった。残暑で夏バテか?だいぶ枯れてきて
      しまって、水をまいたり液肥をまいたりして、いろいろ対処をしてみたものの修復
      不可能な状態。ここ数日気温も低くすっかり秋めいて、しそもみんなすっかり穂を
      出しているし、ハーブのオレガノもしぼんできているからもう冬眠の準備?とも思
      うのだけれど。でもクローバーの枯れ草をどけてみて、下の土をさぐってみるとこ
      れがなかなかいい土になっているではないのっ! 玄関まわりの土なんてタネをま
      く前はガチガチだったのに、指で軽く掘れるくらいやわらかくて色も黒くなってい
      る。さすが緑肥にもなっているクローバーさまだけのことはある!と生き残ってい
      る草を励ましながら思うのであった。多年草だから来春どうなるか?見守りたい。



9月14日 きのうべんり菜とカブのタネをまいた。べんり菜は昨年からいろいろまいていたの
      でタネの袋が終わってしまった。次は注文しないと。昨年はこの2つはたらふく食
      べたもんね。今年もたらふく食べられることを願いながらタネをまいたぞ。   
      たらふくといえば今夏にたらふく食べたトマトももうじき終わり。最後の追い込み
      か?ここ数日は1日2〜3個のペースで収穫できている。脇からのびた側枝につい
      た実をいっぱい収穫して…と思っていたのは、やってみたらあまりにも樹形が乱れ
      るし、側枝の実の味もくらべるとイマイチ(これだけ食べてるぶんにはおいしいん
      だと思う)だったりするので、余計な枝はみんな切っちゃって、今、姿としてはか
      なりみすぼらしい。あと4個くらい青い実がついているので、それが赤くなって収
      穫できたらトマトは長い間ごくろうさんのおしまい。跡地はニンニクを植えつけよ
      うと思っているので、スケジュールとしてはちょっとハラハラだったりするのであ
      った。今年はニンニクはタキイの通販で購入した中国ニンニク、スワンミャオとい
      う品種。昨年&一昨年とホームセンターで買った種球を植えてもぜんぜん育たなか
      ったので、ちょっと高かったけど注文したのだった。             



9月 9日 ここのところはサトイモについたアブラムシとその甘い汁を吸いに来るアリンコと
      格闘中。ニンニク&トウガラシ農薬はこのアブラムシには完全な殺傷力はないみた
      いで、少なくはなるもののいなくなりはしない。まっ黒なテントウムシが何匹かい
      て、お食事してくれているけれど、もう間に合わんともう手でつぶしている。アリ
      ンコもいっしょにつぶしたりしている。ここのところのこの手つぶし攻撃でだいぶ
      減ったようなー。でもアリンコがまだサトイモの葉っぱの上を歩いているから、い
      るんだろうなー。ホウレンソウの芽が出揃い始めた。なぜか春菊の芽の出が悪い。



9月 3日 四葉キュウリはとうとう枯れてしまった。枯れる姿がちょっと病気っぽくて、そー
      いえば昨年はまだとれてたなーと思って、本を見たらエキ病というのにちょっと似
      ていた。まーいっぱい食べたからいいかーとも思うけど、昨年あちこちにいっぱい
      おすそわけできたのが今年はできなかったので、そこんとこがちょっと物足りない
      感じである。枯れたのを少し放っておいたけど、きのうやっと片付けたところ。跡
      地はまだ耕してない。明日やろうと思ってたけど、雨だってさ。けっ。     
      サトイモの葉っぱに黒っぽいアブラムシがついている。この前ニンニク&トウガラ
      シ農薬をかけたら翌日にはいなくなってたけど、アリがサトイモの葉っぱの上をう
      じゃうじゃ動き回っていて、きょう見たらまたアブラムシが…。悔しいのでアリン
      コ攻撃を仕掛けたけど、きりがないのでやめた。雨上がりにまた自然農薬をかけよ
      う。タネまきした春菊の芽がまだ出てこない。遅いなー。           


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