1999年1月〜5月 植物日誌




5月28日 きのうの風はホントにすごかった。橋本農園では爪あとくっきり。それでも畑のほ
      うはなんとか大丈夫かなーだけど、肥料袋で育てていたニガウリやピーマンはけっ
      こうヒサン。葉っぱがほとんど縮れて黒くなって、でも新芽はいちおう生きてるみ
      たいだから大丈夫なのを祈っている。やっぱ地植えは強いんだなーと思った。  
      畑ではやっと!サトイモの芽が出だした。ホウレンソウは石灰が足りなかったのか
      ?黄色くなってる葉っぱもあったりして元気がない。上からも一度石灰振りまいて
      おいたけど、だめかもしれない。コカブ・べんり菜・サラダナのところは虫食いが
      すごい。サラダナなんてごそっとまとめてなくなってたりするからアタマにくる。
      ヨトウムシかナメクジの仕業じゃないかと思うんだけど。24日に育苗トレイにタ
      ネをまいた四葉キュウリ(3株目)は今朝見たらやっと芽が出てきた。このまえ農
      文協のお仕事でお勉強した育苗の方法でやってみている。           
      このまえネキリムシ対策にエダマメの畑の四隅に米糠入りヨモギ団子を置いたのも
      今日明日じゅうに掘り下げて捨てるつもり。風で飛ばされずにすんだ。やっぱり米
      糠だけじゃだめなのね。今のところエダマメはネキリムシの被害を受けていない。



5月23日 このまえネキリムシ対策にエダマメの畑の四隅に米糠をまるめておいたのは、その
      後の強風によって米糠がコナゴナに散らばってしまって、やり直し。おとといの日
      に今度はそばにいっぱい生えているヨモギを摘んできて、米糠を少し加えて団子に
      して四隅に置いてみた。今度は風で飛ばされずにすみそうだ。         
      高田さんはアブラムシもついていないのに新芽が縮れて病気っぽくて、本を見たら
      シュクヨウ病というのに似ている。去年ミナミさんがかかってしまって成育が悪く
      なったのと同じ病気だと思う。防ぐのには12月に石灰硫黄合剤というのを散布す
      るといいらしい。あんまりクスリ類は撒きたくないのだけれど、毎年発生するよう
      だとしょうがないかなーと思ってしまうのだった。ニンニクもホントは4月にトウ
      立ちして球がふくらむはずなのがちっともトウが出てこなくて、今年は断念。去年
      も同じ種苗会社の種球を使ってヘンだったけど、こんなんならその前に育てたふつ
      うの食用のニンニク使って育てたほうがちゃんと育つじゃんかよーとひたすらくや
      しがっているここ数日なのでした。来年は別の会社の種球で育ててみたい。   



5月18日 エダマメもトウモロコシも芽が出揃って、かけておいた防鳥網も取り外した。あと
      は心配なのは去年もさんざんやられたネキリムシの被害。せっかく大きくなったの
      を根元からポッキリやられると本当にアタマにくる。きくかどうかわからないけれ
      ど、1つの手だてとして、エダマメの畑の四隅に米糠をまるめておいた。7〜10
      日たってネキリムシやヨトウムシが集まってきたところを掘り下げて捨てると少し
      は被害が少なくなると本に書いてあったので。昨年試したのは、卵のカラを畑に敷
      くと虫が痛がって予防になると本にあったのはあんまり効果がなかったみたいだけ
      ど、今回のはどうでしょうねー。サトイモはまだ芽が出てこないので心配して探り
      掘りをしてみたら、だいぶ根っこが伸びていたので安心。もうすぐもうすぐ。  



5月12日 農園の風景イラストも本当に混み合ってだいぶ見づらいと思うのですが、ホントは
      ローズマリーとかの所はもっと混み合っている。もう小規模なのは描ききれないっ
      て感じ。今後もちょっと不安って思ってるうちに先週の金曜日にいつもの園芸屋さ
      んでミニトマトの苗も買ってしまった。このまえホームセンターで買ってサトイモ
      の植えつけに使ったバーク堆肥の袋に底に穴を開けて土を入れて植えつけた。今年
      2月にお仕事でミニトマトのプランター栽培を取材して作りたくなっちゃった。支
      柱を立てないヒモ式誘引法。                        



      ピーマンもやっぱり日当たりが心配になって今朝10号鉢に植え替えた。もうだい
      ぶあったかくなったけど、いちおう保温にと鉢のまわりに肥料袋をまいている。イ
      タリアンパセリは蕾がいっぱいついて、花が咲きそう。タネがこぼれて新たな苗を
      期待している。温州みかんも白い小さな蕾がいくつかついている。本を読むと木を
      早く大きくするためには摘んだほうがいいみたいだけど、なんか摘みづらくてその
      ままにしている。ピラカンサもまっ白な花が一面に咲き揃ってけっこうきれい。 



5月 6日 連休中はマサオくんが自宅でお仕事だったのでどこにも行かなかったので、庭いじ
      りをしてた。庭いじりといってもほとんどが雑草取り。マサオくんはだいぶジュウ
      タンっぽくなったクローバーがお気に入りで毎朝かならず見る。葉もだいぶ大きく
      なってきたが、場所によって成長の速度が違うのは土の善し悪しの差なのかもしれ
      ない。東側の庭の玄関から道路の入口にかけてはちょっと坂になっているので土が
      流れていかない砂防にちょうど良い。ミナミさんの下に生えているクローバーの花
      (シロツメクサ)をよーく見ていたら小さな小さなスイトピーに似た花の集合体。
      今まであんまりじっくり見たことなかったけどなかなかおもしろい。これがジュウ
      タンに加わったらいいな。畑のほうはきのうエダマメのタネまきをした。    



4月30日 タマネギは青いまま葉っぱが倒れていて、まだ球は小さいけど、どう見ても収穫期
      のサインのような気がするので、今朝全部引き抜いて収穫した。結局トウ立ちしな
      かったのはたった14個で、直径は最大8センチの小型タマネギ。まー味に期待し
      よう。ホームタマネギは秋まき春採りはこうなっちゃうのかなー、8月に植えると
      12月ころ収穫できるらしいのだけれど、こっちはどうなんだろうと思い、ニンニ
      クのあとにでもまた作ってみようかなーと思ったのだった。あとにはボカシの肥料
      を待ち肥で入れて、すぐに買っておいたトマトを植えつけた。ついでに?四葉キュ
      ウリの苗も植えつけた。コカブを作ろうと思ったらタネが少ししかなかったので、
      べんり菜とサラダナのタネもいっしょのウネにまいた。            
      そして結局ウズウズ心に負けて、きょうニガウリの苗とアシタバの苗各1つを園芸
      店で買ってしまった。アシタバは半日陰でも育つだろうと東側の一画に植えて、ニ
      ガウリのほうは土を入れてあった肥料袋の鉢?に植えつけた。         
      実梅のミナミさんにはしょっちゅうアブラムシがつく。トウガラシ農薬をかけたり
      牛乳スプレーをかけたりしてるけど、退治してもまたすぐにアブラムシがつく。 
      で、買い物のときに通る県道のわきに生えている雑草にはナナホシテントウムシが
      いっぱいいるのに最近気付いていたので、きょう買い物帰りに数匹連れてきて、ミ
      ナミさんのところに放した。数時間後に見ても逃げずにまだちゃんといたので食べ
       てくれてるかな。もしや成功するかもと期待大。こういうの生物農薬というらしい。



4月28日 きょう夕方商店街の中にある園芸屋さんで桃太郎トマトの苗3つとピーマンの苗1
      つを購入。全部100円だった。トマトのほうはキッチン出窓に置いているけど、
      ピーマンのほうは帰宅してすぐに東側の庭の一番南よりのところに底に堆肥と鶏糞
      を入れて植えつけた。ピーマンは小さいときに低温にあうと花が咲いても落花しや
      すくなるので(ぷらんたぁ畑で育てたときに痛感した。)すぐに植えたってわけ。
      念入りに昨年バケツの田んぼでとれた稲ワラも敷いておいた。この場所は太陽大好
      き野菜にとって日当たりはどうかな?というところなのだけれど、西側や南側はト
      マトを毎年作りたいことを思うと他のナス科の野菜は育てられないしー(連作が気
      にかかる)ということを考えると残りはこの辺しかなかった。まー朝日は当たるし
      東側の庭の中では一番日が当たるところなので、なんとかなるでしょう。    
      商店街の中にある園芸屋さんは昨年もトマト苗を買ったところ。ホームセンターの
      苗は昨年見たときにもう既に病気にかかってるっぽいのがあったりしたりしたので
      このお店で買おうと決めてた。遠いし。昨年は桃太郎2つと”強力米寿”という品
      種を1つ買って育ててみたけど、やっぱり桃太郎さんのほうがダントツ美味しかっ
      たので、今年は桃太郎さんだけにした。あとニガウリやトウガラシやアシタバの苗
      も並んでいて、育てたい心がウズウズするのだった。果たして耐えきれるかっ!?



4月26日 きのうサトイモの植えつけ&トウモロコシのタネまき完了。ホウレンソウは発芽し
      ていた。おととい千葉県北西部は暴風波浪警報が出ていて、ふだんから風の強い橋
      本農園周辺はまさに嵐。おかげでタマネギの球がじゅうぶんふくらまないうちに地
      上部がなんか倒れてしまったような。いちおうまだそのままにしているのだけれど
      もしかしたら今回のタマネギは失敗の結果になるかも。            
      きのうは一転快晴だったので、北側のところの雑草を私が抜いて、マサオくんがク
      ローバーのタネをまいた。タネまきというとわりと張り切る。やはりクローバーが
      生えていると他の雑草があまり生えなくていい。あとは夏を乗りきれるかどうか見
      守るのみ。ミナミさんの下に昨秋植えたクローバーは今花(シロツメクサ)が咲い
      ている。きのうはあちこちに雑草のように生えているフキをつんで煮物にしてきょ
      うのお弁当に入れた。葉っぱも佃煮にしてみた。今年お初のフキの煮物。    



4月20日 数日前に芽出しまきで冷蔵庫に入れておいたホウレンソウのタネが発芽していたの
      で、きょうタネまきした。やりたいこといっぱいあるのに肥料入れたばっかりとか
      でまだできない状態で畑に行っても見回るばかり。タマネギはその後もどんどんト
      ウ立ちしてしまう感じで、でも球がふくらんできてるのもあったりして、結局半分
      くらいの収穫になりそうかなと。                      
      ミナミさん元気がいまいちかなーと近づいてみたら下のほうの葉っぱにアブラムシ
      がついてた。高田さんにはぜんぜんついてなくて、高田さん元気いっぱい。ピラカ
      ンサスは花が咲きそうでつぼみがいっぱいついていた。トゲがあるので犬よけ用。



4月17日 きょうお義父さんの車を借りてマサオくんにちょっと遠めのホームセンターに連れ
      て行ってもらって、サトイモのタネイモを入手した。タネサトイモのとなりにタネ
      ショウガモ売っていてかなり欲しくなったけど、場所があんまりないのでショウガ
      は今年サトイモを育てる予定地で来年作ろうと決めてあきらめた。牛糞やバーク堆
      肥もいっしょに買ってきて、帰ってからそろそろ花芽の出だしたシュンギクを抜い
      て耕してたらネキリムシが3匹ほど出てきて、そのたびに踏みつぶした。シュンギ
      クでも食べていたのか体液は緑色してた。買ってきたバーク堆肥を入れてタネサト
      イモを来週植えつける予定。畑のタマネギは祈りもむなしく、また新たに8本くら
      いネギ坊主が出てきて葉タマネギに使っている。うーくやしー。        



4月15日 ミナミさん、高田さんをはじめ庭の木の新芽やクローバーの本葉も出てきて、新緑
      が美しい季節。でも畑のほうはそれとは逆に端境期に入ってさみしい風景に。べん
      り菜の菜の花も食べ尽くし、今はシュンギクを使わないと損ってしょっちゅうお弁
      当に入れている。でももうすぐ蕾が出てきそうだ。ニンニクの葉っぱはなんか先が
      黄色くなって昨年もかかってしまったウィルス病が心配。タマネギは下のほうがだ
      いぶふくらんできてヤッホーと思ってたら、3株くらいネギ坊主が出てきた。ご近
      所の畑のタマネギはぜんぜん出てないし、トウを摘んだほうがいいのかなーとも思
      って本をあさってみたら、トウ立ちするともう球の部分が成長せずこれ以上太らな
      いと書いてあった。肥料が多かったりで太い苗の状態で低温にあうとトウ立ちして
      しまうらしい。これを知ってからもう1回タマネギ畑を見に行ったら他の苗は大丈
      夫なようだったけど。もうこれ以上トウ立ちしないことを祈るのみ。トウ立ちした
      のは葉タマネギで使おうと抜いて今朝の味噌汁に使った。青い葉の部分は家のなか
      に入れたらすごいにおいなので、虫除けにと思ってミナミさんの下にバラまいてお
      いた。夏野菜の準備もがんばらねば。四葉キュウリの芽がそろそろ出てきたぞ。 



4月 5日 おととい(3日)に四葉キュウリの室内タネまきをした。まだ気温が足りないかな
      ?とキッチン出窓のガラス窓のすぐそばに置いてある。まだまだ芽は出てこない。
      今は野菜づくりのほうもやりたい気分だったりするのだけれど、でももちょっと絵
      にも一生懸命になりたい気分だったりもして、野菜の育苗については今年はあんま
      り冒険をしないで地道にがんばりたいと思っているのであった。ふつうにがんばり
      たい。で、トマトのタネまきは今年はあきらめ。今年も市販苗を買うつもり。  



4月 2日 西側の畑のシュンギクは2ケ所で育てていたけれど、そのうちの1ケ所だけトウ立
      ちしてきた。なんでカタッポだけかわかんないけど、きのうそのトウ立ちしたほう
      を抜いて苦土石灰をまいて軽く耕しておいた。根っこを抜いたらけっこう黒くてや
      わらかそうな土が現われて、赤ミミズくんも出てきた。少しは土がよくなってきた
      かな?。去年この場所でホウレンソウを作ったとき最初育ちがよくなかったのを思
      い出して、次作を期待してしまったりして。シュンギクはお花もなかなかきれいな
      のだけれど、花を咲かせて眺めるよりも食べられるほうがいい。”花よりだんご”
      を地でいく感じでしょうか。シュンギクには秋冬じゅうお世話になった。    
      べんり菜トウ立ちの菜の花もけっこう食べて、もう終盤。           



3月25日 先々週タネまきしたクローバは子葉(2枚の葉っぱ=三つ葉のクローバーの葉っぱ
      はこれから)が出揃った。でもこのまえの強風でだいぶタネが飛ばされちゃった感
      じ。まーまだタネは山ほど残ってるんだけど、あんまり密植させてもいかんかなー
      と三つ葉が出てから考えようとそのままにしている。             
      春の訪れとともに梅のミナミさんと高田さん、キイチゴ、サンショウのオス、ピラ
      カンサ、カネモチくんは新芽が伸びてきて新緑の季節。残りの木たちはまだ眠って
      いるみたいだ。雑草も元気いっぱいできのう、一昨日は西側の畑の雑草取りをして
      いた。アリンコも雑草の下からいっぱいでてきた。アリンコ大キライ。     



3月18日 畑のべんり菜はトウ立ちがぐんぐん伸びてきて、きのうそれ(菜の花状態)を摘ん
      でお浸しで食べた。う〜ん、春のかおりが美味。クローバの根も伸びてきたぞ! 
      きょうはひさびさの畑仕事。西側の畑の向かって右側ータマネギの下のところに米
      ぬかと鶏糞を入れた。ナマで入れたのでタネまきは1ヵ月はおかなくっちゃなのだ
      けど、次作はおいしいおいしいエダマメの予定。               
      一番左側の空いてるところも耕しておいた。しばらくほっといたから雑草がいっぱ
      いでけっこう大変だった。いっぱいある雑草の中でも1種類だけカラスノエンドウ
      だけは土の中に埋めた。マメ科なのでチッソ分の補給にと。耕していたら中からネ
      キリムシが何匹か出てきたので踏みつぶしてやった。ここは来月サトイモのタネイ
      モを買って植えつける予定。この列はいまいち日当たりはよくないのだけれど、サ
      トイモは乾燥に弱くて半日陰くらいのところのほうが育てやすいといろんな本に載
      っているので、だいじょうぶかな。サトイモは昔ぷらんたぁ畑で肥料袋を使って育
      てたことがあったなー。畑でもうまくいきますように。            



3月12日 ここ数日雨の降ってない日に行っていた玄関まわりの雑草とりがきのうやっと終わ
      った。はじめたころはあったか陽気だったのでハナ歌気分だったが、きのうなどは
      冬に逆戻り気候で寒かった。ふるえながらスコップで土のなかに無数にあった石こ
      ろと雑草をとって(ついでにクギや軍手などのゴミも出てきた!。こんなもん埋め
      るなっつーの!)、あとはタキイから届いたクローバのタネをまいた。『コンポス
      ターの土と入れ替えてなにか植えたいと思ってる場所』にもまいた。なにか樹を植
      えたいと思ってたけど、マサオくんの”車を買ったときの駐車スペースをとっとか
      なくちゃいけない”とのお言葉にちょっと断念。しかし砂と赤土の混ざったような
      見るからによくない土でもミミズさまが3〜4匹出てきた(生ゴミコンポスターの
      なかに入れた)のはびっくりした。雑草(とくにカタバミがいっぱい)は地上から
      見ると少ないように見えたのだけれど、地面のなかに春を待っている根っこがいっ
      ぱいあって、出た雑草クズは山盛り状態だった。               
      クローバーはもとは牧草だと最近知った。シロツメクサという名前は外国からの荷
      物のツメものに使われていたところからきているらしい。ほんとに雑草みたくなっ
      ているところもあるけれど、うちでも雑草のようにたくましく生えてほしいなぁ。





3月 9日 西側の畑のコカブはきのうの朝の味噌汁で最後。べんり菜ももうトウ立ちしちゃっ
      てて、そのトウを菜の花として食えないかなーと思ってるのだけど、トウの伸びも
      ここのところの寒さでいまいち。先週タネまきしたトマトの鉢はものすごい強風だ
      った春一番で倒され、タネがどこにいったのかわかんなくなっちゃった。も一度ま
      きなおそうと思いつつやってない。                     
      きのうと今朝は自然農薬づくりをした。1つはニンニクをつけこんだ木酢液。木酢
      液1リットルに対してニンニク200グラムを入れた。ニンニクはちゃんと自然食
      品屋さんで売っている食べてもコクのあるおいしいやつで、3〜4つに切りわけて
      入れた。ドクダミをつけこむのもあるらしいが、まだご近所には生えてこない。こ
      のニンニク入り木酢液は最短でも3ヵ月後、6月8日から使える。できれば6ヵ月
      くらいおいてみたいが…。もう1つのは今朝仕込んだ”トウガラシ農薬”。これは
      農文協の「植物エキスで防ぐ病気と害虫ーつくり方と使い方」という本にのってい
      た中で一番カンタンにつくれる自然農薬だった。他のは煮たり漬けこんだりしてけ
      っこう手間が大変なのが多かったが、これはビンの半分くらいにトウガラシを入れ
      て35度の焼酎をビンいっぱいに注ぐというだけのものだったのでやってみた。1
      ヵ月後から使えてアブラムシ、アオムシ、ホコリダニなどいろんな虫に効くと。 
      この本によるとトウガラシやニンニクにはその成分自体に殺菌・殺虫作用があって
      焼酎や木酢液と混ざることによって細胞への浸透がよくなり、効果が高まるんだっ
       て。うちの庭に出てくる虫のなかで一番やっかいなのはアブラムシ。試してみたい。





3月 2日 今朝あたりから花粉症のハナもムズムズしはじめ、いよいよ春本番。きょうはお天
      気もよくあったかだったので、庭仕事もいっぱい。              
      まずはトマトのタネまき。トマトは昨年は市販苗を買って植えつけていたのだけど
      今年はちょっと挑戦してみるつもり。もしもダメになっちゃったら市販苗を買えば
      いいのだ。トマトのタネはちょびっとしか入ってなくって630円もする。高い。
      1粒100円近くしそうだ。で、もったいないのでプラスチック鉢に6粒くらいま
      いてジョウロで水をあげて、針金ハンガーをほどいて半円形にした簡単支柱を十字
      に2本さして、ちょうどあった大きめの透明ビニール袋をかぶせた。芽が出てきた
      ら空気穴をあけるつもりだけど、まだあけていない。南側の庭に置いておいたらビ
      ニールの内側が水滴でいっぱいになってた。                 
      で、その後はブルーベリーの苗を2つ植えつけた。この苗は去年タキイから買って
      おいたもので、ようやく地面につけられる。品種は2つともラビットアイ系という
      やつで、関東以西のあったかい所に向く品種。寒い所用?はハイブッシュ系という
      のがある。植えつけた場所は晩秋〜初春にかけては日当たりはいまいちなのだけれ
      ど、夏の日当たりは悪くない。実をつけてくれるのは何年後だろう??     
      あとはずっと玄関脇の雑草取りを。今タキイにクローバーのタネを注文しているの
      で、きたらクローバーのじゅうたんにしようと企んでいるのでその準備。    



2月26日 きのう夕方べんり菜をとりに西側の畑に行ったら、もうトウ立ちしはじめてた。も
      うだいぶとって食べて、残りも少ないからいいんだけど、やっぱり春なのねって思
      った。それにしても今年はべんり菜(ほとんどコマツナ)と春菊とコカブはよく食
      った。いちおうコカブや春菊、南側の畑のべんり菜はまだトウ立ちしていない。 
      今朝はタマネギのところに骨粉入り油かすを追肥した。タマネギは本格的なやつじ
      ゃなくて”ホームタマネギ”といって売られていた小球のものを植えつけた。はじ
      めて作るので追肥の時期もよくわからなくってテキトー。本によっても追肥は3月
      中旬こというのと2月中に追肥しないと病気が出るというのがあって、よくわから
      ん。本格的?なタマネギは6月ころ収穫だけど、うちのみたいなのは4月ころ収穫
      予定。もうじきだ。ところで今年は花粉症が出ない! 直ったか?!      



2月25日 果樹とか庭木もふえて畑だけの話題ではなくなっちゃうので、”土の畑”から”橋
      本農園”にリニューアルオープンしました。リニューアルしたのをきっかけに説明
      絵も全体図にしてみました。これからもよろしくお願いします。        
      もうすぐ春。義姉の家の実梅の木(絵でいうと右側のほうにある。)がいつのまに
      か花をつけていた。うちのミナミさんと高田さんはまだなんにも出てこない。来年
      から実がつくようになる予定?。きょうは風が強いので樹さんたちも寒そう。  
      でっかい柿の樹は義父のもの。甘い柿がなる樹で、去年いっぱい実をつけすぎたせ
      いか今年はぜんぜんならなかった。枯れ葉がうちの畑に舞い降りてくるけど、手持
      ちの本だと柿の落ち葉は1年半以上ねかせないとふつうの腐葉土みたいに使えない
      (スギやマツなどの針葉樹やイチョウなどの葉は害のある成分が含まれているとか
      ?)とあったので、畑に落ちていた枯れ葉は柿の樹の下に集めておいた。自分の葉
      っぱなら根元でもだいじょうぶだろう。たぶん。               



2月23日 きのう夕方500倍に薄めた木酢液をニンニクとタマネギのところと果樹のまわり
      にジョウロでまいた。ニンニクは去年プランターで川崎から持ってきたのに春にな
      ってウィルス病みたいのにかかっちゃって、大きくならなかったのを思い出して、
      その予防になるかどうかはわからないけどまいてみた。7〜10日おきにまくとい
      いと本にもかいてあったので、来週もまたまこうと思う。この木酢液はもうだいぶ
      まえにサカタのタネから通販でごそっと買ったもの。まだあと10Lくらい押し入
      れのなかにある。底のほうにいくとちょっとタール分が多いのが気に入らない。こ
      のタール分の多いとこは使えない(作物に害が出るらしい)。         
      昔はこれにニンニクを漬けこんだものも作ったりして、プランターの土にまいてい
      た。ニンニク漬けこみの木酢液はもう使い切ってなくなっちゃって、きのうのはた
      だの木酢液をまいた。ほんとはニンニクを漬けこんだもののほうが虫除けとかにも
      なっていいんだよなー。お金かかるけど、また作ろうかなーときょうひなたぼっこ
      しながら考えた。明日はまとまった雨がふるそうな。雪はやだよ。       



2月22日 きのうは久々の畑仕事。ニンニクの追肥にこのまえ農協で買った鶏ふんを施した。
      そのあとスコップを持って、キャベツあとの畑を耕していい汗をかいた。地面に敷
      いてあったワラ(キャベツのまえはトマトのとき使ったやつ)も土にすきこんで、
      苦土石灰も早々とまいておいた。この場所は次作はエダマメ予定。気合いも入る。



      この西側の畑の他に南側の庭に小さい一区画を耕してべんり菜をまいてあるんだけ
      ど、この寒い間中も葉っぱの一部がなくなっていて虫喰いかと思っていたんだけど
      最近その犯人が判明した。どーも虫ではなく野鳥さんたちがお食事なさっているみ
      たい。このまえ部屋のなかから現場を見たのでまちがいない。大きくなるまえのい
      わゆる間引き菜と呼ばれるものは葉っぱもやわらかくて鳥にもおいしいのだろう。
      西側の畑のべんり菜みたいにある程度大きくなってナマで食べるのにはかたくなっ
      てしまったものには見向きもしないんだろうけど。けっこう味うるさいのね。網を
      かけようかとも思ったんだけど、葉っぱくらいならいいかーと鳥さんにも分けてあ
      げることにした。エダマメやトマトや果実だったらぜーーったいにあげないけど。
      で、きのうの夕食に私たちもその鳥さんたちの食べ残し?のべんり菜の間引き菜を
      とってお浸しで食べた。ほんと、ぜんぜんやわらかさが違って甘くておいしい!!
      このまま春を迎えたら”菜の花”になりそうだけど、それもまたおいしそうだ。 



2月19日 きのう農協に鶏ふんを買いに行って、ついでにサトイモのタネイモを売るかどうか
      聞いてみたけど、ないと言われた。肥料と地場野菜とお菓子(なぜ?)はいっぱい
      売っているのにー。で帰ってから、もちょっと遠くのホームセンター”ドイト”に
      電話してみたら4月中旬くらいになればあるとのことだったのでそこに買いにいこ
      うっと。最近はまたまた土づくりに気分が高まって、きのうまではお天気もよくて
      ポカポカ陽気だったので、なんか土いじりをしたい気分も高まって、東側の一画の
      砂と赤土が混ざったみたいだった土を生ごみと三代王神社の落ち葉で作った黒い土
      と入れ替えて、実サンショウの樹を植えつけた。また新たなる生ごみ堆肥を作りは
      じめて、もっといっぱい生ごみがほしい欲望が強まっている。2人家族だと生ごみ
      もあんまりたまらないのでもっといっぱいほしい。土を入れ替えたいところはもっ
      とあるので、徐々にではあるがいい土づくりをしていきたいと思うのであった。 
      ミニサイズをつけていた芽キャベツもきのうの夜みんな食べつくして、抜いちゃっ
      た。あと1つ残ったキャベツは明日お好み焼きをする予定なので、収穫の予定。 



2月 3日 寒くてあまり外に出たくないのとお仕事で忙しいので、最近は畑仕事をまったくと
      いいほどしていない。でもきのうはひさびさに自転車でホームセンターに出かけて
      肥料やビニールを買ってきた。もうジャガイモのタネイモが売っていた。私はジャ
      ガイモよりもサトイモが育てたいけど、タネイモはなかった。         
      収穫はキャベツ1つ(焼きそばに入れた)と大根(おでん&味噌汁に)。大根はタ
      ネまきのときに2回くらい台風にやられて、まくのが遅れたせいかあまり太くなら
      なかった。でもコカブがいっぱいとれるからいいやーって感じ。収穫のときに犬小
      屋のそばに行っても、近ごろはミントは上目使いでヒクツそーな目を私にむける。
      べつになついてほしいーと思ってるわけじゃないけど、「あんたが植物をいじめる
      (結果として)からいけないんでしょー」とでも言いたくなる。        



1月20日 ここ一週間のあいだにキャベツを2つ収穫した。1つはほとんどまいてないので、
      もう1つは小さくまいてあった。まいてないほうは我が家のお弁当の定番、豚肉と
      炒めてテンメンジャンで味つけしてお弁当に入れた。もう1つは冷蔵庫にちょうど
      レタスがあったし、せっかくちゃんとまいているのでナマで食べてみたいと思いサ
      ラダにした。千切りにしていて、芯をちょっと味見したらめちゃ甘かったので「こ
      れは期待できる!」と思ったのだけれど、味は悪くないのだけれど、かたくてアゴ
      がつかれた。畑に残っているやつもやっぱり火を通して食べようとつくづく思った
      のであった。日当たりが足りないのか芽キャベツも売ってるやつの半分くらいの大
      きさにしかならなくて(味はよかった)、来年はもっといい場所で育てようという
      のが今年の教訓でしょうか。きのうの晩はやっとおしめりがあった。何日ぶり??



1月 5日 最近天気がいいのは洗濯ものも片付いてけっこうなことなのだけれど、雨が降らな
      いと畑はちょっと心配になる。ニンニクなどは乾燥に弱いと本にも書いてある。暮
      れにはマサオくんに水をまいてもらったけど、きょうは自ら長ーいホースリールを
      ひっぱり出して水をまいた。大は小を兼ねるって50メートルのホースリールを買
      っちゃって、どこにでも届くのは便利なんだけど、ひっぱり出したホースをしまう
      のに巻き取るときがめんどくさい。長いだけに重いのだった。         
      暮れに収穫したコカブは赤梅酢漬けにしておせちを見事に飾りました。おせちは我
      が家では大晦日にもう食べはじめて、紅白を見ながらパクパク食べたら、あっとい
      う間になくなっちゃった。今朝はお味噌汁にも入れたので畑のコカブもだいぶ少な
      くなった。きょうからマサオくんは仕事はじめでお弁当も復活っ。冷蔵庫の野菜室
      はからから状態なので、畑の春菊をごま和えにして入れた。とれたての春菊はごま
      の香りに負けない香り。ともかくこの喜びを持続すべく今年も畑がんばります。 
      でも、うちのキャベツは巻かないのよー。うーん、修業はまだまだ。      


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