2003年 植物日誌

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2003.8.12(火)

台風その後報告が遅れましたが、G畝のキュウリの支柱がぐちゃぐちゃにこわれた(なんとか収穫は続いている)他はけっこうみんな無事。トマトもぜんぜん大丈夫だったし、南庭の果樹もブルーベリーの葉先が黒く傷めつけられたのと、フェイジョアの小枝が少し風で折られたくらいで済んだ。バケツのイネもぜんぜん平気。これは、果樹たちが風除けになってくれたってところがだいぶ大きいんではないかと思う。
で、台風後は温州みかんにまたアブラムシがついていたので、天恵緑汁500倍液で殺虫。ったく、しつこいんだから!

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2003.8.8(金)

台風10号が日本列島を北上中。庭のブルーベリーの鉢植えを軒下に避難させておいた。ブルーベリーは地植えののラビットアイ系の実もまだまだ収穫中なだけに明日昼頃こちらに来るという台風の進路がとても心配。ただでさえ我が家は高台で風が強いのに、台風のときはハンパな風じゃないんだもの。
大実のスパルタンはいつの間にか収穫を終えていた。ハイブッシュ系はあと1品種のみ少しだけ実が残っている。今年は鳥害の被害は大丈夫そうでよかったー。冷凍庫にだいぶたくさん実がたまってきた。そろそろジャムを作ろうかな。
温州みかんの新芽にアブラムシがたかっていて、先日1回天恵緑汁をかけたのだけれど、雨も降ったりして液が少なかったのか?効果が雨で薄れたのか?きょう見たら、またアブラムシがつき始めていた。台風が通り過ぎたら、再度天恵緑汁をかけよう。温州みかんは昨年ほどたくさんの実をつけておらず、摘果なんてとんでもない!の、ほんとに少ししかない。きょう数えたのでは4果だった。

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2003.7.28(月)

ブルーベリーのラビットアイ系の実も昨日から収穫がはじまった。ウェイマウスだけは収穫を終えたけれど、大実のスパルタンなどのハイブッシュ系もまだまだ収穫が続いている。今年はまだそんなに鳥害の被害に合っていない。このまま見つけられませんように。
フェイジョアの実もだいぶふくらんできた。ふくらみの悪かったものはすぐに落下しなくとも、最近になってポツポツ落下するようになって、やはり。今年は昨年よりも実のふくらみ方がいいような気がする。
フェイジョアにも月桂樹と同じような虫害の被害を見つけた。葉と葉をくっつけて、その間に卵を産みつける、という害虫。「わたしのフェイジョアさまになんてことを!」って見つけ次第捕殺するのは、月桂樹との愛情の差かしら。月桂樹さん、ごめんね。
その月桂樹の剪定葉は45〜50枚を束にして糸でくくり、それが50束以上できた。これは単純計算しても2500枚以上、それもきれいな葉だけ。あとの虫食いのある葉は衣類の防虫剤にします。それにしても50束以上なんて使い切れん。まわりに配りまくらなくっちゃ。

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2003.7.19(土)

玄関脇の月桂樹を剪定した。月桂樹は毎年9月に剪定していたのだけれど、もう伸びに伸び放題であまりにみっともないので、今年は少し早めに。やっぱり蛾の幼虫らしきものが何匹かいて、捕殺しながらの作業。昨年は樹の側面を整えるだけの剪定だったけれど、虫害にあったこともあり、今年は内部の葉っぱの混み合っているところの枝もだいぶ切った。剪定枝葉は山盛りいっぱい。こりゃ整理するのにだいぶ時間がかかりそうだわい。
あと、西庭のピラカンサスとローズマリーも剪定、こちらもあまりに伸び放題だった。ローズマリーの枝葉は紙袋に入れて部屋の中に置くようにしている(空気を浄化するというし)けど、それだけでは使い切れない量なので、道ゆく人にも持っていっていただけるようビニール袋に入れて道路沿いの家の入り口に置いている。マンション暮らしの方などがけっこう持っていってくれるみたい。ほんとに売れるくらいすごい量なんだから。エッセンシャルオイルって自分で作れないのかしら? どなたかご存じの方がいらっしゃったら教えてください!!

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2003.7.16(水)

仕事がらみで育てているバケツのイネのうち、ホシノユメとキララがもう穂が出てきた。早い。やはり北のほうの品種だから、千葉の気温では早く穂ができてしまうらしい。
フェイジョアの実はすごくぷっくらと膨らんできているものと、まだあまり膨らみのないものがある。膨らみのない実も今の時点で落下していないから、受粉はちゃんと出来たってことだと思うのだけれど、この差はなんだ?って感じ。今も少しずつしているけれど、そのうちもっと摘果をしなければいけないので、そのときはこの膨らみのあまりないものを摘むようにしよう。
畑は今年はものすごい手抜き。絵に忙しいのでしょうがない。それでもキュウリは徐々にとれていて、トマトも昨日あたりから収穫できはじめた。枝豆のサヤもだいぶ膨らんできた。でも、こうして手抜きしてて思うのは、やっぱりそれなりに世話して心をかけて育てないとちゃんと育ってくれないって事だ。
ブルーベリーはウェイマウスの収穫が終わり、スパルタンの実が色付いてきて徐々に収穫できている。スパルタンはブルーベリーの中でも大実の品種なので、ジャムにするよりも生食ですぐに食べちゃうことが多い。だって美味しいんだもん! ラビットアイ系のものは収穫がこれから。鉢植えのものも2つあるけれど、畑も手抜きだし、そのうち地植えしようかなぁと思案中。

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2003.7.10(木)

玄関脇に植えてある月桂樹は枝が伸び放題だったにもかかわらず、最近ほったらかしにしていたら、けっこう虫食いがすごい。シンボルツリーなのにあまりにみっともないしと思い、夕方汚くなった葉をとったり、虫を捕殺したりした。虫はわからないけれど、蛾かなんかの幼虫ではないかと思えるような感じで、枝の先の葉をくっつけて蓑みたいなものを作って、その間に幼虫がいる。だから枝の先の葉のくっついているものは、とりあえず剪定ハサミで切って袋に捨てるという作業をくり返した。だいぶとったけれど、でもまだまだいそうな感じ。うーん。あまりに世話を怠っていたかなぁ。
フエイジョアの実になる部分はだいぶふくらんできた。気のせいか、この段階でもマグニフィカよりもセロウイアナのほうが実がでかいような気もする。鉢植えのレモンは今年はだいぶ花が咲いてちょっとくらいは実になるかなーなんて思っていたが、結局ミニチュアの実らしきものはたくさんできかけたものの、いつの間にか全部黄色くなって落下してしまった。まだ木が小さいからだめなのかなー。

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2003.6.30(月)

ミナミさんの梅の実はもう1果落下しているのを見つけ、結局5果成ったということになる。
午後フェイジョアに追肥を与える。肥料はだいぶ前にホームセンターで買ってきておいたボカシと化学肥料の合わさったやつ。本当は厳密には化学肥料使いたくないのだけれど、最近ぜんぜんホームセンターも行ってないし(自転車がだいぶぼろぼろ)、そのへんのこだわりもちょっといい加減になってきている。ある程度こだわるのはいいが、あまり厳密にこだわりすぎてもいやらしいかな、みたいな感じ。厳密すぎるのは植物性にこだわってるけど、動物性のものでもいいじゃんみたいな感じ。でもやっぱり自作の有機質肥料のほうがお金もかからないので、その後雑草やハーブなどで少し肥料を仕込んだ。

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2003.6.29(日)

ミナミさんの梅の実は結局4果とれたが、クロホシ病っぽくなっていたので、今年も使うのはやめた。あーいつになったら梅の実収穫できるのか?
フェイジョアの花は咲いたあとのもの、落下しないものは少しずつ実になる部分がふくらんできている。今年は覚悟を決めて摘果を思いきってやろう。昨年のようなミニチュアではなく、ちゃんとタマゴのSサイズくらいの実を収穫できるように。

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2003.6.21(土)

畑のナスの実がだいぶ大きくなってきた。ピーマン1株はだめっぽく、諦めたほうがいいみたい。
フェイジョアはセロウイアナの花がもう全部咲ききってしまったので、人工受粉できない。マグニフィカの花は咲いたあとのものは落花するものがけっこうでてきた。ってことは、残ってる花のあとのは実になるのかなぁ。ちなみに温州みかんの実はだいぶ黄色くなって落果してしまった。少しは残っているけれど、昨年よりはずっと少ない収穫になることは確実。
バケタン(バケツの田んぼ)のイネはそんなに分けつがすすんでいるようには見えないが、背丈だけは見るからに大きくなっている。このところ雨続きで計れなかったけど、きょうは晴天だったので、メジャーをもっていき計ってみたら草丈40cmくらいになっていた。
バケツのそばでぼーっとしばらく眺めていたら、ホシノユメとキララのバケツの水の中でなにかうごめくものが!。平たい、エビっぽいものが泳いでいるような気がする。もしかしたらカブトエビがかえったのかもしれない。コシヒカリのバケツは側面に亀裂が入っていて、あまり深く水がたまらず乾き気味だったので、こちらはきっとだめだろう。ホシノユメとキララのバケツはぜったい水を切らさないように注意しよう。

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2003.6.14(土)

そろそろB畝のニンニクの葉が黄色くなってきたので、いっきに収穫した。大きいのから小さめのものまでいっぱい。これでしばらくニンニク買わなくて済みそう。でも今年はいまいちニンニクの芽が採れなかった気がするが。品種の違いなのか。
G畝のキュウリ1本初収穫。トマトとナスも小さな実がついている。ピーマンは2株あったうちの1株がカタツムリかナメクジに成長点を食べられてしまったのか、枯れてはいないものの元気がない。
ここ数日はフェイジョアの人工受粉に忙しい。っていっても、セロウイアナのほうがもう全部咲ききったような気がするので、もうそろそろできなくなりそう。マグニフィカのほうはまだまだツボミ状態のものがたくさんある。今年はどれだけ収穫できるのかなぁ。

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2003.6.7(土)

昼過ぎN社のAさんよりイネが届いた。ちょうどバケツと土の用意をしていて、それがちょうど終わる頃に宅急便の車が着いたタイミングの良さ。さっそく荷を解く。いっしょにカブトエビの卵の入った土も入っており、用意してあった土の上にそれをパラパラとまき、さっそく田植えをした。イネ育てるの何年ぶりだろう。どうせ雀に食べられちゃうんだけどさー。
送ってもらった3品種のうちのホシノユメとキララは北海道の品種なので、気温の関係ですぐに穂が出てしまうということらしく、1つのバケツに1株ではいただいたイネがもったいないように思い(あまり分けつもしないと思うので)、枯らせても困るので、2本1株にした苗を1つの容器にとりあえず2株植えた。コシヒカリももったいないので2株植えた。もしあとで窮屈になるようなら、間引けばいいかなと思って。
フェイジョア/セロウイアナの花はきょうも2つ咲いた。東庭のほうのマグニフィカも少しずつ開花しているので、そちらも人工受粉した。東庭のマグニフィカは道路に面しているので、通る人が美しい花に目を奪われるらしい。小さくともあれだけ派手だとけっこう目立つ。

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2003.6.6(金)

フエイジョア/セロウイアナの花が1つだけ開花。夕方になって花粉もでてきたので人工受粉をした。昨年と同様に指の先に雌しべの花粉をつけて、雄しべの先につける指受粉?法。フェイジョアの花粉はまっ黄色の派手色なので、こうゆうアバウト法で十分なのだ。これならば実になる花をもいでだめにすることもない。
イネは早速明日届くことになった。まだバケツの用意もしていない。明日にはやらなきゃ。コシヒカリとホシノユメとキララという3品種を送ってくれるらしい。いっしょにカブトエビの卵の入った土を入れたと電話をもらった。ホシノユメとキララは北海道の品種なので、もう来月下旬には穂が出て花が咲いてしまうらしい。2ヶ月弱ではあまり分けつもしないんだろうなー。

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2003.6.5(木)

南庭のフエイジョア/マグニフィカの花が咲いた。セロウイアナがまだなので人工受粉はできないけど、やっぱり美しい。ブルーベリーはウェイマウスの実が色付きはじめた。まだ鳥さんたちには見つかっていないのか無事だったので、15粒ほど収穫。食べたら甘酸っぱくておいしかった。
急にN社からのお仕事がらみ(半分趣味?)で、何年かぶりに今年はイネを育てることになった。北海道とか北のほうの品種を南の地方で育てると開花などの時期が違ってくるという実験のような報告のようなお仕事。一昨年はトマトだった、昨年はキャベツのお仕事で、今年はイネだ。

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2003.6.1(日)

フエイジョアは着実にツボミがたくさんついてきている。マグニフィカのほうはものすごい量なので、だいぶ摘んでいる。これ全部咲かせたら大変そう。木のためにも摘まなくっちゃ。セロウイアナのほうもだいぶツボミがでてきた。温州みかんは花期が終わり、小さな小さな実が見えてきた。そのうちのいくつかは例年通り黄色くなって落果。実梅の高田さんは実をつけているが、木自体がいまいち元気がない。ミナミさんのほうが実は少ないけど、今年はアブラムシの被害もなく元気。来年以降の収穫に期待。

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