2002年 植物日誌

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2002.10.29(火)

一昨日、だいぶオレンジ色に染まってきた温州みかんを1つ試食してみようということになって、1つ皮に小さな穴があいているのがあったので、それをとって夫と2人で食べた。うん、けっこう美味しい! まだヘタのところに青みが残っているせいか?完璧に甘いとは言いがたかったけれど。他のはもう少し青みがとれるまで我慢してみようかなー。栽培書には秋ころから水分を控えめにすると実の肥大は少し鈍っても甘くなると書いてあったが、ここのところ雨ばかり降っているから、それどころじゃない。まぁ、うちの庭は水はけはそんなに悪くない筈だけど。
買い物に出たときに駅前の花屋さんでパセリの苗を見つけ、買ってきた。150円+税。前に買ったのは、早く摘みすぎたのか、いつの間にか枯れてしまった。パセリは育てるの簡単と聞くが、何故か?私はよくだめにする。春先なんて地植えにすれば生育がいいはずだけれど、表に出しておくと、みんな虫に食われちゃうんだもの。東京のマンションに暮らす両親の庭では、虫食いもなく元気に育っていた。環境がいいといろんな生き物がいるから、しょうがない。

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2002.10.23(水)

最近、畑仕事まったくといっていい程、何もしていなかった。きょうはG畝のキャベツ類に20日に一度の追肥を与えた。
キャベツ類はもう、虫害の跡がくっきり。さすがに夜は冷え込むのでだいぶ虫もいなくなったが、一時期は毎晩見回っていた。やはり未熟堆肥を入れるとこうなるってことか。いくら自家製肥料が足りなくても、もうやめようっと。でも未熟なせいかどうかわからないけれどナメクジ&カタツムリの量がひどかった。どうも義父の柿の樹の下あたりにいるのではないかと思うのだけれど、その近くの芽キャベツの1株は葉がなくなるほどだった。でも植物はたくましいもの、今は新しい葉を出して懸命に育ってくれている。柿の樹から一番離れているブロッコリーは一番被害がなかった。
あとはコカブと春菊とホウレンソウがナメクジになめられてだいぶ姿を消した。春菊なんて毎年たくさん採れるのに、今年はだめそう。ビニールかけて少し間にタネをまこうかなぁ。
フェイジョアは一番大きな実が長さ5cmほどになった。だいぶ大きくはなったが、それでも本によく載っている卵のSサイズの大きさには足りない。やはり摘果をもっとすればよかったかなーとかいろいろ考える。これだから、栽培書の少ない果樹は大変なんだ。今年も小果しか採れなかったら、来年は思い切っていっぱい摘んじゃおう。
温州みかんも80%くらいは黄色く色づいてきた。もうすぐ、5年目にして初の収穫だ!

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2002.10.11(金)

このところ毎晩懐中電灯を持って夜の畑を見回りに行っている。もう、いるわいるわ、ヨトウムシ&ナメクジ&カタツムリを合計何匹捕殺したか知れやしない。まだまだいるのかなー。やだなー。
D畝のコカブやE畝の春菊はカルフールでタネを買ってきて、昨日ときょうで蒔き直したところもあるほど。A畝のホウレンソウも少し減っているような気がする。もーいや!ナメクジ用の殺虫剤またまいておこうかしら?
B畝と2階プランターのニンニクはほとんどが芽が出たが、いくつかポツポツと空いているところがある。掘り返してみると、根は動いているらしきものもあるけれど、ぜんぜん球のままのものもある。こうゆうのは諦めるしかないのか。
温州みかんは少しずつ少しずつ黄色くなってきている。わーい、もうすぐ食べられる。初の我が家のみかん、美味しいといいなー。

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2002.10.5(土)

午後、1ヶ月前に仕込んだハーブ&雑草堆肥の切り返しをした。
3段の発泡スチロール箱に仕込んだほうは蓋を開けてみたら、カサが半分くらいに減っていて、上のほうや、まわりに開けた通風孔の周囲などは乾いているところもあったが、中心部分などはだいぶ湿っていた。一度全部を空けて箱から出し、ふたたび箱に戻すときに乾いているものと湿っているものを交互に積み込むようにした。2段の生ゴミコンポストに仕込んでいたものも開けて、こちらもいっしょの箱に移した。生ゴミコンポストのほうはわりあい全体に乾いている感じで、この差はなんなのかしら?
積み込んでいると、中には少しウジ虫がいたりして、生ゴミでなくても米糠だけでもハエはたかるんだーと思った。
2つを合わせてみて、量は2.5段くらい。元が5段分だから、やはり仕込んだときの全体量の半分に減っている計算になる。まだ乾いている部分など、これから水分などが抜けるところが出てくるだろうから、もっとカサが減るのだろうな。人間も同じく草もほとんどが水から出来ているということを実感するのであった。

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2002.10.4(金)

きのうG畝のキャベツ類に追肥を施す。キャベツ類をはじめ、C畝の人参やD畝の大根&コカブもだけれど、今年は虫害が多く、穴だらけ。こんなすごい被害はここのところなかったような気がする。今夜、懐中電灯をもって畑に行ってみたら、いるわいるわ、ヨトウムシやナメクジやカタツムリまで!
やはり余裕をもってと思いつつ、作りかけの肥料を畑に入れたのが間違いだったなー。全部の畝に作りかけ肥料を入れたわけではないのに、被害は大きく広がってしまった。あー絶対失敗だった! 泣いてももうしょうがない。あとは夜見回りに行って捕殺するしか手がない。これからは自家製肥料が足りないときは、ちゃんとホームセンターの堆肥を使おう。
それにしても人参葉までヨトウムシが食べるとは知らなかった。人参葉にはその他小さなカタツムリまでたくさんたかっていた。
午後はE&F畝の一部に植えてあった黒ごまの青果がようやくはじけ出したので収穫した。ここは次作はイチゴを植えよう。

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2002.10.2(水)

きのう上陸し、通り過ぎた台風21号はすごかったが、それほどの被害はなくて済んだ。
一番の被害はフェイジョア/マグニフィカの実が10果ほど落ちていたが、たっくさんあるからいいや。フェイジョア/セロウイアナの実は無事だったが、枝が1本バキッと折れて高田さんの株元に飛ばされていた。実がお尻のほうから少しずつ黄色くなってきた温州みかんは実も無事でほっ。発泡スチロールのプランターで育てているピーマンがだいぶ傾いていたり、H畝のアスパラの茎葉が折れてあちこちに飛んでいたり、ミナミさんの葉がだいぶ落ちていたりもしたが、まぁ、なんとかなる程度。
ここ数日降った大雨のお陰で、A畝のホウレンソウの芽がきれいに出ていた。やはり芽出しまきをするといい。B畝と2階ベランダのプランターでも、ニンニクの芽が出始めた。



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