2002年 植物日誌

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2002.1.31(木)

南庭に置いてあった二段の発泡スチロールプランターの芽キャベツを今朝全部採り終えた。
このまま春まで放っておこうと思ってたけど、タネ缶を整理してたらやはり場所がもったいない気がして、ラディッシュとコカブでもタネまきしてビニールかけておけば十分育つなぁと思い、芽キャベツを抜いて、プランター内の土をシャベルでほぐし、自家製生ゴミ肥料を混ぜこんでおいた。数日後にタネをまく予定。
東庭では花が咲ききっているフキノトウも、南庭の一角でまだツボミ状態で見つかった。ビニールをかけたG畝の春菊も元気(中に混ざっている雑草も元気。そんな中にカラスノエンドウがあったのが嬉しかった。)だし、アシタバも新芽がピカピカ光ってた。E畝の人参も食べないとトウが立ってしまうともったいないし、きょうの夕食は天ぷらに決まりだ。

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2002.1.29(火)

ミナミさんは次々と花を咲かせているけど、小梅は毎日チェックしているけれど、まだツボミが開かない。でもだいぶ白い部分が広がってきたような気がする。
採らずに放置していたフキノトウはすっかり花が開いた。玄関周辺に植えつけたガザニアも少しずつ大きくなっている。
移植したクリスマスローズも放ったらかしにしているのに、いつの間にかツボミが3つほどできていた。もうすぐ、花が咲きそう。通販で見るとクリスマスローズってけっこう高価だけど、これは園芸屋さんで安かった覚えがある。クリスマスローズもいろんな色があるけれど、やはり白いのが一番きれいだなって、うちのを見て思う。

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2002.1.23(水)

きょう三代王神社にまた落ち葉を拾いに行った。大きな樹の下にある落ち葉の、なるべく下のほうから黒くてだいぶ分解しかけているような落ち葉を選ぶ。取り終えたら、心の中で樹にお礼を言っておいた。
きのう精米して新たに米ぬかが出たので、19日に八分目まで仕込んでおいた堆肥の上にまた落ち葉と鶏糞と米ぬかを積み込んで、口いっぱいにした。
畑ではホウレンソウが終わった。ちょっとさみしい。

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2002.1.22(火)

今朝、ミナミさんが開花した。
やけに早いような気がして植物日誌を見返したら、昨年は2月14日開花だった。
昨年よりも半月以上も早く花が咲いたわけだ。今年は暖かいのかな。そういえば、今冬は雪が積もるほど降っていなかったな。
受粉木の小梅のツボミはまだ開かない。小梅の場所って生け垣のカネモチくんのそばでイマイチ日当たりがよくないので、そのうち掘り上げてプランターか大鉢に移し替えようかなぁと思案中。地植えのほうが成長が良いかと思って植えたけど、ちょっと失敗な場所だった。
鉢栽培だと日当たりに合わせて移動もラクだし、花が咲いているときにミナミさんや高田さんの近くに置けばいいかも。

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2002.1.19(土)

10月に枯れ草と落ち葉と鶏糞と米ぬかで仕込んだ堆肥を開けて、切り返した。
枯れ草の部分はだいぶくずれていたが、小枝はまだかたい。全体にカラカラになっていたのでジョウロで水を足して、保存用の発泡スチロールのストック箱に入れた。あと1〜2ヶ月おいておくと完成だけど、使おうと思えば十分使える。もうフェイジョアと温州みかんに使ったけど。
その後、仕込み用の発泡スチロール箱にはまた新しく落ち葉&鶏糞&米ぬかで堆肥を仕込んだ。途中で落ち葉が足りなくなって、三代王神社にまた拾いに行ったり、米ぬかが足りなくなって、精米して作ったりして、それでも米ぬかが不足気味だったので、箱の八分目くらいで終了。4〜5月には仕上がる予定。
遅ればせながら2001年冬の作付け履歴をUPしました。
2002年春の予定も加えてあります。もうこれから南庭は果樹専用にするので、2畝(小さい畝だったけれど)減ってしまったので、これからの作付けはそのぶん頭をひねらなければならない。

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2002.1.18(金)

きのう朝、G畝の春菊を9日にビニールをかけて以来初めて収穫しようとビニールを開けたら、葉っぱが元気よく育っていて生育の違いに少々驚いた。やはり温室の威力はさすが。たった10日でこれだけ違ってくるのなら、来年は最初からビニールをかける予定ですすめようと思った。自分で育てた春菊は香りがおいしくて、スーパーで買う気がしないもの。
2〜3日前に暖かい日が続いたせいか、ミナミさんのツボミがほころび白い花びらが見えはじめた。高田さんのツボミはまだかたい。
小梅も買ったばかりなのに花芽が12個ほどついていて、こちらも少しほころびはじめた。うっすら顔を出した小梅の花びらは白というよりも、ちょっと黄緑色に見える。開花したらミナミさんとは色が違うのかしらん。
小梅は実をすごく欲しいというわけでもないから、花が咲くときに仕事が暇だったら、人工受粉でもしてみようかなぁと思う。
とはいっても、まだまだ寒い日が続く。温州みかんの敷き草があまり無かったので、落ち葉&枯れ草で仕込んだ堆肥を株元に敷いておいた。

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2002.1.15(火)

きのうに引き続き、午前中、温州みかんに『有機物を十分入れて、保水力のある土づくり』。
本によると、木のまわり2〜3箇所に穴を掘って…と書いてあったけれど、みかんの木のすぐ隣にはミナミさんがあり、梅の木は1月に有機肥料を与えると『徒長してしまう』とあったので、ミナミさんと反対側の1箇所だけにすることにした。
少し大きめに穴を掘り、先日三代王神社で拾ってきた落ち葉や畑に生えていた雑草を抜いたものや、鶏糞、米ぬかも加えて、埋めた。
我が家の温州みかんは、もううちに来て4年にもなるのに、1個も実をつけてくれない。まぁ、最初は東庭に植えて、でも日当たりや土のことを考えて南庭に植え替えたりしたものだから、無理もないのかもしれないけれど。そうそう、昨年はせっかく1果ついたのに、強風で吹き飛ばされてしまったのだった。
でも木だけはたしかに大きくなっていて今年当たりは実がなってくれないかなぁと思っているところ。
午後はブルーベリーを少し剪定した。梅はだいぶ剪定の仕方がわかってきたけれど、ブルーベリーやみかんはまだ把握できていない。本を見ても、まだわからないところが多い。枝には花芽がたくさんついているので、大きめの実が欲しいと思い、3芽残して枝の先を少し切っただけ。

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2002.1.14(月)

ついにカゴメトマトを抜いた。まだ青い実が7果ほどついていたが、たぶんもう木が寒さで死んでしまっているのだろう、赤くなりそうもないし。
地植えのフェイジョア/マグニフィカに『有機物を十分入れて、保水力のある土づくり』。
木のまわりの土を少し掘って、作りかけの生ゴミ堆肥や落ち葉を入れた。カゴメトマトが植わっていたところも土を掘り起こして肥料を施し、カゴメトマトの青い実もいっしょに埋めて、他の枝部分は敷き草にしておいた。
フェイジョア/マグニフィカのまわりにはブルーベリーなどいろんな植物があって、そんなに何箇所も掘り返せないので、幹の株元に落ち葉&鶏糞&米ぬかで仕込んでおいた堆肥を土の上にかぶせた。あわせて、有機石灰(天然貝化石肥料)をバラバラとまいておいた。
フェイジョアは昨年奇跡的?に実は成ったものの、あまりに小粒だったので、これからはもっと大きい実(タマゴ大)が採りたいと、ちゃんとまじめに肥料も与えていきたいと思って。最初に採れる実は小さめという話も聞くが(そういえば昨年初めて収穫した梅の実も小粒だったが)、そのせいなのかもしれないけれど。
畑も含めてだけど、庭の緑が減って寂しくなってきた。花粉症は恐いけれど、春が待ち遠しい。

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2002.1.9(水)

きょうはわりあい風も穏やかだったので、きのうの強風ではがれたビニール温室の支柱を片付けた。ビニール2枚のうち1枚をG畝の春菊(摘み取り栽培中だけれど、寒さでなかなか脇目が伸びてこない)にかけ、もう1枚はたたんだ。
このビニール温室があった跡地は、今春フェイジョアのセロウイアナを植え付ける予定で、片付けた後は広々した。植え付け予定地に鉢のままフェイジョアを置いてみたり、その他鉢植えのブルーベリーたちをみんな南庭に移した。
地植えのフェイジョア/マグニフィカはだいぶ枝もしっかりしてきた様子だったので、支柱にところどころ縛りつけていたビニールひもを外して、3本あるうちの支柱1本は抜いた。3月には剪定。
ブルーベリーのスパルタングローは枯れ枝を切っていたら、内部がまだ少し緑色がかっているような気のする枝もあったりして、生きていたら復活するかも…という淡い期待を込めて鉢に土を埋め込んでみた。もう庭にはフキノトウも出てきたし、春の芽吹きまであともう少し。
午後はカルフールの大きな袋を持って、ひさしぶりに三代王神社に落ち葉を拾いに行った。今作っている枯れ草堆肥ができたら、この落ち葉でまた肥料(植物たちのゴハン)をつくろうと思う。

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2002.1.8(火)

朝ふと庭を見ていたら、野鳥がミナミさんの株元にバラまいていたミカンの皮の細く切ったもの(昨夜の雨に濡れて、きっと軟らかくなっていたんだと思う)をついばんで食べていた。鳥もビタミンC補給?。ああゆうものなら、どんどん食べて糞を落としてくれれば有り難い。
その後1日中吹いていた強風でビニール温室のビニールがまた風ではがされた。もう、このまま外してしまおうと思ったけど、あまりの風の強さにビニールもたためないので、ピーマンだけ抜いておいた。風がやんだら支柱とかも片付けよう。
もう、空の鉢とか飛ばされて、庭じゅうひっちゃかめっちゃかで大変。

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2002.1.6(日)

年末年始に吹いた強風で、夏に葉が落ちながらもその後の復活を願っていたブルーベリーのスパルタングローが小さな土とともに倒されてしまった。他のブルーベリーは花芽が見えていたけど、スパルタングローはあまり見当たらなくて心配はしてたけれど、やはり枯れてしまっていたのか…。こうなったら、今年は別品種のブルーベリーたちに頑張ってもらおう。
年末は収穫していたビニール温室の中のピーマンも、なんか病気っぽくなって、もうだめそう。少し実のなっているものも石のように堅く、あまり食べたくない。立枯病かなぁ。まぁ、もうじゅうぶん収穫したから、いいかって感じだけれど、ビニールの中のニラとリーフレタスはまだ収穫できそうなので、外さずにおいている。正月休みが明けて天気がいい日にピーマンは抜いてしまおうと思っている。
ビニール温室のそばに植えてあったカゴメトマトは、とうとう枯れた。ついている実だけでも赤くならないかなぁと思っておいていたが、全部ではないものの、実の一部がもう腐りかけているものなどがあって、やはり冬の寒さは耐えられないみたいだ。
ミナミさん、高田さん、ブルーベリーたちはたくさんの花芽が見えていて、今年も収穫が期待できるかな?。フェイジョアも蜂たちの交配で、今年も実がなってほしいなぁ。


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